清多夢くらぶ

2015/12/02(水)10:04

日光山内 二荒想観

散歩想観(224)

 日光だいや川公園から大谷川沿いに上流に向かうと、約6kmで二荒山神社・神橋(しんきょう)に至る。春と夏は、日光連山を観ながらのウォーキングが盛んなコースだ。団体の歩こう会を良く見かける。日光連山は、二荒山の神々が宿る信仰の山、そして修行の場所であることを思い出す。  神橋は世界遺産・日光山内の表玄関を飾る奇橋である。平成17年に平成の改修を終え、朱色が大谷川渓谷を引き締めている。橋長28mの反り橋、橋脚が石造鳥居立であり、国の重要文化財だ。神橋を渡った国道120号線は渋滞する。この道、昭和40年代まで電車(馬返駅)が走っていたという。  秋、日光の二社一寺は、多くの観光客が押し寄せる。日光東照宮内は人の渋滞であり、半数以上が外国人である。東照宮への参拝を諦めて、二荒山(ふたらさん)神社へ向かう。往路は上神道、復路は下神道を歩く。  二荒山神社の「境内」は、とてつもなく広くて高い・・。日光三山の男体山(父)、女峰山(母)、太郎山(子)は、もとより中禅寺湖やイロハ坂を含む3400ヘクタールの広さだ。日光山は二荒山である。二荒の音読みとなるニコウが日光の語源・・。 写真-1  日光山内への架け橋・二荒山神社の神橋。紅葉に少しだけ彩られていた。   写真-2  日光山内の長坂は、人通りが少ない・・。  写真-3  高さ36mの五重塔。極彩色の華麗な塔。  写真-4  二荒山神社本社境内。神門と御神木を観る。   写真-5  二荒山神社本宮へ続く上神道(上新道)を歩く。

続きを読む

このブログでよく読まれている記事

もっと見る

総合記事ランキング

もっと見る