カテゴリ:ダム、堰、水門
江戸川32キロ地点に「六兵衛の渡し跡」がある。流山市域にあった8つの渡し場のひとつ。別名「上新宿の渡し」とも言うが、六兵衛なる人が運営していたのが名前の由来。昭和20年頃まで存続し、対岸の耕作地や水田と往き来した場所。 現在、六兵衛の渡し跡に排水機場と樋管が造られている。土地改良区が管理する「新川第二排水機場」。江戸川に面する側に水門があり、平時は開いている。洪水で江戸川の水位が上昇した場合、逆流を防ぐためにゲートを閉める。本川の水位が下がると、内水をポンプアップして江戸川に放出する。 この場所は、今上落し、新川承水路、農業用水路の3つ水路が集まっている。今川落としは、二つの水路を横断するため、余水吐き+チェーンブロックゲートなどある。平時は主に承水路の水を放流している。放水口の先端には、洗堀防止のため井桁ブロックが組まれていた。
写真-1 江戸川左岸32キロ地点の樋管(スライドゲート2基の樋門)。 写真-2 六兵衛の渡し跡木碑と新川第二排水機場。 写真-3 新川承水路と今上落し合流部にポンプ設備がある。 写真-4 3つの水路が隣接するので水門・ゲート類が多く設置。 写真-5 江戸川側の吐口部。 写真-6 左岸土手の菜の花。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2021年03月11日 20時05分19秒
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