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2017年05月09日
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カテゴリ:世界遺産
 熊野灘に面した有馬町に、花の窟神社がある。神々が眠る日本最古の神社とされる。熊野古道伊勢路沿いにあることから、世界遺産「紀伊山地の霊場と参拝道」の一部として登録された。

 花の窟神社には社殿が無く、巨岩(磐座いわくら)が御神体。神々の母なるイザナミノミコトが火神「カグツチノミコト」を産み、焼かれたて亡くなった後の墓所とされる。巨岩の下部に「ほと穴」と呼ばれる岩陰が御陵だという。

 この神社の例大祭は「お綱かけ神事」と云う、岩窟上45mの高さから170mの大綱を松の御神木に渡す行事。隣接する国道42号の交通を止めて行う町あげてのイベントだ。無事、綱かけを終えると、「ほと穴」前で巫女の舞が奉納されるという。

 大綱から縄で編んだ三本の幡が吊下がっている。三神を意味する「三流の幡(みながれのはた)」だという。三神とは、宇宙を基本構成する太陽、月、暗黒それぞれの神である。そして、イザナミの7人の子である「7つの自然神」は、大綱に束ねられているという。


写真-1 国道42号から見た「花の窟神社」。


写真-2 巨岩の下へ続く参道。日本最古の神社との幡が並ぶ。


写真-3 イザナミノミコトが眠る墓所。


写真-4 墓所の上空を飾る「三流(みながれ)の幡」。


写真-5 伝統行事「お綱掛け神事」の説明看板。


写真-6 御神体に奉納される巫女の舞。小学4年生が選ばれる。





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Last updated  2017年05月09日 07時00分09秒
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