清多夢くらぶ

2022/08/14(日)06:00

コロナ夏 群青の冨士

富士見吾景(163)

​​ 風の強い日、江戸川土手を歩いて富士山を眺める。乾いた南風のおかげで、群青色の富士が聳えていた。関東地方に猛暑をもたらしている強い高気圧の仕業だろうか。 夏に土手から富士山が見えるのは稀。夏特有の湿気と湧き上がる雲で、遠くの山々は灰色に埋もれて見えないのだが​・・。​ ​​  ​2022年日本の夏休みは、夏の暑さとコロナ感染拡大の「コロナ夏」となった。8月10日から8月21日期間、成田空港から出国する人は約20万人だという。昨年の4.5倍の人出。また、お盆や故郷や行楽地で過ごすための帰省ラッシュが11日になった。​  政府・厚労省は、コロナ感染第7波への備えを怠ったようだ。参議院選挙やウクライナのことなどあり、対策が不十分(ワクチン接種遅れ、検査キット不足、大規模イベント人数制限など)の状態で、夏休みを迎えてしまった。医療機関に夏休みはない。日本列島は、「戦争と平和」が混在している。つまり、「医療緊急事態+行楽地の混雑」。やや異常な夏休み風景だ・・。​​​​ 写真-1 コロナ夏の群青色の冨士。 写真-2 遠望の富士山と夏雲。 写真-3 色づいた稲穂と富士山。 写真-4 丹沢山地と富士山。 写真-5 夏空の広がりと筑波山。 写真-6 筑波山と江戸川河川敷。​

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