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2018年08月12日
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​ ベネチアの大運河とジュデッカ運河の合流、その三角州にレンガ造りの低層建物と白いドームの教会が建っている。サンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会である。サン・マルコ広場近くの河岸から良く見え、その美しい姿から「​大運河の貴婦人​」と呼ばれる。​
 
​ サルーテ教会の中央クーポラ内部は、自然光を取り入れて明るい。天井や壁には、力作の大絵画が10点以上飾られている。ティツィアーノ作「聖マルコと諸聖人」やティントレット作「カンナの結婚」など。入場は無料。但し、絵画等の撮影は禁止。案内本の写真をアップする。​
 
​ かつて海運国として栄えた頃、三角洲の尖端には、「​海の税関​」があり、船荷の荷揚げ場であった。今は古いレンガ造りの建物を改修して、現代美術館「プンタ・デッラ・ドガーナ」となっている。日本の安藤忠雄氏が改装を手がけたという。​
 
​ 大流行した​ペストの終焉​を聖母マリアに感謝して造られたサルーテ教会。人口の1/3近くがペストで死亡したと言われる。これにより国力が弱まり、共和国の滅亡に繋がったとも・・。教会基礎は、大量の木杭によって支えられている。ペスト犠牲者と「気杭」が眠るラ・サルーテである。​
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写真-1 大運河とジュデッカ運河とが合流する旧サルーテ埠頭。


写真-2 「海の税関」の塔には、黄金の球体を支えるアトラス像。


写真-3 モダンアートの美術館「プンタ・デッラ・ドガーナ」。


写真-4 ジュデッカ運河とサルーテ教会。


写真-5 カナル・グランデと「大運河の貴婦人」。


写真-6 サルーテ教会の内部と絵画「カナの結婚」。





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Last updated  2019年01月12日 10時49分24秒
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