カテゴリ:国内旅景色
道南鹿部町から富士山に良く似た羊蹄山が見える。郷土富士として、蝦夷富士と呼ばれる。駒ヶ岳から北方約95kmの彼方にあるが、美しい独立峰なので見つけやすい。アンヌ民のなかでは、「女の山(ピンネシリ)」と呼ばれた山。有史以来、噴火の記録はないが、ランクCの活火山である。 標高1898mの羊蹄山は、「後方羊蹄山(しりべしやま)」とも記載され、日本百名山のひとつ。「しりべし」は、倶知安町がある後志支庁に関係する語意。また、「羊蹄」とは、植物ギシギシの和名で、羊蹄根を乾燥させると生薬になるという。山麓にギッしりと、生えていたのだろか・・。 宿泊ホテル展望室からは、遠く離れた室蘭市と地球岬も見えた。鹿部町出木間崎(できまざき)と地球岬までの直線距離は33kmほど。松前町白神岬と竜飛岬との距離約20kmを思えば、室蘭が遠く感じる。 この時期、噴火湾を挟んで、羊蹄山やニセコ連峰、地球岬が見えるのは稀だという。得した気分になる・・。さらによく見ると、洞爺湖の山に建つザ・ウィンザーホテルらしきものが見えた。8年前洞爺湖サミットを開催した場所。この5月下旬に伊勢志摩サミットが行われる。早くに閉幕することを願う・・。 写真-1 夕食後、ホテルから見た、噴火湾と羊蹄山。 写真-2 室蘭の白鳥大橋と地球岬や後方の日高山脈も見える。 写真-3 中央の低い山(ポロモイ)に建つザ・ウィンザーホテルらしきものが・・。
写真-4 ゴルフ場の樹間から白い蝦夷富士が顔を出す。 写真-5 宿泊ホテル展望室の窓ガラスに遠望地名の案内絵がある。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|