カテゴリ:海外旅景色
アメリカ西海岸のサンフランシスコ湾と太平洋とを接続するゴールデンゲート海峡(金門海峡)に架かる吊り橋。濃いオレンジ色をしているが、ゴールデンゲート・ブリッジ(略してG.G.ブリッジ)という。カリフォルニア海流の影響を受け、霧が発生する場所を考慮して、選定した色だという。 G.G.ブリッジは、大恐慌時代に建設が始まり1937年に完成した。建設費用は国や州からではなく、湾岸住民の力によった。渦巻く潮の流れ、強い風が吹く海峡の架け橋は悲願であった。市民のこの橋に対する思い入れは相当なものだ。支間長4200フィート(1280m)、主吊ケーブル径92cmの吊り橋。 サンフランシスコと言えば、先ず「霧」と「花」を連想する。1960年代の歌 「霧のサンフランシスコ」(トニー・ヘネット、ブレンダ・リー)、「花のサンフランシスコ」(S.マッケンジー、高橋真利子)が流行った。年間を通じ気温が0℃を下回ることや25℃を上回ることが希。そのため花多き町である。 日本の瀬戸大橋がG.G.ブリッジと姉妹関係を結んでいるという。ライトグレーの瀬戸大橋は1988年に開通している。G.G.ブリッジ(75才)に比べれば1/3の若さである。橋の色や海峡という点でいえば、1962年に開通した紅の若戸大橋の方が、「妹」に思えるのだが・・。 写真-1 ゴールデンゲート・ブリッジ。インターナショナル・オレンジ色が青空に映える。 写真-2 F・ワースから金門海峡とG.G.ブリッジを望む。イスタンブールの景色に似ている。 写真-3 径0.92mの吊ケーブル断面のモニュメント。 写真-4 見学広場の案内図。位置関係が良く分かった。
写真-5 展望広場にあるG.G.ブリッジの模型。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013年06月08日 15時09分06秒
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