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カテゴリ:ミュージカルを見た
気になっていたから打ち合わせ後に公式を見たら、ユミコちゃんの退団が出てた。
やっぱりショック。 この後、人に会う予定を入れててよかった。 で、日生劇場。 これまた超有名映画の舞台版。 全編歌で展開するので驚いて、幕内にERINAちゃん・りんりんさんに聞くと、映画もそうらしい。初めて知った! なんかねー、「情熱のバルセロナ」みたいだよ。 若くて無鉄砲で突っ走っちゃってる二人。 対して、それを諫める周囲の大人。 違ったのは、となみ扮するジュヌヴィエーヴ(名前が難しいよ!)がギイ(芳雄)の子供を身ごもっているのに、宝石商・カサールさん(岸田智史)と結婚すること。 家(というか雨傘や)がかなり厳しい状況とか母・エムリー(たーたん)の説得とか、音沙汰のないギイを待てなかったとか…ありますが。 一幕目最後、徴兵されアルジェリアに向かうギイと別れるシェルブール駅の場面。 ガックリと肩を落として泣くジュヌヴィエーヴ・となみ。 映画ではこれで終わりとばかりにきっと顔を上げて歩いていくらしいです。 カトリーヌ・ドヌーヴってば…。 とはいえ、一幕目は結構たるく、船を漕ぐ姿があちこち。 なんかモタモタした感じ。 二幕目はギイが戦場で瀕死の重傷(だよね)を負ってもジュヌヴィエーヴを思い、何としてもシェルブールに帰らなくては、気持ちをあの曲に載せて歌うところ。 ここはよかったー。 腹ばいでも歌える芳雄、さすがだ。 しかし彼の軍服姿はどうしても「サイゴン」に見える…。 そしてラストシーン。 確かにお互いを待っていたはずなのにそうできなくて違う生活を始めていて、それも決して恵まれないわけじゃなくて。 でも、会ってしまえば思いは募る。 でも、フランソワーズが元気かと、それだけを聞いてそして別れていく。 二人の子供がね、ジュヌヴィエーヴはフランソワーズ、ギイはフランソワ。 ジュヌヴィエーヴがギイの子を身ごもったときに、子供の名前は「フランソワ」って決めていたのを、二人とも付けていた、という。 なんて切ない。 ホント映画をまんま舞台に載せたみたいらしいです。 さすが謝先生の演出。 ものすごい超絶リフトの連発だけでも楽しめました。 いつも陽気なイメージの塩田先生が、あのしっとりした曲をしっとり指揮していたのも楽しんだし。 ギイのおばさん・エリーズがタキさん。 ベッドに寝たまま歌うわけですけど、ホントステキな声だ。 もっと歌って欲しかった。 そして、エリーズの娘?で、結局ギイと結婚してフランソワの母となるマドレーヌ・ANZAちゃん。 も、場面少ないよね。 ギイをずっと思っていて、でもそれは口にしない。 最後に幸せになったのは彼女かなと。 ま、ギイはジュヌヴィエーヴを忘れ去ってはいないだろうけど。 あの曲によくもこれだけ歌詞が載るものだ…と驚きました。 でも、演奏もきれいでした。 年配の男性のお客さんもそこそこ多かったです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年12月16日 17時19分31秒
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