NCLスピリット 船上ラン
大型クルーズ船では、軽いランニングをすることが可能だ。人の少ない早朝に船上ランを楽しんだ。事前に分かっていたので、ラン装備一式を船に持ち込み、1日5kmを目標とした。地中海クルージングをする人の多くは、太陽を浴び、読書や音楽を聴きノンビリ過ごすのが定番のようだが・・。 乗船したクルーズ船は、ノルウェージャン・スピリット号(略して、NCLスピリット)。船体規模は75,300トン級、長さ268m×幅32mである。乗客定員2,018人+乗組員949人=合計2,967人。NCLスピリットの前身は「スーパースターレオ」で、2004年に米国のNCLに移籍した船。25歳塾年の客船である。 ジョギングする場所は、最上階13階デッキにあり、1周275mのトラック、「星光大道」ともいう。また、ウォーキング用として7階デッキにプロムナードが整備されている。1周560mの木道、「海上長廊」ともいう。この他にもゴルフ練習ゲージ、球技用ゲージ、室内フィトネスなど運動施設が設置されている。 先日、珍島沖で沈没した韓国船「セウォル号」は、NCLスピリット1/10の大きさで、数年前まで日本で就航していた船だ。改造(300トン増加)して、より多くの人・モノを運ぶようにしたらしい。日頃の訓練の重要性を再認識させられる事故だ。NCLスピリットでは、乗船・出向前に避難訓練があった。治いて乱を忘れずに・・。 写真-1 75,300トン級のノルウェージャン・スピリット号。マデイラ島フンシャル港にて。 写真-2 13階デッキの1周275mのジョギング・トラック、「星光大道」と表記。 写真-3 7階デッキの1周560mプロムナード。「海上長廊」と表記。 写真-4 下船の風景。カサブランカ港にて。 写真-5 船首12階の操舵室。入港時以外は一般に公開されている。