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Jan 20, 2021
カテゴリ：最近読んだ本
『俺はエージェント』
 久しぶりに読んだ大沢在昌でした。 悪人海岸探偵局とかアルバイトアイとか、もっとライトなお話かと思ってました。 だって、70過ぎた爺さんが実は凄腕シークレットエージェントで、そこに巻き込まれた若者って話でしたから。 ところがどっこい、結構シリアスで、これぞスパイものと思わせる展開でした。 しかし、話が進むたびに登場人物が次々と現れ新たな事実も判明し、どんでん返しの返しの返しの、あまりに持って回りすぎて、完全に失速。 最後の最後は言い訳みたいな終わり方になってます。 シリアスなのかライトなのか、コメディなのかハードボイルドなのか、なんかどっち付かずでした。 いずれにしろ『俺はエージェント』は疾走感がないのが残念でした。 皆さんに全ての良きことが雪崩のごとくおきます。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
Last updated
Jan 21, 2021 12:27:29 AM
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