カテゴリ:ダム、堰、水門
大阪府茨木市北部、安威川(あいがわ)で進んでいるロックフィルダムの工事を見学する。JR茨城駅から北7kmほどに位置している。ダム見学広場は、右岸天端付近にあり、ダム資料館なども設置してある。近隣に大門寺がある。始める訪れる人にとって、目印にもなっている。 安威川ダムは、淀川水系の支川に造る治水ダム。ダム事業は長い道のりを経てきた。やはり、平成22年に「ダム事業の検証」の要請を受けて中断。検証後、ダム事業が継続になったダム。ダム規模は、堤高76.5m×堤頂長337、堤体積222万m3。洪水調整ポケット容量は1400万m3。 訪れた日、現場ではダムの基礎づくりに欠かせない、監査廊構築と基礎処理工(グラウチング)が行われていた。左岸側では、ダムの安全弁・洪水吐きのコンクリート打設が進む。洪水吐き工の特徴として、下流シュート部中断に常用洪水吐トンネルの吐口がある。常時満水面が低いためなのか・・。 ダムが完成すると湖畔の名刹になる大門寺。真言宗仁和寺の末寺で、本尊が国の重要文化財に指定されている。秋に訪れとよい。隠れた紅葉の名所と紹介されている・・。
写真-1 ダム右岸天端見学広場から安威川ダム建設工事を見学。 写真-2 堤体上流部と堤体下流を望む。 写真-3 非常用洪水吐き工と監査廊工が工事中。 写真-4 見学広場に設置されているダム資料館。 写真-5 ダム完成予想図とダム堤体標準断面図。 写真-6 隠れた紅葉の名所とされる大門寺境内。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019年08月14日 06時00分07秒
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