カテゴリ:北東北早春の旅
弘前城天守を冠雪の岩木山と蕾桜を入れて撮影した後、高さ14.4m、三階櫓と呼ばれる天守の中を見学する。急勾配の階段を亀のようにゆっくり昇降した。3階の展望室の物見窓から、あらためて津軽平野と岩木山を望む。[撮り溜めた写真から]
弘前城は、二代藩主津軽信牧の時期、慶応16年(1611年)に完成する。当時の天守は、五層の造りで大規模だったとされる。しかし16年後、落雷により焼失する。幕府の諸法度により再建出来ずにいたが、1810年蝦夷地の警備のため天守築造が許された。本丸の辰巳櫓を解体して天守(御三階櫓)とした。 天守は、石垣の大改修のため、平成27年9月(2015年)曳家工法により移動させた。総重量400tの天守ごと70m遷(うつ)すので、「動く城」と呼ばれた。レール上を4台のジャッキで横押しする。1ストローク25cm。人力で引っ張るイベントがあったようだ。「ウルトラマン」も参加したらしい・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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