ようするに光ファイバーをソフトバンクの販売網だけでは売れないので、
NTTさん、フレッツと並べて売ってくださいよってお願いしたらしい。

あれだけ、既存大企業を敵に回し、通産省をも敵に回し、
落下傘部隊でADSLに価格破壊を起こし、ホワイトプランで携帯事業にも
定額制の流れを作ろうとしている孫さんが、どうしたの？

と思ってたら、偶然手にとったこの『情報革命バブルの崩壊』で
孫さんの経営手法の危うさが解説してありました。

著者の山本一郎という人、まぁ、いろいろと噂のある方で、
肩書き通りに信用する訳にはいきませんし、
大企業がこぞってネット広告に乗り出して来ている今、
この本をそのまま信用するのは危険ですが、
ネットの中立性議論というものがあるのも事実。
（実際にはアメリカが金をよこせって言ってるだけだけど）

確かに、時価総額経営はマーケットの成長なくして実現しないし、
増え続けるトラフィックを支えるバックボーンへの負担、
良質なコンテンツへの富の再配分など、著者の指摘もうなづける。

なぜGoogleは今も無料サービスを増やし続けることができるのか？
フレッツ光は地デジの配信サービスを始めたそのわけは？
など、自分の頭で考えながら『情報革命バブルの崩壊』を読んでみると、面白いと思います。

ちなみに著者は放送と比べてネットは大量の情報を配信するのに
向いていないという趣旨の意見を述べてますが、
放送にかかるインフラのコストは、ネットの比較にはならない
ということを指摘しておきます。
（ちなみにテレビ局は電波使用料をほとんど払ってません）

今日のツイてる
1.来週プレのカンプ完成
2.企画書の冒頭部分完成。結構キモかも
3.来週提案のプロモーションの詳細入手
4.『情報革命バブルの崩壊』読了。
5.本格的に事業用口座を使い始める

最後まで読んでくださったあなたに、全ての良き事が雪崩のごとく起きます。