九之坪自然と文化のまちづくりの会

母になった女性の生き方は、大きく変わる。

社会とつながるには、コミュニケーション能力が必須。

コミュニケーションのとり方には長年、培ってしまった癖があって、

それは、幼い頃の親子関係に起因していたりすることもあるけれど、

大人になれば、人的物的環境を自分で選択する自由がある。

何でも、自分以外のもののせいにするのは、その場をやり過ごすだけで、

何も解決しないし、実は自分も楽にはならない。

人はもっと、力強い存在だとおもう。

自分の力で、変わっていける。

他人からどう見えるかとはとは別に、自分自身が抱えている、

生きにくさみたいなものは、多かれ少なかれ、誰もが持っているものだとおもう。

大人同士のサラッとした付き合いでは表面化しない

自分のもつコミュニケーションスキルの偏りや限界を、

これでもかというくらい見せ付けられ、揺さぶられる子どもとの濃密な関係。

子どもとの暮らしは、それを真摯に受け止め、ひとつひとつ丁寧に対処していくしかない

終わりの無い作業だ。

こどもの養育環境の決定権は親が握っている。

だから、あきらめずにいつも意識して、周囲との関係を結んでいきたいとおもう。