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2018年05月24日
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カテゴリ:荒川・多摩川水系
​​​​​ ​多摩川河口より26km地点に、二ケ領上河原堰(にかりょうかみがわらぜき)がある。宿河原堰の上流3.3kmに位置する。二ケ領用水のために、初めて造られた多摩川の取水堰。堰の長さが415mもあり、湛水面は広い。堰から溢れる流水は、白い瀑布となっていた。​

 コンクリート造りの取水堰になったのは昭和20年。砂礫層の上に建設されたので、「浮き堰堤」とも呼ばれていた。しかし、台風による洪水で破損する。現在のような姿になったのは昭和46年である。可動堰部133m、固定堰部262m。可動部のゲートスパンが40mと大きい。シェル形ローラゲート。​

 固定堰部は、宿河原堰のように、平成24年に起伏式ゲートに改造された。コンクリート固定堰は、大量の土砂を堆積させ、流下能力を低下させるので嫌われ者。起伏式ゲートの形式は、「SR合成起伏ゲート」。鋼鉄とゴムからなり、圧縮空気を利用して、起こしたり、伏せたりする盾のようなもの・・。​​​​
​​​​​

写真-1 白い瀑布が続く二ケ領上河原堰。調布市側から起伏堰を望む。


写真-2 川崎市側からシェル形の引上げ式ゲートを見る。3門×高5m×幅40m。


写真-3 広い湛水面を創り出す上河原堰。直下流の水門は三沢川の逆流防止門。


写真-4 ハーフコーン式の魚道と白い瀑布。


写真-5 SR合成起伏式ゲートの原理。強靭な風船を内蔵。





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Last updated  2018年05月24日 06時00分03秒
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