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2021年12月13日
カテゴリ：ＲCクルーザ旅景色
宇治川が平等院付近、塔の島(宇治公園)によって分流している区間がある。塔の川と呼ばれる。流れが緩やかなので舟遊びが可能。平等院南門から徒歩6分ほどの川沿いに、京料理を提供する老舗料亭(辰巳屋)がある。懐石料理を1時間かけて観食する。 塔の川左岸沿いに、源氏物語絵巻を題材とする行燈(あんどん)が並んでいた。「宇治灯りのみち」イベントの一環で、宇治公園浮島の十三重石塔などもライトアップされていた。(期間は11月20日から12月6日) 宇治川右岸の朝霧橋のたもとに、源氏物語「宇治十帖」の古跡を示すモニュメントがある。ヒロインの浮舟(うきふね)と匂宮(いおうみや)が小船で、宇治川に漕ぎ出す情景だとされる。特に辺りが暗くなると、平安王朝の悲哀が甦る場所なのかも知れない。見上げると、月が昇っていた。[RC海号による旅行記-09]
 写真-1 塔の川沿いの「宇治灯りのみち」。源氏物語の行燈が並ぶ。  写真-2 料亭「辰巳屋」の塔の川と橘橋。  写真-3 懐石料理を観食する。  写真-4 宇治川・浮島の「十三重石塔」。  写真-5 朝霧橋と「宇治十帖」のモニュメント。  写真-6 月見の名所と知られる宇治公園。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
Last updated
2021年12月14日 11時12分43秒
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