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コンピューター・システムのインフラ整備・運用や
ソフトウェア開発・保守関連の仕事についていて、 いつも不思議に思うこと。 ・下請け・孫請けの慣行 システム開発等の職場では、会社の正社員・契約社員の他に、 協力会社社員と称して、いくつかの会社の人達が一緒に働いていることが一般的ですが、 協力会社の社員は実は、別の会社から派遣されているという場合が多い。 例えば、鈴木さんというエンジニアがA社の名刺を持って、客先のX社に常駐しているが、 その実は、鈴木さんは派遣会社B社よりA社に派遣された人だったりする、わけです。 もっとひどい時は、仲介業者が更に増える場合も結構ある。 派遣会社B社から、ソフトウェア会社C社に派遣され、そのC社がA社の仕事を受けているとか。 職場でこのケースの人に会ったけれども、A、B、Cの3社が少しづつマージンをもっていくせいで、エンジニア本人はX社との契約金額の30%しか受け取って無いと嘆いていた。 X社も仲介を省けば、契約金額を下げられるし、エンジニアもハッピーなのに。。。何故??? ・プログラマーの待遇の悪さ プログラミングのセンスが全く無い私としては、 コードがスラスラ書ける人は凄いなあと思うし、残業の多い大変な仕事なのに、 派遣などの募集を見ると、「プログラマー」は待遇があまり良くない。 インド人や中国人の開発者の台頭も影響しているんだろうけど、 設計、要件定義、プロジェクト管理と比較して、簡単とは思えないのに、 待遇が悪いって変じゃないかなあ。 大学院で会ったUKエンジニアの中には、 プログラミングを主にやっているっぽい人も結構いたけど、 会社の経費で学校に来ていたり、労働条件もまともそうだし、 待遇も良さそうでした。 ・純粋な技術屋よりも「+アルファー」が評価されがち 関係者間の調整、問題・課題の洗い出し、プロジェクトのスケジュール策定とか、 何でも屋的なことを出来るというコンサルタントという職種は、 日本では結構良い条件で働けたりする。 技術者の場合も、「プロジェクト管理の経験もありますよ」とか、 「英語と調整能力が高いので、オフショア開発でブリッジSEもできます」とか プラス・アルファーがあると、急激に引き手が増える。 プログラマーもしかりだが、 特定の技術領域を深めて、一生第一線の技術者でやっていく、 みたいな人がもっといても良いと思うのだが、 日本の社会だとなかなか難しそうに思う。 フリーランスで売り込みが上手くて、 そういう仕事の仕方をしている人も知っているけど、まだ少数派。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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