カテゴリ:ダム、堰、水門
奈良俣ダムの天端広場に、UFOのような、銀色したキノコ形の建物がある。ダム資料館と展望室を兼ねた「ヒルトップ奈良俣」だ。周辺の自然や生き物についての紹介、そして奈良俣ダムの目的・役割など説明している。 奈良俣ダムは、利根川水系楢俣川(みなかみ町)に建設された巨大なロックフィルダム。堤高158m×堤頂長520m、総貯水量9,000万m3の多目的ダム。ダム天端標高は高く、EL.890m。秘境尾瀬に近く、豪雪地なので「ヒルトップ」は、11月下旬から雪融けまで冬期閉鎖となる。 ヒルトップと言えば、ピーターラビット。絵本作家、H.B.ポター氏が晩年過ごした家。英国の湖水地方の小さな村、ニア・ソーリーのヒルトップハウスは、緑と草花に囲まれた石造りの建物だという。今も保存されている。動物やキノコのスケッチが大好き作家だった・・。 関東1都4県の水ガメのひとつの奈良俣ダム。利根川上流8ダムで、洪水と渇水対策を担っているが、奈良俣ダムは主に上水を供給する。隣にある八木沢ダムと合わせと、8つのダムの有効貯水量の43パーセントに相当する。雪融け水が貴重な水資源となる水ガメだ・・。
写真-1 キノコの笠のような展望室がある「ヒルトップ奈良俣」。 写真-2 ヒルトップ奈良俣館内の展望室とダム資料館。 写真-3 ダムの放流設備、洪水吐き吞口部。 写真-4 洪水吐きの流入部と減勢部。 写真-5 ダム湖を点検・管理する係船施設。 写真-6 みなかみダムカレー3種類とならまたダムカレー。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2018年11月22日 13時45分10秒
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