雄策の身辺雑記

2007/11/19(月)23:55

ブルトレまた廃止

テツネタ(135)

昨日の朝日新聞朝刊トップにブルトレ廃止の記事が出ていました。 来年3月のダイヤ改正で東海道の「急行銀河」と山陽筋の「あかつき・なは」が廃止になるそうです。また北斗星も1往復減便するとか(北斗星、カシオペア各1往復に)・・・・・ 更に'09には東京発着の九州特急「はやぶさ・富士」も廃止の方向とか言ってます。雄策は湘南地方在住でおかーさんの田舎が佐賀の唐津なのでブルトレといえば九州特急なので寂しい限りです こうやって見るとJR3社以上にまたがる列車が集中的に廃止されているようですね。 確かに各社間の調整や新幹線・航空機へのシフトもあって走らせれば走らせるほど赤字にはなるのでしょうが(6月に乗ったあかつきなど悲しくなるほど空いていましたしね。因みにB個室車両は私たちの組以外は誰も乗ってませんでしたけど・・・・)、夜行列車といえばその語感からもJRのフラッグシップトレインになりえると思うのですよね。 例えば先年廃止になった「下関あさかぜ」などはサンライズEXP.にすれば東京圏-広島なら十分航空機にも対抗出来そうな気もするんですよね。ただ山陽筋だと東海道新幹線に乗ってもらいたいJR東海がいい顔をしないかもしれないですが。 銀河もいつまでも開放寝台車だけで組成しないで電車化して両端での停車駅を増やし寝台、個室、高速バス並みのハイグレード座席などを挿入すれば現在でも新規路線の参入している関東-京都・大阪の高速バスなどを見れば(ダイヤの正確さなどからも)列車にシフトしてくれると思うんです。更に早朝に着いてしまう上り列車も貨物線と湘南新宿ラインを活用すれば8時台の到着も可能になると思います。 また九州特急だってカシオペア並みの列車(観光客の多い長崎に向かって)を走らせればそれなりの利用客もあると思うんですよね。九州特急だと4社での調整になるうえ通過されるだけの東海さん等は難色を示すとも思うのですが、サンライズで実績のあるように車両設計で参画し、JR東海色を大いに出せばそれなりのメリットもあると思うのですがね。どうせカシオペアのようなフラッグシップトレインは儲けなど期待できないのですから。 せっかく「旅の手帖」で夜行列車特集をやったのですからJR各社もがんばって新車あるいはサンライズ・カシオペアタイプの車両を作って現実的な区間に走らせて欲しいものです。JR20周年企画ではあれほど魅力的な列車を走らせたグループなのですからやってできないこともないでしょう。 最近、内田百間先生の「阿房列車」シリーズ(古きよき時代の鉄道旅行記です)を再々再読(もっと読んでるかも!?)したばかりなので、思考がついつい回顧的になってしまいました(^^;)。

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