カテゴリ:西日本桜クルーズ
姫路城の大天守は、高さ31.5mの大天守と14.8mの天守台からなる。さらに小高い丘「姫山」の上に造られている。遠くからでもその姿は、堂々としている。大天守と3つの小天守からなる連立式天守閣は、天守の屋根が幾重にも重なり、眺める角度によって異なる表情を見せる。八方正面と呼ばれる。
大天守には、菱の門を潜り、将軍坂を上りって「水の門」から入場する。外観的には5層に見えるが、6階建てになっている。1階、2階は、武者溜りといって大広間があり、防戦用の武具や仕掛を観て歩く。3階には天守を支える直径95cmに及ぶ「心柱」を見ることができる。 天守閣の内部は、通路が入り組み階段が急で狭い。攻め込むには容易ではない。窓際にはいたるところ、石落としや矢狭間が設置されている。壁には武具掛けがずらり並ぶ。鉄砲も掛けてある。大天守の外観は、勇壮華麗であるが、内部は武骨な佇まいだ。最上階には、刑部神社があり、姫路城の守護神が祀られていた。[西日本桜クルーズ-29] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024年06月12日 10時34分06秒
コメント(0) | コメントを書く
[西日本桜クルーズ] カテゴリの最新記事
|
|