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拝大五郎

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Mar 16, 2022
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カテゴリ:最近読んだ本
『虚談』
虚談
Amazonより


Amazonのレビューを見ると高評価が並んでいるのが不思議な本です。

確かにこういう小説(?)は京極夏彦氏にしか書けないと思う。

でもなぁ、初期の京極堂シリーズの様にグイグイページを捲らせる力が文章にないし、嗤う伊右衛門、覘き小平治、数えずの井戸の江戸怪談シリーズみたいに、物語そのものがすごい力を持っているわけでもない。

ただ、京極氏のテクニックで、虚実ない交ぜにしてはぐらかしているだけで、怪談でもなければミステリーでもない。

ある意味、『虚談』実験的な小説と言えるのかもしれないが、そもそもこれが小説なのか?という疑問も残ります。


皆さんに全ての良きことが雪崩のごとく起きます。





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Last updated  Mar 16, 2022 11:34:52 PM
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