2011/04/16(土)22:44
地震とペット
またご無沙汰してしまいました。
シーサイドの猫たちのうち、2匹は横浜の幸せなおうちへもらわれて行ったそうです。その後にあの地震。シーサイドのおうちは浦安にあり、ずっと断水が続いて大変だったそう。2匹がその前にもらわれたことで、少しでも友人家族が楽に過ごせたのだったらいいなと思いました。
本当に大変な世の中になってしまいました。
私も当日は帰宅難民となり、父さんと一緒に会社へ泊まりました。会社の人はみんな歩いて帰ったので父さんを呼び寄せたのでした。
猫は近くに住む弟に見に行ってもらい、ご飯を上げてもらいました。翌朝帰るとよっぽど怖かったのか、しばらくはにゃーにゃーと声だけ出してて、出てきませんでした。
3月17日から行く予定だったニューヨークはキャンセルしました。その代わり、4月8日からバリへ行って昨日帰国しました。その間にも日本の地震や原発のニュースが気になって仕方ありませんでした。
トランジットのシンガポールでBBCのニュースを見たのですが、日本人ジャーナリストが原発の近くまで決死隊とも言える取材に行った様子が報道されていました。鎖につながれたままの犬が一匹。やせ細りでも首輪は抜けずにいました。
ジャーナリストが自分たちのために持て行ったであろうお弁当をあげると、死にモノ狂いで食いついていました。これを見て本当に涙が出ました。
鎖につないで庭で飼うという昔ながらの日本での犬の飼い方は、海外では動物愛護に反すると言われてきました。私もそれには同感でしたが、この映像を見てさらに実感しました。
被災した猫や犬。ペットとして人間を癒してきました。家畜だった牛や馬。人間の食べ物になってくれました。原発退避区域となった場所にとどまる罪もないどころか人間のために貢献してきた動物たち。彼らをこんな目に合わせることになるなんて・・・。
とにかく、多くの人々や動物の死を無駄にしないためにも、早く復興して平和を取り戻したいです。
バリで考えたことはここにアップしました。