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『虎の尾 渋谷署強行犯係』
Amazonより 20年以上前に「拳鬼」シリーズとして刊行された今野敏氏の武道小説が、文庫化に合わせて「渋谷署強行犯係」として改題され、今野氏のブレイクと、氏が得意とする警察小説を装ったことで大ヒット。 そのおかげで20年以上ぶりに新刊が書き下ろされたという1冊です。 冒頭に武道小説と書いた通り「渋谷署強行犯係」と書かれてますが、渋谷署強行犯係の刑事・辰巳は脇役で、渋谷で整体院を営む琉球空手の使い手である竜門が主役。 まぁ、辰巳が竜門に事件の話を持ち込んで、手口から犯人がかなりの武道の使い手で、それに興味を持った竜門が勝手に事件に関わっていくというのがシリーズの流れです。 最近は警察小説で人間関係を掘り下げた小説が多いですが、武道をテーマにしたアクション小説もたくさん書いています。 私は昔からのファンですので、むしろこっちの方が馴染んでいて、久々に復活して喜んでいます。 勧善帳悪なので期待を裏切りません。作者が主人公に語らせる沖縄に始まる琉球空手の本質を問うところが、このシリーズの醍醐味なのだろうと思います。 『虎の尾 渋谷署強行犯係』は読んで、はずれはないですよ。 今日の感謝 1.某企画前端まとまった 2.某案件再入稿 3.請求が1件たった 4.次の塾、ちょっと楽しみ 5.カミさんに感謝 みなさんに全ての良きことが雪崩のごとく起きます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Apr 25, 2017 01:22:13 AM
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