カテゴリ:ダム、堰、水門
新幹線・盛岡駅から東へ12kmほどの所に、簗川ダム(やながわだむ)が建設されている。岩神山を発する簗川を堰き止めて造る多目的ダムである。堤体コンクリート打設が終わりに近づいた頃訪れた。 簗川ダムは、堤高77.2m×堤頂長249m、堤体積34万m3の重力式コンクリートダム。治水と利水を併せ持つ多目的ダムである。有効貯水量1,670万トンのうち、洪水調節容量に1,170万トン、利水容量500万トンが策定されている。平成38年9月から始まったコンクリート打設は、今秋11月で終える予定。 土木工事では、人手不足・生産性向上などで、施工の自動化が多く行われている。このダム現場でもダムコンクリート打設の自動化を実施している。バッチャープラントのコンクリート供給から15t軌策式ケーブルクレーンによる運搬・打設が完全自動化。訪れ日は、夜間打設のため、自動打設を見学できなかった・・。
写真-1 コンクリート打設完了が近づいた簗川ダム。右岸側から望む。 写真-2 堤体下流側を望む。 写真-3 ダム天端付近の施工状況と上流面。 写真-4 施工機械-1 [軌策式ケーブルクレーンとコンクリート製造設備]。 写真-5 施工機械-2 [骨材貯蔵設備とバンカー線設備]。 写真-6 仮設平面図とダム完成予想図。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019年07月02日 21時18分16秒
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