テ・アナウ湖で　ひと休み

2020年01月31日

カテゴリ：NZ国の旅景色

　クィーンズタウンを7時半に出発してミルフォードサウンドへ向かう。直線なら約80ｋｍだが、山脈トンネルがないので、国道6号、国道94号を反時計回り約300ｋｍの行程となる。その中間地点、テ・アナウ湖の東南端のテ・アナウ町でひと休み。この後はM.Sまでガソリンスタンドは無い。

　テ・アナウ湖は、南北65ｋｍに伸び、南島最大の面積(344ｋｍ2)、最大水深270ｍの氷河湖。日本の琵琶湖の約半分の大きさ。Te Anauとは、マオリ語で「渦巻く洞窟」に由来する名称。湖西岸にツチボタルが生息する大きな洞窟がある。

　町のビジターセンター近くの湖畔に、探検家・マッキノンの像が立っている。1888年に彼が拓いたミルフォード・トラックは、この町からミルフォードサウンドに到るルートが起源となった。人口1900人の小さな町だが、観光の街でミルフォードサウンドなどへのゲートウェイとなっている。

　北東に延びるメインストリートの湖畔口に、大きな青い鳥「タカヘ」像が設置されている。飛べないクイナの仲間で、全滅の危機に瀕している。この湖畔にタカヘの保護区があるという。