カテゴリ:いわて三陸の旅
田野畑・ホテル羅賀荘の前浜に、小さな漁港がある。防波堤の前面に、無数の波消しブロックが積まれている。防波堤の内側には、手摺が設置されおり、先端展望台まで散歩できる。防波提からは、潮風を感じながら弁天崎やひらなめ海岸、およびイシ浜を見渡すことができる。 白亜紀の化石産地として知られる「ひらなめ海岸」。羅賀集落から明戸にかけて崖下に広がる海岸だ。白亜紀の海底が隆起し、約30度太平洋側に傾いている。県道44号から覗くと、荒波に削れて「鬼の洗濯岩」のように見える。三陸ジオパークのひとつである。 ホテル前に幕府軍艦高雄号に関する「歴史散歩パネル」が設置してある。防波提先端方向、弁天崎の手前に位置するのが「石浜」。政府軍の新鋭艦に追われて、この崎で座礁したという。2本マストの高雄は、秋田藩が米国から購入した蒸気船。艦長41m×大砲5門を装備していたとされる。
写真-1 羅賀荘から弁天崎を望む。 写真-2 羅賀漁港と防波堤。 写真-3 傾斜する白亜紀の堆積岩。 写真-4 平滑(ひらなめ)海岸と防波堤先端が向い合う。 写真-5 幕府軍艦「高雄」沈没の解説パネル。 写真-6 石浜方面と古戦場説明パネル。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022年06月26日 17時14分39秒
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