2023/11/27(月)23:55
この国の報道機関はチェックができないらしい
先週の金曜日にニュース番組の最後の方で、別人の顔写真を「容疑者」として放送したとお詫びのコメントをアナウンサーが読み上げた。
一瞬聞き違いかと思ったが、たしかにそう聞いた様な気がしたのだが、その後、他の媒体のニュースでも見かけることなく忘れていた。
そうしたら、やはり今日のYahoo!NEWSで出ていた。
これ、マジで洒落にならない。
何度か謝罪報道をしているみたいだが、コメントだけ放送しても、そのニュースを思い出せない人も多いだろうし、そのニュースは見たけど謝罪報道は見ていない人もいるだろう。
ここまでお粗末なことはまともにチェックしていたらあり得ない。
おそらくネットで適当に検索して引っ張ってきた写真を大した確認もせずに放送したんだろう。
記事では容疑者の顔をしっている複数の人間に確認をしたということだが、複数の人間が別人の顔を間違えるはずがない。
もし、仮にそう言うことがあったとしたら、その容疑者の顔を知る人物というのは、容疑者を見かけたことがある程度か、直接見たことがなくて写真を見た程度なんだろう。
普段から取材をせず、警察や官公庁の報道発表、共同通信の配信をコピペするだけだから、こんなことが起こるんだろう。
新聞社が報道機関として死んでから久しいが、テレビも報道機関としてはすでに死んでいたんですねぇ。
皆さんに全ての良きことが雪崩のごとく起きます。