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『虚談』
Amazonより Amazonのレビューを見ると高評価が並んでいるのが不思議な本です。 確かにこういう小説(?)は京極夏彦氏にしか書けないと思う。 でもなぁ、初期の京極堂シリーズの様にグイグイページを捲らせる力が文章にないし、嗤う伊右衛門、覘き小平治、数えずの井戸の江戸怪談シリーズみたいに、物語そのものがすごい力を持っているわけでもない。 ただ、京極氏のテクニックで、虚実ない交ぜにしてはぐらかしているだけで、怪談でもなければミステリーでもない。 ある意味、『虚談』実験的な小説と言えるのかもしれないが、そもそもこれが小説なのか?という疑問も残ります。 皆さんに全ての良きことが雪崩のごとく起きます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Mar 16, 2022 11:34:52 PM
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