カテゴリ:散歩想観
久しぶりに訪れた下今市駅は、黒を基調とした昭和レトロ風に変身していた。2017年7月東武鉄道が、SL運転の拠点となる駅として、リニューアルした。また、旧跨線橋は、国の有形文化財として登録され、ギャラリーとして保存された。 SL大樹号を保管・整備する機関庫や転車台を見学できる広場が整備。これまで日光線と鬼怒川線との分岐駅だった存在から、多目的ステーションになる。「大樹」の出現で、地域も活性化しているようだ。但し、いつまで続くかはわからない・・。 東武鉄道の「SL復活運転プロジェクト」は、構想から4年で実現した。全国から資機材を調達・借受する試み。例えば、蒸気機関車C11-207は、JR北海道(静内)。転車台はJR西日本(長門)。客車はJR四国。補完機・ディーゼル機関車はJR東日本。 年間140日ほど運行するダイヤのSL運転。多額の費用をハード、ソフトに投資した東武鉄道。蒸気機関車を運行する人材の確保・育成も課題となるものと思われる。
写真-1 下今市駅ホームで出発を待つSL列車。 写真-2 昭和レトロ風の東武下今市駅舎。 写真-3 SL施設の転車広場と機関庫。 写真-4 往復運転を容易する転車台。 写真-5 SL展示室への通路と旧跨線橋ギャラリー。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018年12月21日 06時00分16秒
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