カテゴリ:国内旅景色
養老渓谷の近くに不思議なトンネルがある。大多喜町の葛藤地区側(東口)の向山トンネルから奥へ進むと、上下ふたつの出口が見えて来る。二階建てのトンネルに入ったような気がする。上の大穴は、明かり取りなのだろか。月明かりも入るかも知れない。 向山トンネルは、小湊鉄道・養老渓谷駅から2Km、養老川へ向かうハイキングコースの途中にある。トンネル延長は115mと短い。東側・向山トンネル92m+西側・共栄トンネル23mと分けている。 かつては普通のトンネルで、西側の出口は高い位置にあった。しかし利便性をよくするために、トンネルの途中から堀下げて新たな出口をつくったものだ。その際に上の出口を埋め戻さなかったため、不思議な光景となった。都会ならば安全対策上、すぐに塞がれるはず・・。 共栄トンネルをでると養老川で、共栄橋が架かっている。川の左岸側に中瀬遊歩道が整備され、300m下ると養老渓谷の景勝地「弘文洞跡」に到る。支川の川回し用トンネルが崩れて、渓谷になったこの場所だ。秋ハイキングしたいコースである。 写真-1 大多喜町の向山トンネルを歩く。 写真-2 二階建てトンネルの詳細が見えて来た。下トンネルは支保工で保持されている。 写真-3 共栄トンネル口と共栄橋。 写真-4 養老川沿いの中瀬遊歩道。 写真-5 養老渓谷の景勝地「弘文洞跡」。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017年01月28日 16時03分47秒
コメント(0) | コメントを書く |
|