津軽鉄道 走れメロス
津軽鉄道の「走れメロス」号に乗車した。作家太宰治の縁の芦野公園の無人駅から津軽五所川原駅までの約25分間。桜まつりの時期、芦野公園駅付近は、桜トンネルができる。その中をメロス号が走るので、撮り鉄,乗り鉄で賑わう。走れメロス、太宰治の短編小説。羊飼いの青年の友情が、暴君を改心させる物語。[撮り溜めた写真から] 芦野公園駅は、大人の休日倶楽部の写真1枚から全国に知られることになった。小さな駅舎の中に、吉永小百合さんがホームで桜を観ながら佇む写真が飾ってある。相撲の尊富士の実家が金木町なので、化粧まわしに、芦野公園駅の桜と走れメロス号がデザインされている。この駅は、副駅名称を「月虹/見た方々に幸せを」と命名されている。ネーミングライツパートナー制度で採用されたものだ。鉄道経営の資金調達の一つとなっている。 津軽鉄道は、津軽五所川原駅と津軽中里駅を巡る20.7km(12駅)のローカル線。嘉瀬駅の脇に、廃車となったイラスト列車が置かれている。SMAPの香取慎吾氏が手がけたものだという。冬季には石炭焚きの「ストーブ列車」が走る。その際、日本酒とスルメの車内販売があるらしい・・。写真1 芦野公園駅ホームの蕾と満開時と対比。写真2 ポスターパネルの構図。写真3 副駅名称が「月虹/見た方々に幸せを」。写真4 嘉瀬駅横に置かれている「慎吾イラスト無列車」。写真5 尊富士の化粧まわしと芦野公園駅風景。写真6 車窓の岩手山と走れメロス号。