ぷれままママのdiary☆ byゆかっち♪

2008/11/03(月)13:33

四国88ヶ所第12番札所。。。☆

四国88ヶ所巡り(26)

四国88ヶ所12番札所は摩廬山 正寿院   焼山寺 (まろざん しょうじゅいん しょうざんじ)です。 11番札所からは43キロも離れています。 歩き遍路の昔から、「一に焼山、二にお鶴、三に太龍」といわれ、遍路道の中で一番の難所です。 細い山道をのぼってやっと辿り着くこのお寺は、標高938mの焼山寺山の8合目付近にあります。 こーんなに見晴らしのよいところです。       昔、この土地に神通力を持った大蛇が棲み、天変地異の災を起こし、大雨を降らせたり、 大風をおこしたりして、人々に多大の被害を与えていました。 お大師様がこの地に修行に来られた時、疲れから杉の木の根のところで寝ていると 夢の中に阿弥陀さまが現れてお大師さまにその異変ぶりを告げました。 お大師さまが目を開くと、眼の前の山が火に覆われていました。 これはただの火でないと感知し、御身体を清められ印を結び真言を唱えながら 一歩一歩と山を登っていくと不思議にも火は順々に消えていったそうです。 九合目まで登ってくると厳厳たる岩窟があって一匹の大蛇が姿を現したそうです。 大蛇はお大師さまのこの地での修行を妨げようと向かって来たのですが その時まぶしいばかりの光と共に、虚空像菩薩さまが現れて、直ちにお大師さまはその 大蛇を岩窟に封じこめることができました。 そして、お大師さまは、自ら人々の招福除災を願って三面大黒天を彫り 岩窟の上に安置してその妖気を退散さたそうです。 それ以来天変地異がなくなり、人々が安楽に生活できたのだと伝えられています。     本堂   大師堂   こんな愛らしいお地蔵さん   鐘楼 境内に足を踏み入れると、杉の巨木の多さに驚くはずです。 幹の樹周5m前後の巨木は天然記念物に指定されています。 山門付近に約40本、本堂西南に約15本、そして奥の院に至る山中に100本余りあるそうです。 推定樹齢は約300年の杉の木は、焼山寺のシンボルとなっています。

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