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2021年10月22日
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カテゴリ:散歩想観
​ ​常磐線牛久駅から東へ600mの所に、お城のような建物がある。「​牛久シャトー​」と呼ばれ、牛久市のシンボル的存在。明治36年に開設した日本初の本格的ワイン醸造場。当時フランスにあった醸造場をモデルとして造ったもの。​​
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 ​レンガ等造りの建物は、旧醸造場施設3棟が「国の重要文化財」の指定を受けた(2008年)。正門から見える優雅な建物は、当時の事務所(現在本館)。本館の中央のアーチ状の入口を潜ると、緑色の屋根と赤れんがの建物(旧醗酵室)が目に入る。現在、「神谷傳兵衛記念館」として一般公開している。​

 ブドウ畑で収穫した葡萄は、トロッコに積まれて醗酵室2階でブドウ果汁に生成される。それを1階の発酵樽で1次発酵させた。甘味ワインが特徴だった。ハチミツなどを混ぜたいわゆる「蜂ブドー酒」だ。「蜂印香竄(コウザン)葡萄酒」が大流行になったという。​

 東京浅草1丁目に、創業明治13年の「神谷バー」がある。神谷ビルの1Fに神谷バー、2Fに「レストランカミヤ」、3Fに「割烹神谷」が営業している。神谷バーには、いまも「ハチブドー酒」を提供している。明治の味と雰囲気を感じことができる飲み物。​​​​
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写真-1 牛久シャトーの正門。


写真-2 牛久シャトー本館(旧事務所)。


写真-3 神谷傳兵衛記念館(発酵施設)と明治の頃(ブドウ園)。


写真-4 記念館二階の展示場。


写真-5 記念館1階発酵樽と旧貯蔵庫。


写真-6 昭和の神谷バーと当時のポスターなど。





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Last updated  2021年10月22日 06時00分05秒
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