ゆかちんの写真雑記

昨日はポートレート講座を受けてきました。
4月と6月の2回完結のコースです。
生徒は10人ほどで比較的少人数。

最初に簡単に自己紹介をした後、
講師の寺澤太郎先生から、
ご自身や海外の巨匠による作品を例にレクチャーを受ける。

その後、教室の外に出て、近隣を歩きながら、
寺澤先生が、生徒をモデルにしてポラロイド撮影を行う。

全員違う場所で撮影し、場所選びのポイントを説明しながら、
その場でポラロイドの仕上がりを確認するという流れ。

撮り直し無しで1人1枚だけ撮影。
生徒がモデルだから、特に美男美女の集まりでもないし、緊張しているのに、
たった一度のシャッターで全員が良い感じに写っていることに驚かされる。
なかには「どこの俳優さん？」という感じの別人みたいな写りの写真も！

撮影場所もどこにでもありそうな住宅街なのだが、
光の陰影が綺麗に出て、カッコいい写真になっていた。

依頼仕事の撮影でも、インタビューと場所選びには時間をかけても、
実際の撮影は数分と短いそうです。

デジタル全盛の今、やたらとシャッターを押しがちだけれど、
ある程度イメージを固め、良い表情が来るのを待って
シャッターを押すというスタイルもあるんですね。

ポートレート撮りのアドバイスとして
「まずは『良いな』と思った作品を真似して撮ってみなさい」とのこと。
もちろん、簡単に真似できないけど、
写真集を購入し、よく観察するのはやるべきなのかな、と思いました。
次回は家族や友人を連れて来て、実際に撮影会をするらしいです。



ポラロイドと言っても、蛇腹カメラでかっちり撮っていました。
単に画質だけでなく、大型のカメラで撮ると表情も「ゆったりした感じ」に写るらしい。
たしかにその辺で撮っても、スタジオで撮られるようなフォーマルな気分になる。