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清多夢くらぶ

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ダム、堰、水門

2019年08月14日
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カテゴリ:ダム、堰、水門
​​​​​​​​ 大阪府茨木市北部、安威川(あいがわ)で進んでいるロックフィルダムの工事を見学する。JR茨城駅から北7kmほどに位置している。ダム見学広場は、右岸天端付近にあり、ダム資料館なども設置してある。近隣に大門寺がある。始める訪れる人にとって、目印にもなっている。​

 安威川ダムは、淀川水系の支川に造る治水ダム。ダム事業は長い道のりを経てきた。やはり、平成22年に「ダム事業の検証」の要請を受けて中断。検証後、ダム事業が継続になったダム。ダム規模は、堤高76.5m×堤頂長337、堤体積222万m3。洪水調整ポケット容量は1400万m3。​

 訪れた日、現場ではダムの基礎づくりに欠かせない、監査廊構築と基礎処理工(グラウチング)が行われていた。左岸側では、ダムの安全弁・洪水吐きのコンクリート打設が進む。洪水吐き工の特徴として、下流シュート部中断に常用洪水吐トンネルの吐口がある。常時満水面が低いためなのか・・。​

 ダムが完成すると湖畔の名刹になる大門寺。真言宗仁和寺の末寺で、本尊が国の重要文化財に指定されている。秋に訪れとよい。隠れた紅葉の名所と紹介されている・・。​​​​​
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写真-1 ダム右岸天端見学広場から安威川ダム建設工事を見学。


写真-2 堤体上流部と堤体下流を望む。


写真-3 非常用洪水吐き工と監査廊工が工事中。


写真-4 見学広場に設置されているダム資料館。


写真-5 ダム完成予想図とダム堤体標準断面図。


写真-6 隠れた紅葉の名所とされる大門寺境内。






Last updated  2019年08月14日 06時00分07秒
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2019年08月11日
カテゴリ:ダム、堰、水門
​​​​​​​​ 三重県の内陸、「伊賀の里」で建設している川上ダムを見学した。近鉄大阪線・伊賀神戸駅から南東約3.5km、前深瀬川(まえふかせがわ)をせき止める重力式コンクリートダム。右岸ダム天端にダム工事を見学する施設「WELCE観眺台(みてチョー台)」がある。一般開放は8時30から16時30分まで。​

 川上ダムの事業者は水資源機構。洪水調節、水道水の新規確保を目的としている。ダム規模は、堤高84m、堤頂長334m、堤体積44万m3、有効貯水量3100万トン。訪れた日、大型タワークレーンの据付が完了し、河床部の仕上げ掘削が作業中。間もなくコンクリート打設が始まる。​

 平成5年に建設大臣の許可がおりていたが、政権交代もあり「ダム事業検証」の対象になった川上ダム。約5年間の検証作業を経て、ダム規模の縮小等の変更があって工事再開となった。昨年2018年9月に本体工事の起工式。2022年完成に向けて、工事は進む・・。

 前深瀬川は、木津川上流部の最大支流で、多様な生物が生息する自然豊かな川。国の自然天然物のオオサンショウウオがいる川として知られている。ダム建設の影響は免れない。保全対策事業として、ダム湖上流への移転等が、併行して実施されているという。​​​​​​
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写真-1 ダム右岸天端見学台から川上ダム本体工事を見学。


写真-2 左岸天端付近と堤体河床部仕上げ掘削状況を観る。


写真-3 堤体河床上流部における施工設備の据え付け状況。


​​写真-4 WELCE観眺台(みてチョー台)」。ELCM打設に関係する。​​


写真-5 骨材貯蔵設備とダムカード。






Last updated  2019年08月11日 07時57分12秒
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2019年07月02日
カテゴリ:ダム、堰、水門
​​​​​​ 新幹線・盛岡駅から東へ12kmほどの所に、​簗川ダム​(やながわだむ)が建設されている。岩神山を発する簗川を堰き止めて造る多目的ダムである。堤体コンクリート打設が終わりに近づいた頃訪れた。​

 簗川ダムは、堤高77.2m×堤頂長249m、堤体積34万m3の重力式コンクリートダム。治水と利水を併せ持つ多目的ダムである。有効貯水量1,670万トンのうち、洪水調節容量に1,170万トン、利水容量500万トンが策定されている。平成38年9月から始まったコンクリート打設は、今秋11月で終える予定。​

 土木工事では、人手不足・生産性向上などで、施工の自動化が多く行われている。このダム現場でもダムコンクリート打設の自動化を実施している。バッチャープラントのコンクリート供給から15t軌策式ケーブルクレーンによる運搬・打設が完全自動化。訪れ日は、夜間打設のため、自動打設を見学できなかった・・。​​​​
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写真-1 コンクリート打設完了が近づいた簗川ダム。右岸側から望む。


写真-2 堤体下流側を望む。


写真-3 ダム天端付近の施工状況と上流面。


写真-4 施工機械-1 [軌策式ケーブルクレーンとコンクリート製造設備]。


写真-5 施工機械-2 [骨材貯蔵設備とバンカー線設備]。


写真-6 仮設平面図とダム完成予想図。






Last updated  2019年07月02日 21時18分16秒
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2019年06月24日
カテゴリ:ダム、堰、水門
​​​​ ​八ツ場ダムに水が貯まる時期が近づいてきた。堤体​コンクリート打設完了式​(6/12)を終えたばかりのダム現場を見学した。上空に架設したケーブルクレーンや左岸天端に設置してあったコンクリート製造設備などは、姿を消していた。​

 訪れた日、ダム天端付近では放流ゲート設置工事、堤体下流で水力発電所建設工事が急ピッチで進めていた。ダム管理所も概成しており、いよいよ湛水が近いことが知れる。新聞でも今年秋に湛水か・・と報道した。​

 計画から70年(古希)となる。ようやく事業が終わりそうだ。ダム建設反対、吾妻川の酸性水対策、政権交代による工事中止など、紆余曲折の果てに辿りついた多目的ダム・・。来年の秋には、紅葉が映える湖面が出現していることだろう・・。​​​
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写真-1 コンクリート打設完了式を終えた八ツ場ダムの堤体を八ツ場大橋から望む。


写真-2 左岸および右岸からダム堤体を望む。


写真-3 ダム上流面側。選択取水設備と常用洪水吐の3つの吞口。


写真-4 ダム下流面と天端でのゲート設置工事。


写真-5 ダム下流部では発電所建設工事が急ピッチ。






Last updated  2019年06月24日 06時00分12秒
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2018年11月22日
カテゴリ:ダム、堰、水門
​​​​​​​​ 奈良俣ダムの天端広場に、UFOのような、銀色したキノコ形の建物がある。ダム資料館と展望室を兼ねた「ヒルトップ奈良俣」だ。周辺の自然や生き物についての紹介、そして奈良俣ダムの目的・役割など説明している。​

 奈良俣ダムは、利根川水系楢俣川(みなかみ町)に建設された巨大なロックフィルダム。堤高158m×堤頂長520m、総貯水量9,000万m3の多目的ダム。ダム天端標高は高く、EL.890m。秘境尾瀬に近く、豪雪地なので「ヒルトップ」は、11月下旬から雪融けまで冬期閉鎖となる。​

 ヒルトップと言えば、ピーターラビット。絵本作家、H.B.ポター氏が晩年過ごした家。英国の湖水地方の小さな村、ニア・ソーリーのヒルトップハウスは、緑と草花に囲まれた石造りの建物だという。今も保存されている。動物やキノコのスケッチが大好き作家だった・・。​

 関東1都4県の水ガメのひとつの奈良俣ダム。利根川上流8ダムで、洪水と渇水対策を担っているが、奈良俣ダムは主に上水を供給する。隣にある八木沢ダムと合わせと、8つのダムの有効貯水量の43パーセントに相当する。雪融け水が貴重な水資源となる水ガメだ・・。​​​​​

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写真-1 キノコの笠のような展望室がある「ヒルトップ奈良俣」。


写真-2 ヒルトップ奈良俣館内の展望室とダム資料館。


写真-3 ダムの放流設備、洪水吐き吞口部。


写真-4 洪水吐きの流入部と減勢部。


写真-5 ダム湖を点検・管理する係船施設。


​写真-6 みなかみダムカレー3種類とならまたダムカレー。​






Last updated  2018年11月22日 13時45分10秒
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2018年11月18日
カテゴリ:ダム、堰、水門
​​​​​ ​尾瀬(鳩待峠)に最も近いダム湖「ならまた湖」。四境(群馬・新潟・福島・栃木)に囲まれた湖だ。その湖の山肌は、紅葉で染め上げられていた。ダム天端から至仏山が見える。到着時は雨が降っていたが、帰り際雨は上がり、虹が架った・・。​

 ならまた湖は、赤倉山、至仏山から流れ出る「楢俣川」を、奈良俣ダムで堰き止めた人造湖。ダムの完成から27年が過ぎた。ダム建設工事により改変した自然環境も少しずつ回復しているように見える。土と岩からなるロックフィルダムは、自然に溶け込んでいる。​

 ダム水源環境整備センターが認定する「ダム湖百選」のひとつにならまた湖は、選定されている。利根川水系8ダムでは、奥利根湖(八木沢ダム)をはじめ5つのダム湖が認定されている。ダム天端左岸広場に売店・軽食コーナーがある。ここで、「奈良俣ダムカード」を頂いた。​​​​
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写真-1 奈良俣ダム堤体天端より尾瀬方面を望む。


写真-2 雨上がりに虹がダム湖に架かる。


写真-3 ダム湖百選に認定されている「ならまた湖」。


写真-4 左岸から堤体天端道路と紅葉を観る。


写真-5 法面保護工(リップラップ)と紅葉。


写真-6 奈良俣ダムのダムカード。






Last updated  2018年11月18日 10時41分58秒
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2018年11月15日
カテゴリ:ダム、堰、水門
​ ​​中越地方の紅葉の名所のひとつ、「​しゃくなげ湖​」に寄る。この湖は、三国川ダム(さぐりダム)の貯水池。雨に降られ、ダム情報館で雨宿りして、「ダムカード」を頂く。紅葉は見頃だった。雨に濡れた紅葉とダムを眺めた。​
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 三国川ダムは、八海山南麓に位置する。JR上越線・六日町駅が西へ約12kmにある。信濃川水系魚野川の支川・三国川に建設されたロックフィルダム。治水と利水の両方に対応する多目的ダムだ。ダムの諸元は、堤高119m×堤頂長420m、総貯水量2,750万m3。​​

 三国川ダムは「開かれたダム」として、情報館と監査廊とを一般開放している。ダム天端も自由に歩くことができる。トイレも近くある。ダム堤体内部を観る監査廊・施設見学会は、事前予約が必要だ。エレベータに乗るので、一度の見学人数は14名となる。バスツアーの観光客は多すぎる・・。​​
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写真-1 三国川ダムの天端道路。


写真-2 「しゃくなげ湖」と雨に濡れる紅葉の山肌。


写真-3  ロック材で保護された堤体下流面。


写真-4 洪水吐きの流入部と導流部。


写真-5 ダムカードとライトアップされた堤体。






Last updated  2018年11月15日 11時49分23秒
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2017年12月06日
カテゴリ:ダム、堰、水門
​​​​​​​​ 利根川の支流、吾妻川に建設中の八ッ場ダムは、連日現場見学会で賑わっている。旅行会社と観光温泉地とが連携をして、インフラ観光ツアーを企画しているためだ。「やんばツアーズ」と呼ばれている。紅葉を終えた吾妻渓谷に立ち寄った。​

 今年の三月に定礎式を終えた八ッ場ダム。現在、堤体コクリート打設の最盛期。打設量100万m3のうち約半分を打設したところ。高速打設「いだてん」により施工をしている。アンコとなるコンクリートは、貧配合でブルドーザと振動ローラで締固めている。​

 高さ116mの重力式ダムなので、下部打設時期は堤体の立ち上がり遅い。しかし重心位置を過ぎる頃から、立ち上がりが急に早くなる。あと半年もするとダムらしくなるものと思われる。​

 平成4年に地元とのダム建設に係る基本協定が交され、25年が過ぎた。これほどの長期大型プロジェクトはそうはない。事業費も当初の2100億円から2.5倍に膨らむと言う。道路・鉄道の付替、移転地整備は終えている。完成予定の平成31年はもうすぐだ・・。​​​​​
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写真-1 堤体コンクリート打設の最盛期を迎えた八ッ場ダム。


写真-2 右岸展望台から工事の様子を見学する。


写真-3 RCDコンクリートの施工風景。


写真-4 ダム下流側の工事状況。


写真-5 ダム内部には通路その他の空間が造られる。






Last updated  2017年12月06日 12時00分14秒
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2016年11月11日
カテゴリ:ダム、堰、水門
 吾妻渓谷の上流で、ダム堤体のコンクリート打設が夜通し行われていた。この時期、八ッ場ダムの周辺も紅葉景色を楽しめる。ダムサイトの直上流に架かる八ッ場大橋、および左岸ダム天端近くに造られた「見放台」からは、ダム建設状況を観る事ができる。

 八ッ場ダムは、堤高116m、堤頂長291mの重力式コンクリートダム。渇水に備える9千万トンの貯水量と洪水を調節する6.5千万トンのポケット容量を有する多目的ダムである。日本の長期化するダム建設の中で、類をみない代表例となったダムである。

 カスリーン台風で被災した5年後(1952年)には、ダムの計画が発表された。その後、ダム建設反対運動、水質(強酸性)対策、環境保全などの問題を巡って、事業は停滞する。2009年には政争の対象にもなり、「ダム建設中止」、その後「ダム建設再開」と方針が二転三転する。

 「やんば」とは、川の流れが急で、「谷場(やば)」が転じたとも謂われる。ダム底部は、体積が大きいのでなかなか堤体が立ち上がって来ない。しかし、あと1年経つと輪郭が現れる。あと3、4年後には、面積約3km2の湖面が出現する。紅葉と山並が美しい景観になるのでないか・・。


写真-1 堤体のコンクリート打設を開始している八ッ場ダム。


写真-2 雲の下にケーブルクレーンが張られ、コンクリートを空中運搬。


写真-3 工事が終わると展望台になりそうな右岸鉄塔箇所。


写真-4 コンクリートが運搬する様子を近くで観る。


写真-5 左岸ダム天端に近い見放台とお立台。






Last updated  2016年11月11日 06時05分08秒
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2016年06月12日
カテゴリ:ダム、堰、水門

 ハートの形をした渡良瀬貯水池、別名「谷中湖(やなかこ)」。利根川上流8ダムの一つ数えられ、貯水量は2640万m3。ハート湖の南端に排水機場と水門(第一排水門)が設備されている。水門脇から伸びる越流堤から洪水を第1調整池に取り入れ、排水機場から排水するしくみだ。

 渡良瀬遊水地を構成する3つの調整池の中で、最大の容量を有する1調整池。その調整池の心臓部が谷中湖である。水の出し入れをつかさどる水門は、もうチット「おしゃれ感覚」の色彩を望みたい。谷中湖のハートを意識させるものとして・・。

 首都の水不足が懸念され始めた。梅雨の降り方によっては、水不足が現実となる。一部で取水制限が始まったようだ。610日現在、8ダムの平均貯水率は43パーセント。平年の半分しか溜まっていないらしい。利根川上流にまとまった雨がほしい梅雨である。

 谷中湖は、8ダムの利水容量の5.7パーセントしかない。最下流に位置しているため貴重な水カメである。しかし水質に難点がある。カビ臭いとされる。ここ数年、水質改善に取り組んでいる。「ヨシ原浄化施設」、「干し上げ」、「人口浮島」などである。長い目で効果を見守りたい・・。

1.渡良瀬貯水池水門.JPG

写真-1  貯水池側から第一排水門と越流堤を望む。

2.第1排水門を下流から.JPG 

 写真-2  高さ10×12.2m×3門を有する第1排水門を下流側から観る。

3.越流堤.JPG

 写真-3  渡良瀬川に平行して越流堤防が建設。表面はアスファルト舗装。

4.水門の上流.JPG 

りたつう士。

 写真-4  排水門の上流風景。左側が矢田部川。谷中湖側に排水機場が設置されている。

5.広大ナアシ原.JPG

写真-5  広大なヨシ原が広がる渡良瀬遊水地。ミドリの草原。 







Last updated  2016年06月12日 10時22分52秒
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