北大 ポプラ並木
かつて北大のポプラ並木といえば、理学部裏手から第1農場へ続く約300mの並木だった。明治時代から北大キャンパスを見守って来たポプラ。老木ゆえに、台風に悩まされてきた。特に平成16年(2004年)の台風で大きな被害が出る。51本中17本が伐採された。現在、修景され約80mが開放されている。[撮り溜めた写真から] 北大ポプラ並木の老朽化したため、2000年に新しいポプラ並木を植樹する。この平成ポプラ並木は、東西方向に、並木の向こうに手稲山を望むように配置されている。約70本×延長300mのポンプ並木が成長中・・。近くに行くと、牛や羊が草を食む姿を見ることができる。牛さんは、人目を気にせずに、若葉の刈取りに専念。 明治ポプラ並木に隣接して「花木園」がある。昔、北大キャンパスではクロユリが各所で見られたが、その姿が消えた。2005年頃黒百合会の学生とOBとで、花木園にクロユリの球根(浜頓別産)を植えた。その後保全と観察を続けている。地球温暖化の影響もあり、生育環境は年々厳しくなっているという。写真1 北大キャンパスの新旧ポプラ並木。写真2 北大のポプラ並木(34本)。写真3 ポフラ並木と第1農場。写真4 平成ポプラ並木と朝食中の牛。写真5 花木園の黒百合(2022年撮影)。写真6 キャンパス内幹線通りとイチョウ並木通り。