清多夢くらぶ

2016/11/06(日)10:45

早朝のバンフ 鉄道駅の灯

海外旅景色(59)

 帰国する朝を迎えた。バンフのダウンタウン北西にある鉄道駅を早朝訪れた。宿泊ホテルから歩いて10分の距離。駅舎は山小屋風の飾り気のない建物。かつて大陸横断鉄道の拠点として、多くの人々が屯した駅である。現在は観光鉄道とバスターミナルを兼ねたバンフ観光の要衝だ。  バンフ駅には、週に数回、ロッキーマウンテニア号が停まる。夏シーズン限定の観光特別列車で、バンクーバーから2日間かけてやってくる。この列車は、世界遺産的の自然風景を観ることが目的なので、昼間走り、夜は休む。乗客はホテルで足を伸ばして眠ることができる。年寄り向きだと思う。  百輛を超す貨物列車が通過する様子を見ようと思ったが、タイミング合わず。近くの幹線道路に踏切がある。この貨物長隊に遭うと、10分間程度「開かず踏切」となり、道路は渋滞となるそうだ。貨物は石炭や穀物が大半を占めるという。石炭の一部は、西海岸の港から日本へ輸出される。    ホテルに戻って朝食をいただく。荷物をまとめてカルガリー空港へ向かう。バンフに住む日本人やカナダを旅する日本人が目立った。大陸風土と開拓精神が、人を寄せ付けるのか。自然が厳しくも美しい国だ・・。カナダ旅景色は、20回シリーズを超えた。お付き合いしてもらい有難うございました。 写真-1 早朝のバンフ鉄道駅。カスケード山は眠っている。 写真-2 踏切からバンフ駅を観る。いつの間にか駐車するバスが増えた。 写真-3 駅前には人と荷物の輪ができる。 写真-4 早朝の駅舎のなかを覗く。 写真-5 大自然を走るロッキーマウンテニア号。[ガイドブック]

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