カテゴリ:江戸・東京
亀戸天神(天満宮)の梅は、東京スカイツリーからも良く見えることだろう・・。亀戸天神から北西1300mの位置にスカイツリーがある。その距離の半分がタワーの高さ。逆に第二展望台(高さ450mの天望回廊)からは、伏角20度で見下ろせる。
亀戸天神の創建は、江戸の明暦の大火後の1662年。今年で350年を迎える。徳川家綱が大火の被害をまのあたりして、鎮守神の社として社地を寄贈したもの。大宰府天満宮に似せて、池、回廊、太鼓橋を境内にもつ社である。 境内には、歌川豊国の碑等の石碑に混じって、松尾芭蕉の句碑もある。芭蕉百年忌に奉納されたもの。「しばらくは 花の上なる 月夜哉」と刻まれている。しばらくすると、「粋色」と「雅色」の櫓(やぐら)が花の上に輝くことになる。 天満宮本殿へは、鳥居をくぐりぬけて南北一直線のミニ参道を進めばよい。途中、池の亀や花を眺めながら二つの太鼓橋と一つの平橋を渡る。太鼓橋には、男橋と女橋とがある。湯島天神における男坂と女坂に通じる趣きがある。
写真-1 亀戸天神社の北西の空には、東京スカイツリーが輝いている。 写真-2 心字池の3つの橋(過去・現在・未来を表す)を渡ると本殿に着く。 写真-3 未来を表す女太鼓橋を飾る紅白の梅。 写真-4 歌川広重・名所江戸百景「亀戸の梅屋敷」。ゴッホが模写したという有名な構図。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012年03月20日 11時30分31秒
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