清多夢くらぶ

2022/06/17(金)06:00

日の出ずる 弁天崎

いわて三陸の旅(23)

 ​北山崎断崖を構成する弁天崎を望むホテル、羅賀荘(らがそう)に宿泊する。食べきれないほどの夕食、そして展望風呂を浸かった後、早々に就寝する。翌朝、弁天崎付近から昇る朝日を観るために・・。食事の折り、当ホテルの売りは、「星降り、日の出する宿」だと女将さんが言っていた。​​​​  4階の小生らの部屋からも弁天崎と太平洋を見渡せる。朝4時過ぎからガサゴソするため、日の出直前にはホテル前の海岸に出る。二つの岩の間から昇る日の出がベストであるが、訪れた日は、岬側の陸中弁天埼灯台辺りから昇って来た。灯台へは県道44号脇の駐車場から海側へ200mにあるという。​  ホテル羅賀荘は、東日本大震災時、3階部分まで津波が襲ったという。しかし1年8カ月後の2012年11月には、ホテルを再開する。海抜5mほどに建つ建物は、将来また被害を受けるかもしれない。移転することなく、「潮騒の宿」にこだわって営業して行くようだ。建物そのものは、シンプルな構造で、丈夫にできていると思った。​​​​​​​​ 写真-1 北山崎断崖を構成する弁天崎の日の出。 写真-2 ホテルの部屋から日の出前の弁天崎を望む。 写真-3 ホテル前の海岸から朝日を観る。 写真-4 朝照の海と弁天崎。 写真-5 ホテル脇の断崖と津波の爪痕(3階部分)。 写真-6 ホテル羅賀荘の食事と展望風呂そして星降る夜。

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