カテゴリ:国内旅景色
最上川の支川・小国川左岸に、歴史を感じさせる温泉郷に宿泊する。瀬見温泉は、源義経・弁慶伝説が語り継がれ、古くから新庄市の奥座敷として賑わった。小国川に平行する国道47号沿いに、陸羽東線・「瀬見温泉駅」がある。新庄駅から4つ目の駅(約10km)、無人駅。 1187年頃、兄頼朝の追っ手を逃れて平泉を目指した義経一行。その道中、亀若丸誕生した折りに、弁慶が産湯を探し見つけた場所が当地とされる。「弁慶の投げ松」や「弁慶の硯石」などがある。 弁慶が川辺に湯煙を見つけ、愛用の長刀(なぎなた)で岩を砕いたところ、温泉が湧き出したという。その弁慶愛用の長刀が「せみ王丸」と言われ、温泉名の謂れか・・。現在も露天風呂「薬研湯」として整備維持されている。入浴するというより、湯に足を浸けてノンビリする人が多いという。 清流小国川は、アユが特産物。温泉から上流1.6kmに川の駅・ヤナ茶屋がある。ここでは、ヤナ場で獲ったアユを炭火焼きが名物。小生らは、宿泊ホテルの夕食がせまっているので、遠慮した。
写真-1 亀若大橋から温泉街を望む。 写真-2 宿泊ホテルとその川辺にある「薬研湯」。 写真-3 老舗旅館の脇に産湯モニュメント。 写真-4 義経大橋とその下を流れる小国川。 写真-5 瀬見温泉駅と陸羽東線の電車。 写真-6 瀬見温泉散策マップ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2019年11月10日 11時45分40秒
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