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2022年06月06日
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カテゴリ:ふるさと樽景色
​​​​​​ ​何十年ぶりになるだろうか、小樽築港駅付近を散歩した。幼少の頃、この駅から熊薄海岸まで歩き、ウニやツブ採りを楽しんだ記憶がある。現在、大型複合商業施設、ヨットハーバー、および臨海公園が整備されている。新しい築港駅(3代目)から長い高架プロムナードが続いている。臨海公園から対岸の増毛山地が見えた。​

 かつて蒸気機関車の時代、小樽築港駅は、広大な敷地を有する機関区であった。中でも270度の大型扇形庫(せんけいこ)は、国内有数の規模だったという。明治・大正期の石炭積出基地は手宮であった。昭和に入る積出能力不足と老朽化で、南防波堤側に新しい石炭積出施設とヤードを建設した。​

 産業の基盤エネルギー源が石炭から石油そして原子力に移行する過程で、石炭産業は衰退していった。戦後、樺太・満州・台湾等から引き揚者を受け入れた小樽港。必然的に住宅需要が増大し、大量の木材を必要とした。石炭ヤードは、貯木場に代わる。木材も輸入材へ移行すると臨海付近は、木材となる丸太が浮かんでいた。​

 現在、築港駅機関区を連想する「モノ」は見当たらない。小樽市総合博物館に立ち寄ると、当時の写真を展示することもある。いまさら産業遺産となる何かがあれば・・と思う。​​​​
​​​​​​

写真-1 小樽築港の海辺風景。


写真-2 築港臨海公園と海岸プロムナード。


写真-3 南防波堤と対岸の増毛山地を望む。


写真-4 臨海の複合商業施設。


写真-5 港アリーナ―と旧裕次郎館。


写真-6 昭和初期の築港機関区・大扇形庫と若竹貯木場。





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Last updated  2022年06月06日 06時00分10秒
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