カテゴリ:散歩想観
あけぼの山農業公園へ行くと布施弁天に寄ることが多い。三方破風造りの朱色で、華麗な本堂がある。彫刻類や絵馬を鑑賞できる。また山門に当る「最勝閣」は、龍宮城の門のような2階建ての総檜造り。階下に四天王像、階上に釈迦三尊が安置している。 弁天様は龍に守られているとの伝説がある。紅龍山東海寺(布施弁天)は、利根川の南側800mの丘に建立されている。当山の北200mにも堤防が造られており、二重に護られている。すなわち利根川大洪水の際に機能する田中調節地が目前にあった。 布施弁天は、赤い龍がシンボルのようだ。拝殿の右側に赤い龍の絵馬が奉納されている。黒い雲から龍が舞い降りて、観音様を守る構図。黒い雲は大雨を暗示しているかのようだ。日本画家・八嶋龍仙の作品。聖龍院と称される。弘前ねぷたの絵師としても知られている。
写真-1 紅龍山東海寺の朱色華麗な本殿。 写真-2 山門「最勝閣」の階下にアンされている四天王像。持国天と多聞天。 写真-3 多宝塔式の鐘楼と布施観音像。 写真-4 御神木のハクモクレン。 写真-5 拝殿外陣の彫刻と赤竜絵馬(八嶋龍仙の作品)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020年04月28日 20時12分10秒
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