お魚大好き教師のひとり言

2009/10/03(土)06:35

“やんば館”へ・・・

家族(313)

“やんば館”へ・・・  吾妻川流域訪問第八弾です  “不動の滝”のある場所から“やんば館”までは、とても近かったです。  でも、その間に印象に残るものをいくつか見てしまいました。 廃屋です 家の土台ですね  地元が国に負けてダム建設に『OK』を出してからは、かなりの人が諦めて既に転居を済ましてしまっているのです。  つまり、町は転居済と居住中の2つに大きく分かれているのです。  “川原畑地区”に至っては、既に8割が転居済だそうです。  「ダム建設中止」で、「今更・・」と怒るのも無理ない話ですよね。  更に、自然と調和しない奇異な物を見ました。  テレビや新聞で、散々見せられていた国道145号線付替の建設中橋脚です。  別に遠くからでも見えていたのですが、下を通るとその高さには改めて驚かされますね  ダム本体は殆ど手付かずですが、それ以外はかなり工事が進んでしまっているのが事実なのです。  この橋脚の下を通り、吾妻川を渡るとすぐに“やんば館”に着きました。  これは、「八ツ場ダム推進」のための施設です。  ダム建設がいかに必要で大切なものであるかをアピールするための施設です。  ここで、見たビデオや館員の説明だけなら、ダムが素晴らしい物に聞こえてきそうですね。  でも、自然環境や生態系維持の観点から言えば、百害あって一利なしであることは明白です  今までダムのせいで、数知れない河川の自然と生態系が壊されてきているのです。  世界的にダム建設がストップしている状況で、“推進”と聞くだけで情けない気がしますね。

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