2017/02/28(火)18:07
上平井水門とハープ橋
中川と綾瀬川との合流部を近くで見ると、一風変わった光景だ。二つの川を守るように大きな水門があり、その上空にはS字状の橋が架かっている。上平井水門と葛飾ハープ橋である。見上げると妙な感覚になる。
首都高速中央環状線が綾瀬川の左岸沿いに下って来ると上平井水門にぶつかるため、S字に曲げたもの。その後、首都高は中川を渡って、荒川の背割堤を南下する。河口で首都高湾岸道路に合流する。
上平井水門は、中川と綾瀬川への高潮遡上を防ぐために造られている。径間30mのローラゲートが4門設置されている。昨年秋から耐震補強工事が行われている。浚渫をしている様子。
この辺りは、墨田区、葛飾区、江戸川区の区境である。水門の維持管理は東京都建設局。設置して50年近くが経過。大きな水門の改修工事は、コストと時間を多く要する。
写真-1 中川と綾瀬川との合流部に水門がある。
写真-2 耐震補強工事の上平井水門。
写真-3 中川から葛飾ハープ橋を見る。
写真-4 綾瀬川をまたぐ葛飾ハープ橋。
写真-5 荒川堤防からスカイツリーを望む。