2021/09/03(金)00:11
良い意味でどんでん返しもあり楽しめたSFアクション
『ブラッドショット』
Amazonより
ワイルド・スピードのヴィン・ディーゼルのSFアクション映画。
すっかりハリウッドを代表するアクション俳優となりましたけど、ちょっと前は普通にB級のSFなんかにも出てたんですよね(それでも主演でしたけど)。
ワイルド・スピードで定着した、若干の知性を備えつつ、まず先に行動してから考えるというキャラクターはそのままに、今作はデジタルてんこ盛りでド派手なアクションを見せてくれます。
冒頭は生身の肉体アクション、中盤はそれに加えて改造人間のスーパーパワー、後半全てに気づいてからは、敵もスーパーパワーのSFバトル。
それぞれに違ったアクションが見られて、とても楽しい。
ヒロインのKT@エイザ・ゴンザレスも、ちょこっとアクションを見せますが、スタイルが良いのでものすごくエレガント。
あれだけ美人のヒロインを用意しながら、イチャイチャするシーンは皆無で、なおかつ、普通なら両親お呵責に耐えきれなくなるような真実を知ったあとも無駄に思い悩まない。
そのため展開のスピード感が損なわれることなく、最後まで一気に気持ちよく楽しめます。
映像的に新しいなと思ったのは、実写の映像だと思っていたのが実はCGで、その過程が垣間見えるところ。CGというかまさにデジタル世界の映像がすごかった。
そう言えばラストバトルも予想の斜め上を行ってて、『ブラッドショット』は良い意味で観客を裏切る映画ですね。
皆さんに全ての良きことが雪崩のごとくおきます。