カテゴリ:花景色
江戸川沿いの菜の花の盛りが続いている。曇天・雨天・晴天を繰り返す春の天気。晴れた青空の下で観る菜の花は格別だ。流れる白雲とイエローな春を満喫できる。「菜の花や 白い雲ゆく 昼下がり」と一句を添える。 菜の花は、千葉県の県花。房総フラワーラインやマザー牧場、いすみ鉄道などに菜の花名所がある。利根川堤防にも菜の花が広がり、チャリダーの目を楽しませ、癒してくれる。それらの菜の花は、セイヨウアブラナという品種がほとんど。 菜の花から搾ったナタネ油は、江戸時代には灯火用として広く使用されていた。稲作の裏作として可能で、しぼった油粕は、良質の肥料にもなった。昭和30年に入ると、安価な外国産が輸入され、加工して食用油として国内で消費されるようになる。 油糧用菜種の一大産地は、中国雲南省。特に羅平県(らへいけん)には2万6千ヘクタールもの菜の花畑がある。カルスト地形に並ぶ菜の花畑は、雲南省の観光資源となっている。雑誌等でよく見かける。
写真-1 イエロー・ワールド。 写真-2 菜の花と流れ雲。 写真-3 黄色い堤防斜面。 写真-4 黄花と青空と白雲・・。 写真-5 土手の菜の花は、セイヨウアブラナ。 写真-6 雲南省羅平県の菜の花畑。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2020年03月20日 09時58分01秒
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