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• 実家の母

  **最近、便失禁がご無沙汰だと安心してたら久々にドップリちゃん （のっけからこんな話題ですみません～）で、久々の主人の出番となった。（いつからか私の負担を軽くする為にと、う○ちパンツは主人が洗ってくれるようになった。）このところ、日に日に症状が進んできているのに、不思議と日曜恒例の便失禁が少なくなっていた。その代わり、尿失禁が頻繁になり５０ｃｃの失禁パンツでは間に合わない。本人も気にしているようで、パンツの股にナプキンならぬティッシュやトイレットペーパーを畳んではさんでる。そして日によっては、パンツを何枚も重ねて穿くものだから１日に汚れたパンツを何枚も洗わなくてはならない。病気だからとはいえ、毎日だと結構きつい。特に時間の経ってるものは・・・いつになったら素直にリハビリパンツ（オムツ）を穿いてくれるのだろうか？明日からＡ子ちゃんは、１泊２日のショートステイだ。実家の母の腸のポリープ手術のため、急遽お願いしたのだ。本当は４～５日ショートを取りたいところだったが、間の悪いことに土・日・月と石巻からＡ子ちゃんに会いに孫が来る事になってる。母からの入院・手術の知らせが遅かったので致しかたない。入院時は一緒に行ってあげられるが、退院の時は無理だろう。実家の母の家は我が家から近いのだが、Ａ子ちゃんが変な嫉妬心を起こしておかしくなるため、電話も来訪も極力控えてもらってる。そして私も忙しい為、なかなか行ってあげられない。（ゆっくり話を聞いてあげる気力すらない。）娘の家に行くのも自由にならないなんて実家の母にしてみればおもしろくない話だ。でも根っから人の良い母は、「お母さんは大丈夫だから。お母さんが何かあったら施設でも何でも自分で入るから。」と明るく言ってのける。が、ちょっぴり涙声・・・胸がしめつけられる。今回もショートが取れなかったら、何とかタクシーで行くから大丈夫だと言っていた。糖尿病で足が不自由だというのに・・・Ａ子ちゃんには親孝行してるかもしれないが、実家の母へは親不孝をしてるのではないかと辛くなる。とにかくそのポリープが、カメラだけで取りきれるように祈るばかりだ。****ivh**

  2006年03月22日

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• グループホーム

  **ついつい毎日の生活に流されて日記をさぼりぎみ。だめだなぁ～気持ちまで流されていて・・・書くと愚痴になりそうで怖いよ そんな中、グループホーム見学に行った。月曜から金曜まで通わせてもらってるデイサービス施設の上の階にあるグループホームだ。そもそもその施設は、ウイークリーマンションだったそうで、ワンルームにトイレ・洗面・台所が完備されてた。（もちろん小さいが・・・）11階建てで、３～７階がアシステッドリビングルーム、（特別介護のいらない人）８階がデイサービスルーム、（Ａ子ちゃんが通ってる所）そして、９～11階がワンフロアー６人入所のグループホームだ。入所人数が少ないせいか、こじんまりしてアットホームな感じ？静かで落ち着いた感じで、施設の人の対応も良かった。感触としては、大人数で賑やかなところが苦手なＡ子ちゃんにはピッタリ。しかも都会の中にあるのに（札幌の中心部）、費用もそう高くない。我が家から歩いて５分の距離だ。ただこのグループホームの全入所者は１８名。前に申し込んであるＡ施設ほど待ち人数は少ないと思うが、確率から考えても、運次第って感も否めない。（Ａ施設は200人待ち）なのに・・・「今すぐとは思ってないんですが・・・」と弱気な発言。十分切羽詰ってる事が多いくせに・・・何を言ってるんだ私はっ！まだまだ余裕があると見なされて、順番が後回しなんてならないだろうか？簡単な名前と住所くらいしか書かされなかったけど、それでいつかお声がかかるのだろうか？帰り道、「ばあさんとも後１～２年ってところだな！」と主人が言った。外は冬に逆戻りしたような冷たい風が吹いてたが、少し気持ちが暖かくなった。****ivh**

  2006年03月19日

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• 

  揺れる気持ち

  **前回の日記からいろいろあったが、いきなりのパソコン不調。書こうと思ってた事・・・み～んな忘れちゃった～（爆）修理代が思いのほか高くつくことになり、新しいパソコンの購入となってしまった。今年は節約と思ってた矢先に・・・でもまあ、これは元気の源だし良ししよう １週間前の夜、Ａ子ちゃんの妄想に悩まされた。もうＡ子ちゃんが寝てからずいぶん経った頃、いきなり私達の寝室をノックする音が主人が怪訝そうに返事をすると、「私の部屋のドアをノックしたから・・・何か用事かな～？と思って・・・」「何もしてない！」と主人が言うと、「そお？」と一応返事が返ってきたが、信じてない様子・・・その後も一晩中部屋を出たり入ったり、何かをしてるふうでもなく、明らかに妄想でおかしくなってる。おかげで主人も私も寝不足で次の日はヨレヨレ～こうやって妄想がはっきりと表に出る事は、今のところ稀だが、じわじわと多くなってきている事は確かだ。昨日もデイサービスから帰宅後、Ａ子ちゃんはいつものように部屋にこもった。で、その隙に私はオフロと夕食の準備をするのだが、浴室に行くと荒い桶がさっき置いた場所から移動してた。そして濡れてないはずの浴室の床がベチョベチョで、うっかり踏んでしまった。いやな予感がして、濡れた靴下のニオイを嗅ぐと、ほのかにオシッコの臭い？何故？何故？何故？浴槽でしたとしても、どうやって？？？もう～不可思議な事ばかり・・・頭が？マークでいっぱいになっていたら、今度は「お茶を入れたから一緒に飲もう」と声をかけたら、外に出て行った。と言っても、我が家はマンションの３階なので直接外には出られない。Ａ子ちゃんは共有廊下に出て、迎えの家のドアを開けようとしてた。ヒィーーーー主人が問いただすと、「ワンちゃんの声がしたから・・・・どこかに置いてきたかな～？と思って・・」なんじゃそりゃ～？？？　唯一Ａ子ちゃんにしてもらってる、食器洗いも拭かずに濡れたまま食器棚に入れられてた。ぐちゃぐちゃに・・・点検はＡ子ちゃんが寝静まってからやるので、どの段階でしまわれているのかわからない。洗剤すら流してないのかも？全食器を洗いなおさなくてはならないのも間近のようだ。そんな事がいろいろ重なると、もうじき私も限界か！？と頭をよぎる。そしてそんな時に限って、やさしい言葉をかけてくれる天の声？いや、義理の叔母。死んだ義父の妹からの電話が・・・「若いあんた達の体の方が大事なんだから無理な時は施設さ預けた方がいいよ。」「○○（主人の姉）が何か言っても、○○はこっちさ嫁に来て、こっちの人間なんだから関係ないから（親戚同士で結婚の為）、あんた達の思うようにしてもいいんだからね。」何度こういう言葉に励まされたか・・・もう嫌だと思った気持ちが、まだ頑張れるに変わる瞬間だ****ivh**

  2006年03月12日

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• 受診日

  **昨日は、神経精神科のＡ子ちゃんの受診日の為、主人と３人で大学病院へ。毎回毎回Ａ子ちゃんの態度が違うので、今日はどうなる事かと予想もつかず車に乗り込む。Ａ子ちゃんは病院へ行くと言われても、聞き返すことなくさほど興奮もなかった。だが、先生の質問が気に入らなかったのか？問診を終えて待合室に戻ると、さっそく悪口～ こりゃ～悪口というより、難癖だぁ～ハァ～こういう事を聞かされる度、『自分は、悪口を言わない謙虚なお年寄りになろう!』と心に決めるのである。せめてもの抵抗？受診の方はいつもと変わりなく、Ａ子ちゃんの問診が終わると私が診察室から連れ出し、替わって主人が事実を話すといった具合。今回は、機嫌が悪い事が多くて困ってる事と、鼻水がしきりに出るとの事を相談。で、今までのアリセプトとセレニカに加わり、パキシル(気持ちを楽にして意欲を高める薬）とエバステル（鼻炎の改善薬）を処方してもらった。治せる病気じゃない以上、介護しやすいように薬を出すしかないのだろう。まあこれで少しは明るくなってくれれば良いのだが・・・そしてその夜、夕食を終え、主人がお風呂に入るように言いにＡ子ちゃんの部屋へ入ると、Ａ子ちゃんは朝だと思ってたらしく、カーテンを全部開け、コートを着てデイサービスに今にも行こうとする格好で立っていた。どうりで夕食時の会話、何かずれてたし・・・薬のせいか？疲れて病気の症状が重く出たのか？いずれにしても勝手に行こうとしないだけ良かった～次回受診は５月10日。今度は何が起きるのだろう****ivh**

  2006年03月02日

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• ショートから帰宅

  ■■Ａ子ちゃんがショートステイから帰宅した。今回のショートは急遽だったため、2泊3日。しかもお迎え時間が遅く、ゆっくり出来るのは正味１日。私も主人も先週の風邪看病疲れがたたって、予定してたグループホームの見学なども出来ず、寝てばかりいた。でもないよりまし。いや、１日でも開放されてどんなに助かったか・・・今回は不吉なメモは見当たらなかった。（汚れた紙やら何やらいっぱいバッグに入ってたけど・・・苦笑)機嫌も上々だ。（行く時までの不機嫌さを考えると、丁度行かせて良かったのかも？）便失禁もなし。尿失禁はあり。でも、施設の人にお願いしてあったので、1度だけ下着を取り換えた模様。（入浴の際に、穿いていた下着をこっそり新しいのとすり替えるよう）施設からの連絡帳にも、『今回の利用中は、他利用者の方に気が合う方がおられ、いつもご一緒にお話をされ、楽しそうに過ごされておりました。多少帰宅願望は見られましたが、その都度説明し、落ち着かれております。』と気分良く過ごしたよう・・・帰宅するといつものように全部忘れてしまうが、余韻だけは残っている。いつもこうだったら良いのになぁ～(^^; ■■**ivh**

  2006年02月23日

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• 不愉快な日曜日

  **　****　**風邪が治ったＡ子ちゃんは、根暗な意地悪ばあさんに逆戻り。いや、それ以上になったかも？今日は日曜のお出掛け日だったが、病み上がりということもあり、午前中は美容室に連れて行き、午後からは大型スーパーなど近場で済ませた。また21日のショートがダメになってはかなわないので、あえて街中の人ごみを避けたのだ。朝からムス～とした顔で食卓についたＡ子ちゃんは、心ここにあらずで、明るく話しかけても乗ってこない。朝食の後片付けも、イヤイヤさせられてるの丸出しで、いつも以上にメチャクチャだ。美容室では他人だけあって、適当に体裁よく振舞ったようだが、私達だけになると急に不機嫌に変わった。そんな嫌～な空気を変えるため、いろいろ移動したが、ますます酷くなり、話しかけるのもしんどくなってきた。「少し寒くなってきたね～」「そうなの？」　何だよ～!その返事はっ！（｀ε´） 「滑るから雪のない所を歩いた方がいいよ」「そ～ぉ？車が来たと思ったからこっちに居ただけ！」人のやさしさも仇で返すのかー！（ー＿ーメ）「あの人たちはもう帰ったの？」あの人たち？義弟夫婦と一緒だったと思ったのだろうか？(-o-;) 「え!?最初から誰も来てないけど・・・」「そ～ぉ？それならいいけどっ！」なに勝手に妄想して怒ってんだよ～！（●｀ε´●） とまあ、いつもなら機嫌が悪くても何とか途中で良くなったりしたものだが、今日はずっとこんな感じでどうにもならない。嫌なスイッチの入りっぱなし。ハァ～帰宅しても昼寝をしようとしない。そりゃ～気を使うことなく我儘三昧だもの疲れないよね～美容室へ行って頭のマッサージが効いたのだろうか？(苦笑）Ａ子ちゃんの場合、脳神経に刺激を受けると不機嫌極まりなくなる。これって、Ａ子ちゃんだけ？(?_?)嫌な感じのスイッチがバンバン入る。以前は、介護する側が一生懸命明るく対応していけば、どうにかなると思っていた。だが、そうじゃないのか？限界があるのか？何だかとても自信がなくなってきた。だってこれがずっと続いたら、私達の方がおかしくなりそうだもの。今日は主人もかなり耐え抜きました。(爆）そう考えると、胸がドキドキして息が苦しくなった。(滝汗）**　****　****ivh**

  2006年02月19日

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• もう一息

  **　****　**昨夜は何とか熱も下がり、穏やかに済んだ。Ａ子ちゃんは正気に戻り、オムツからパンツに穿き替え、以前のようにすまし顔。何度か自分が風邪をひいてる事を忘れ、服に着替えようとしていたが、主人と精一杯おだてながら言い聞かせ、パジャマのままで過ごさせた。その方が多少、自分の身に何が起きてるかわかるかと･･･時には「もう１日寝ていれば、咳が出なくなると思うよ。」「治りかけの今が大事な時だから、退屈でも頑張って寝ていた方がいいよ。」「食べたらすぐ胃を休めた方が良いから寝てね。」「２～３時間したら水分補給のため、起こすから・・・」それでもＡ子ちゃん、元気になればなるほどまた、ガタガタ物探し？部屋徘徊？を繰り返してる。頭から湯気が出そう～～！(*｀θ´*)うぅ～～我慢!我慢！私も主人も疲れが溜まり、頭にワッカ？（孫悟空のように）をはめられているよう。でも、もう１日の辛抱だと言い聞かせる。明日からデイが始まる。熱は下がったから、後は時々する咳こみだけだ。とりあえず、19日に予定していた登別からの義弟夫婦と叔父夫婦（Ａ子ちゃんの弟）の来訪は断った。あと3日あるとはいえ、病み上がりだし、登別方面の来訪は危険だから。義理の妹は、同じ嫁という立場でいいだけＡ子ちゃんには苦い思いをさせられた同志？唯一の理解者だ。親戚にひとりでも思いのたけをすべて話せる人がいるという事が、どんなに救われるか・・・昨日も「倒れるまで頑張らないで、私一人でも出来ることがあったら行くから」と。本当はどんなに気の進まない事か・・・それなのに・・・その言葉だけでありがたい。その後ケアマネからも、「21日のお迎えがいつもより遅くなりますが、21･22･23日ならショートが取れました。」との吉報。ハァ～～～┐(´ー｀)┌まずは19日を乗り切れば一息つける！（デイのない日曜お出掛け日）と、喜んでいたら主人から失禁の知らせ。シーツが濡れてないところを見たら、一緒に居間に居た時？？？まっ！まさか！おもらしの癖がついたとか！？(￣ω￣;)!! **　****　****ivh**

  2006年02月16日

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• そして今日・・・

  **　****　**昨日の今日といえども、朝になると熱が下がり正気に戻りやすい。で、カーテンを開けるその前、６時５５分、主人と二人で「汗をかいてるから取り換えよう」とＡ子ちゃんを促し、新しいパジャマとオムツに取り替えさせた。案の定、シーツからなにからグッショリ～そのまま朝食を取らせ、寝せた。が、予想以上にＡ子ちゃんは回復していた。（朝の様子では何から何まで甘えてたくせにぃ～！）午前１０時前、何やらガタガタ部屋から音がしだし、気が着くと着替えていた。そして主人の怒鳴り声が！「何やってるんだー！！！」Ａ子ちゃんは迷惑かかるから登別に帰ると言うのだ。（↑支離滅裂で要点をまとめると・・・汗）後で推測するに穿いていたオムツにショックを受けたのだろうか？普通のパンツに穿き替えて、穿いていたオムツを隠ししまっていた。何度、風邪をひいてた事やもう１日寝てなくちゃだめだと諭しても譲らない。ああ言えば、こう言う。認知症の特権？疲れもあり主人もオーバーヒート寸前。慌てて止めに言ったが、いつものごまかしでは治まらないと思い、声は冷静に務めたが、ありのまま言った。「登別の帰るのなら、三愛に入るしかないんだよ。」（例のＡ子ちゃん曰くキチガイ病院？）「Ａ子ちゃんの病気はもうひとりで暮らせるような状況じゃないし、帰っても誰も看てくれないって言ってるから、２年前、私も仕事を辞め、ここを買って引っ越して住んでいるんでしょ！」「Ａちゃんが病院に入りたくないって言うからそうしたんだよ！」「Ａ子ちゃんは病院に入りたくないからここに居るんでしょ？」「それなのにＡ子ちゃんが我儘を言って、言う事を聞いてくれないのなら、もう病院に入ってもらうしかないんだよ。」熱を測ると３５．９度。正気なＡ子ちゃんを前に言うにはもの凄い緊張を強いられたが、何故かすらすらと言えた。（文面よりもっとたくさん言ってたような気がする）疲れていたからだろう・・・余計なことを考える余裕もなかったのかも？(苦笑)それにすぐに忘れてしまうだろうし、理解出来てないと思う。Ａ子ちゃんからは多少のうなずきはあったものの、何の返答もなし。現に今、またガタガタやりだしてる。(--;) １度注意しに言ったが、またああ言えばこう言う・・・ハァ～明日を信じて、もう～～！デイの予約を入れておこうかなっ！（｀ε´）**　****　****ivh**

  2006年02月15日

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• 逆戻りの火曜日

  **　****　**火曜。１日明け、Ａ子ちゃんの体温は37.2度まで下がった。食欲もあり、大きめのお茶碗のおかゆをぺろりと平らげた。これを機会に自ら穿いてくれればと、試しに出して置いたオムツ・・・タンスのしまわれてた。(;^_^A オムツは残念だが、ずいぶん正気？に元気になったようだ。(*^^*) ところがホッとしたのもつかの間。部屋でガタガタと何やらやってるし、デイサービスにでも行くつもりなのだろうか？ちゃっかり服に着替えて、カバンの用意をしていた。かと思ったらそのまま（服を着たまま）寝ていたり・・・汗。。。もう～熱がぶり返したらどうするの～！（ー＿ーメ）そうなの～！ぶり返したの～！夕食を終えた時は、大事をとって明日１日寝ていれば♪ケアマネに連絡とらなくちゃっ！（＾ｖ＾）と安堵していたが、夜８時、主人が様子を見に行くと、「ラスクは！？ラスク！ラスクは～！」Ａ子ちゃんの妄想発言～☆　「ラスクってなんだ！？」と聞き返しても朦朧となっていてそれどころじゃない。Ａ子ちゃんに触れるとまたもや失禁でグチョグチョ～！熱も38.2度に上がり、せっかく良くなった風邪が逆戻り～そして洗濯の山と、寝不足の闘いに・・・泣。。。そして今日　水曜につづく。。。**　****　****ivh**

  2006年02月15日

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• 魔の月曜日

  **　****　**泣きっ面に蜂とはこういう事なのか？すごく楽しみにしていたショートをわずか数時間で断念し、更にいつも以上の介護をしなければならなくなり、頭も体もクタクタヨレヨレ。慢性頭痛が続いてる。早く治ってくれなきゃこっちが倒れるよ～ちなみにケアマネから昨夜電話あり。デイには熱が下がり次第行けるように調整するとの事。だが・・・Ａ子ちゃんの風邪は性格同様しつこく、昨夜また熱がぶり返した。そう、月曜日、ショート施設から迎えに来て欲しいと電話があり、主人が迎えに行き、そのまままっすぐ近くの医院で受診させた。風邪で熱が38.5度あり。薬を処方してもらい帰宅。Ａ子ちゃんは、熱のせいで認知症状が一時的に悪化したらしく、それはもうおかしいなんてものじゃなかった。重度の認知症患者そのもの。まともに歩けない座れないしゃべれない・・・（滝汗）（熱でフラフラなのはわかるがそれ以上だ。）すぐに夕ごはんを食べさせて、薬を飲ませて寝せようと食卓へ。Ａ子ちゃんは、何度直してあげても体が右半分下がり、お茶碗を持つ手も傾く。しかもつけていたテレビを見ながらニタ～～～(〇o〇;) 食べていた手が止まる。「先に食べろ～！茶碗落とすぞ～！」主人が何度注意しても聞く耳なし。これが、もっと病気が進んだ時のＡ子ちゃんの姿！？食事が終わり、部屋でパジャマに着替えさせようと体を支えたとたん、手に生温い湿った感触？失禁！？失禁は失禁パンツを通して、ズボン、いや、シャツの背中半分まで滲み、Ａ子ちゃんが座ったすべての物が濡れてしまっていた。もうオムツしかない！急遽主人に買ってきてもらい、汗を拭いてあげると言って、オムツを穿かせた。さすがにおかしくなってるだけあって、されるがまま。素直だ。だがこのオムツ、薦められたものが悪かったようで寝ている時では用が足りない。（初めてということもあり外出用の軽度のものだった。）結局漏れちゃった～(^◇^;夜半、山のような洗濯が終わり、床に就いたが、ショックと疲れすぎで眠れない。火曜（昨日）につづく**　****　****ivh**

  2006年02月15日

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• 

  天国から地獄へ

  ■■天国から地獄？注意：ショックでいつも以上に文面がメチャクチャです。すみません。汗。まさにその通り！Ａ子ちゃんが１泊もせずショート施設から帰宅したのだ。あんなにあんなに神経が擦り減るほどドキドキして送り出したのに全部無駄になったよー！原因は風邪。熱が出たのだ。知恵熱かっ！(爆)よりによって今月はただのリフレッシュじゃないのにぃー！（号泣）そう、今月は愛犬の避妊手術のために合わせてお願いしたショート。Ａ子ちゃんが居ると何かあっても家は空けられないし、（ひとりで留守番させると徘徊するかもしれない）無理やり抱っこして手術傷口が開く可能性大！（注意しても注意しても忘れる）それにあまり愛犬ばかりにかまってると、ヤキモチ？疎外感？被害妄想？もう面倒なことになるの間違いなし！日曜も登別帰るだの言い出してたし・・・汗　せっかく雪まつりに連れて行き、疲れさせたのにスイッチが・・・本当に昨日は崖から突き落とされた感じ。前の日から愛犬の手術の成功と、Ａ子ちゃんを無事にショートに送り出す事で眠れないほど緊張して、昨日の送り出し後は息つく暇もなく、愛犬の手術に立会い、さあ～後は夕方獣医さんに迎えに行って、５日間は気がねなしにまったり極楽だぁ～と、その時！「Ａ子さん、来た時はそうでもなかったんですが、お昼過ぎにお熱を測ったら３８度近くありまして・・・」「こちらでは勝手に医療行為は出来ないもので、お迎えに来て病院へ連れて行っていただきたいのです。」「なにぶん座薬もさしてあげられない状況なので、早めに病院へ・・・」ガーーーーーーン！(￣□￣;)!! ガラガラガラガラ････（５日間の幸せが崩れた音。爆）で、今は寝不足に耐えながら・・・Ａ子ちゃんの看病をしながら・・・パソコンに向ってる。人間熱が出ると頭がおかしくなるが、もともとＡ子ちゃんは認知症。詳細は後日・・・・(滝汗）一応ケアマネさんに、熱が下がり次第デイサービスで良いから復帰出来ないかと連絡した。が、今もって連絡なし・・・（滝汗）だってぇ～～５日も大人しく寝てるとは思えないし、ここだけの話　愛犬の方が大事だも～ん！ショートも来月まで待てないよ～～（＞ｏ＜；） ■■**ivh**

  2006年02月14日

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• 変なの？

  ■■不思議なことだらけのＡ子ちゃんの行動ですが、ひとつ問いただして見たい行動がある。（無理だけどぉ～～笑）今までＡ子ちゃんには１番でお風呂に入ってもらっていた。一応、嫁として姑に対する敬意を表して？（いえいえ、今までの経験上、先に入れない威圧を感じたもので・・・滝汗）でも、お風呂に〇〇〇が浮いてる事を度々発見するようになり、今は私が１番、２番に主人、最後にＡ子ちゃんの順になった。（Ａ子ちゃんは、１番先に入ってると思ってる。苦笑）その２番目に入る主人の時、必ず部屋の鍵をかけて電気が消える。音で主人が部屋の近くに来た事を察してだと思うが、何故電気を消して寝た振りをするのかわからない。が、Ａ子ちゃんの部屋からは、ガサゴソガサゴソ音が聞える。カーテンを開けて、街灯や隣のホテルの明かりで何かをやってる。（これは真夜中に起きてる時もそうだ。）そして主人がお風呂に入り終わって、Ａ子ちゃんに声をかけると、「えぇ～？お風呂？は～い。」とちょっとしわがれた声で、今まで寝ていた演技をする。(爆）何のためにそんなことするのか～～～？？？今日はたわいもない話だが、ちょっとこっけいで、いつも不思議に思ってることだったので。来週はショートステイだ。待ち遠しいよぉ～～！■■**ivh**

  2006年02月09日

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• 揺れる気持ち

  ■■しばらくひどいのはご無沙汰だぁ～と安心していた矢先。土日２日連続で便失禁。トイレのあちこちにつけてくれちゃって、〇〇〇まみれのパンツも布団の下に隠して～(滝汗)自分で洗うでもなく、捨てるでもなく、どうするつもりだったんだろう？こういう時のＡ子ちゃんは、何故か？部屋にこもらない。臭いプンプンさせてるんだから、部屋に行ってすぐ取り替えるなり、トイレにいってきちんと拭いてくるなりして欲しいのに、何故か皆の居る居間にいりびたる。しかもわざとらしいくらいに明るく、いつも以上に饒舌におしゃべりをする。こっちは気が気じゃなくて、それどころじゃないのに～～土曜はデイサービスへ行く前の出来事だったので、処理はＡ子ちゃんの行った後。そして昨日の日曜は、Ａ子ちゃんが食器洗いをしている隙に。もうずいぶん前から、主人が私のストレスを軽くしようと、ひどい便失禁の時は代わって処理してくれてる。これには本当に感謝している。そして、この土日は主人の出番だった。(笑)歳を取るとゆるくなると聞くが、どう見てもそんな感じじゃない。時々、我慢するという観念が飛んでしまう？赤ちゃんのようにしたい→出すに・・・？アルツハイマー型失禁？？？　考え過ぎだろうか？(苦笑)いずれにせよ、かなりの失禁をしても、隠した下着がなくなろうが、すべて忘れてしまうＡ子ちゃん。嫌な事は忘れづらいのに、これは忘れるんだよなぁ～もっともこんな事、憶えているのも辛いけど・・・辛いといえば、Ａ子ちゃんの為とはいえ、本人に気づかれないように処理をするのはとても大変で、どうして私達が、こそこそビクビクしなくちゃならないのか・・・と時々どうしようもなく辛くなる。失禁だけじゃなくすべてにおいて、Ａ子ちゃんが気兼ねないようにしてきた事が今になって重荷に感じる。私が動くと、Ａ子ちゃんは「私は何もしなくて・・・」と口にし、してもらえば機嫌が悪くなる。その結果、Ａ子ちゃんが寝た後、デイに行ってる間に、部屋にこもってる隙にと・・・先に先にと・・・最初の頃のようにあのまま、やっていたら・・・多分お互い自滅して、とっくにＡ子ちゃんは施設へ入ってもらっていただろう。これが１番平和。これが１番良いと信じてきた。でも本当にこれで良かったのだろうか？ここまでしなくても、どのみち進んでしまう病気。ふと、そう考えてしまう私・・・今はもう、いろんなことがあり過ぎて、Ａ子ちゃんと一緒に暮らした頃の自分ではありません。実は・・・連続今日も主人の出番だった・・・（滝汗）■■**ivh**

  2006年02月06日

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• 切れかかった堪忍袋

  ■■デイサービスのない日曜は、朝から必ず出掛ける事にしてる。その理由にはいくつかあり、ひとつに、Ａ子ちゃんがデイサービスへ行く日だと思って落ち着きがなくなるから。（何度休みだと教えても、１度そう思い込むとダメなようだ）ひとつに、暇になるとすぐ「登別に帰る」が始まるから。（いつもの最悪パターン(--;) ）ひとつに、自分で隠しては捜しての繰り返しと、部屋を出たり入ったりの不審な行動が激しくなるから。そして近頃もうひとつ加わった。無気力から部屋にこもり、ともすれば１日中寝てしまうから。しかも疲れてないから、夜中に起きて昼夜逆転→夜間妄想の危険性がかなり高くなる。 いずれにせよ、このどれかに陥らないように、外出して空気を変え、ある程度疲れさせなくちゃならない。で、今日も街へブラブラ時間をつぶしに行った。ところが小さなミスからほとほと疲れるハメになってしまった。それは、Ａ子ちゃんが自分のバックを家に置いてきた事から始まった。主人が何も持たないで出ようとしたＡ子ちゃんに、バックを持つように言ったのに、何も入ってないからと自分から部屋に置いて行った。（いつもの意地張りだ(;-_-;) ）先に駐車場で待ってた私は、主人からそれを聞き、嫌な予感はしたが、財布とハンカチはコートのポケットに入れてきたと聞き、まあそれなら何とかなるだろうと安易に考えてしまった。が、そう簡単な事ではなかった。車が出発するやいなや、「あれ？私かばん置いてきたんだろうか？」 と。主人が「自分から何も入ってないから置いてくると言った」と教えたら、Ａ子ちゃんはすんなり「そうだったかい？」「この頃そういう事まで忘れちゃって・・・」と苦笑いをしてポケットの財布とハンカチを確認していた。その確認作業は目的地に着くまで何度も繰り返され、そのうち顔からも笑みが消えていった。こうなったらもう何度でも「私・・・かばん・・・？」が繰り返され、「家に置いてきた」と教えてあげても聞く耳持たず、ブラブラしてるどころじゃなくなった。とにかく落ち着かせようと、早めの昼食を取る事にし、個室のある和食の店に入った。が、Ａ子ちゃんは食事どころじゃなく、不機嫌そうに何度もため息をつき、しまいに箸を置き、ムッとして腕組をし始めた。持ってこなかった事に腹が立ったのか？それすら忘れる自分に腹が立ったのか？どちらにしても八つ当たりは勘弁して欲しい！もう私の我慢の限界もギリギリで、手がカタカタ震えだした。頭の中では「いい加減にしてよ！」「だから持ってけって言ったじゃない！」「ため息つきたいのはこっちだよ！」とグルグル駆け巡っていた。そしていつまでもふてくされ、大きなため息が響き渡る中、とうとう言ってしまった。「食べてる時にそのため息をかけるのはやめてくれる！？」「忘れるのは病気だから仕方ないし、そうやって気に病むんだから必要ないなんて意地張らないで、必ずかばんを持ってくるようにしたら？」一言目で切れかかった堪忍袋を押さえるように、我慢して我慢して搾り出した言葉だった。本当はもっともっときつい言葉を発するつもりだった。普段強く言わない私が、突然言ったのでびっくりしたのか？Ａ子ちゃんからの言葉は返って来なかった。（横を見る余裕もなかったけど・・・σ(^◇^;) ）少しの間沈黙が流れる中、食事が進んだ。主人と私とで、一言二言会話をしていると、何事もなかったようにＡ子ちゃんが会話に入ってきた。え！？忘れたの？主人と顔を見合わせながら少しびっくりしたが、とにかく機嫌が直ってくれたので理由はどうでも良かった。でもいつぶり返すかわからなったので、あまり寄り道をせず帰宅した。本当に今日のお出掛けは疲れた～あれでＡ子ちゃんの態度がもっとひどかったら、私の堪忍袋は完全に切れていただろう。でも・・・今のＡ子ちゃんならきっと・・・１時間も経たないうちに忘れてしまうかな？(苦笑）■■**ivh**

  2006年01月29日

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  スイッチのきっかけ

  ■■毎日変わりない毎日。Ａ子ちゃんのスイッチが入らないようにと怯える毎日。月日だけ流れ、自分一人どんどん社会から遠ざかって行く。そんな焦りを時々感じる。 今年は大雪・大寒波で、ニュース･天気予報などを見ていると、何かいつもと違う恐怖感を感じる。認知症じゃない私たちでさえ、そう感じるのだから、何でも悲観的にとらえるＡ子ちゃんはた～いへん！この季節、簡単にスイッチが入りやすいのだ今日も天気予報の１ヶ月予報を見るなりスイッチが入った。何度も立ち上げっては座り、座っては立ち上げる。カーテンをめくり、外の景色を眺めては、ため息。以前よりかなり短い時間での行動。何か明るい方向へと声かけをしても、聞く耳もたず・・・「あ～登別の水道、凍ってるんじゃないかな・・・グタグタ・・・」でたぁ～！（＞△＜∥） 「きちんと止めてきてるから大丈夫だよ」と私が言っても、信用しない。もうこうなっては何を言っても頭に入らないし、すべて否定的になってる。結局、天候の事より登別に帰りたいってダダをこねたかったみたい。(;-_-;) 悪い事にこういう事だけはなかなか忘れない。と言うより、忘れてるけど何かイライラ感？だけがいつまでも残る。いつもみたく、すぐ忘れてくれれば苦労しないのに・・・ハァ～そこで発見！（今更ながら・・・(^^;）Ａ子ちゃんは、スイッチが入るとやる事はメチャメチャだが、その行動が実に早い！現に今日の夕食、早食いの主人より早く食べ終わった。私はＡ子ちゃんより早く食べ終わり、食器の汚れを多少洗い流す役目があるので（じゃないとすべてが汚れだらけになる）、もう～必死！あまり慌ててたものだから、気が付くと洋服にこぼしてた～(滝汗）だからあんなに立ったり座ったりする間隔･速さが異常だったのか～部屋に行ったと思ったら、すぐ居間に戻って来たり、いつものノロノロＡ子ちゃんにしては妙に早いもんな～あ～あ、これが何かに生かされれば良いけど・・・どうも家族が苦労するだけのようだ。■■**ivh**

  2006年01月20日

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  無気力

  Ａ子ちゃんが昨日の夕方、無事ショートステイから帰って来た。 今回はドキドキして迎えたわりには、気が抜けるほど普通？何か興奮してる風でもなく、かと言って、暗いわけでもなく・・・？ ただ疲れてる事は間違いないので、早めの夕食・お風呂にして、寝てもらう。部屋に入ってもガタガタと音もなし。 電気が消えるのも早かったのですぐ寝たようだ。 例のビニール袋やトイレの紙はやっぱり持って来たが、いつになく少量。その紙にメモした内容も断片的・・・ 国民健康保険証　〇〇（主人の名）の所に預かってないか？　財布の残金　￥１７３０円 　道南バス　中央バス と、だけ・・・ 考えてる事は前回同様、預けられた事に不服で、登別に帰ろうと思ったのだろう。 ショート施設の連絡帳には、 『今回入所中何度か「息子達はここに来てる事を知らないから連絡したい」と不安の声が聞かれましたが、その都度説明し納得してくださってます。荷物は前回同様、最小限以外預からせて頂き、特に問題はありませんでした。入れ歯洗浄介助のご希望がありましたが、スタッフが横に付き添い声かけすると、ご自分できれいに洗っておられました。ポリ〇ントの介助のみさせて頂いておりました。特にお変わりなく、他の利用者さんと楽しく過ごされてました。』 と、まあまあ問題なし？？？ そのわりには来月のショートを１週間でお願いしたら、乗り気じゃなく、「まあ、やってみます」との事。だから、鵜呑みにも出来ないけどね。(苦笑） 失禁の方は、４日間で下着を１回だけ取り換えたようで、穿いていったパンツが濡れたまま荷物に入っていた。多分汚れてＡ子ちゃん自身が洗ったんだろう。それを気にしてか？穿いて帰ってきたパンツ以外に短めズロースと長いズロースと３枚も重ねて穿いていた。しかもその３枚とも失禁。やっぱり外でも失禁がひどくなってるようだ。これではあまりにも不衛生なので、次回は施設の人にお風呂に入ってる隙に取り換えてもらうよう頼んでみよう。で、今日は土曜週一のＡデイ施設へ・・・迎えに来るまでの時間は、部屋で寝てた。この頃のＡ子ちゃんは良く寝る。朝食後のデイに行く前の少しの時間。デイから帰宅し、夕食までの時間。夜は７時には部屋に入り、朝は７時過ぎに起きて来る。時には物音で気づいて自分から来るが、ほとんど呼ばないと部屋にこもったまま。と、どんどんＡ子ちゃんは無気力になってる。生気がないように見えることしばしば。時にピリッ！としてると思えば、イライラしたり、興奮してる時で、嫌～なスイッチが入った時だ。このままで良いのだろうか？いいんだよね？**ivh**

  2006年01月14日

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  義母を支える体裁

  今日は土曜日、デイサービスＡ施設の日だ。ここは大きな施設のため、多い時は８０人近く利用者がある。一見社交的に見えるＡ子ちゃんは、本当は内向的。しかも自分が中心にならないと嫌な性格。自分をいい子に思われたい一心で体裁を繕う。大人数の前で体裁を繕うのは、よほどしんどいのだろう。そんな事で、この施設の事を私にはあまりいいような事を言わない。「どうしても行かなくちゃならないんだろうか？」「知ってる人がいないから・・・」などと口にする。直接息子に言って嫌われたくないから、私にそれとなく言ってくる。始めは施設がそんなに合わないのかと心配したが、施設での様子を聞くとそうでもないらしい。それで主人に協力してもらい、マンションの出入り口までの送りをしてもらうことに。（Ａ子ちゃんは一人でエレベーターに乗る事も出来なくなってる。）案の定、Ａ子ちゃんは主人の前では何一つ文句も言わず出掛けて行く。シメシメ（鬼嫁～(^_^;）と言うように、Ａ子ちゃんはどんどん体裁を繕う事が出来なくなってきて、部屋にこもる事が多くなった。私達の前でもきちんとしてるのが大変なんだろう。もともと、義父が死んでから登別で一人で暮らしていた時は、食べたい物だけ食べ、面倒だったら食べない。掃除も洗濯もまともにしてなかったから、いつ行っても乱雑で汚れていた。それは認知症だったからだと思うが、その暮らしを何年もしてたから染み付いているのだろう。他人の目や私達の家に居るという遠慮がなかったら、元来何もしたくないのだ。「〇〇さん、何かすることな～い？」あんなにもこの言葉に悩まされたのに、今は私が『お魚を焼くだけだから一人でも大丈夫』と言うと、「それじゃ、部屋にいるから・・・」「ちょっと寝ててもい～い？」と嬉しそうに『ごはんだよ～』と呼ぶまでこもってる。お正月から１週間しか経たないが、日に日に出来なくなって来てる事（しなくなって来てる事）が多くなってる。何もしない、したくない、一人の世界にこもるようで怖い。私があんなに嫌いだった義母の本音を違う偽善的なところ、体裁ばかり整えようとするところ、これがなくなったらどうなるのだろう。これが今の義母を支えてるようで、何とも哀れで悲しい気持ちで一杯になった。まぁ蔵のお部屋

  2006年01月07日

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  無事？に終わった年末年始

  新年あけましておめでとうございます。今年もますます多忙になり、ＨＰの更新が疎かになる日が多々あるかと思われます。どうか長～い目で見てやってください。宜しくお願い致しま～す（＾ｖ＾）『介護には盆も正月もない！』実際その通りで、介護される側はテレビなどで情報が入らない限り、１分１秒すぐ今日がどんな日だか忘れる。介護する方は、感傷的になりやすい(義母が)この時期を脱して、早く日常に戻りたいと願う。だってやっぱり、Ａ子ちゃんの『登別に帰る病』が発病したんだもん！（爆）12月30日は、Ａ子ちゃんの息子が揃い、１日早い年越しの集まりを我が家でした。メンバーは去年と同じ、Ａ子ちゃん、長男夫婦（主人と私）・次男夫婦と孫２人・三男夫婦（登別在住）の９名。去年の教訓を得て、今日は特別にＡ施設のデイサービスにお願いした。登別の三男夫婦と、Ａ子ちゃんがいない間に打ち合わせをする為だ。今回は仕事のため、１日に帰らなくちゃならないので、地雷を踏んでいられないのだ。(^^;意外なことにＡ子ちゃんは、デイから帰宅し、登別の弟夫婦が来てた事を知っても、顔色ひとつ変えなかった。デイ施設での、ポーカーフェイスモードが取れてなかったとか？(苦笑）が、その余韻は数分も持たず、頭の中は『登別へ帰れる♪』モードに・・・(;-_-;) 話は上の空で時々宙を見てニタニタ！？（怖っ！）　「登別の家の鍵・・・預かってもらってたっけ？」と時々口にする。幸いな事に年越しの集まりでは、あまり変なムードにはならなかった。そして去年のように荷作りのためにクローゼットから衣類を出したりもしなかった。ただこれは、症状が進んでそこまで気が回らなかっただけのようだ。そして最終日の１月１日。とうとうＡ子ちゃんが口に出した。「私も登別に乗っけていって！」義弟が　「今日は帰らない」とごまかしても、「いつ帰るの？」などと言って食い下がらない。見かねた主人がとうとう、「帰るって！？三愛に帰るのか！？」どひゃ～言ったぁ～！(~Q~;) （三愛とはＡ子ちゃんの郷里では、頭がおかしくなった人が行く病院と言われてるらしい。すなわち、あそこに入ったら出られない？とＡ子ちゃんは思ってる。）するとＡ子ちゃん、「いやぁ～そういう意味じゃなくて、登別の家を片付けたいから・・・」　さすが！自分で気が強いと言うだけあってびくともしない。いや、ピンとこなかっただけ？(^.^ ;更に主人が「もう２年前にきちんと片付けて出てきてるから大丈夫だ」「いない間はＨ(義弟)が掃除してる」と何度か言うと、最後には「いいよっ！バスでも列車でも帰れるから！」　うっ！敵は強し！(爆）私の予想では、ここまで言ったら泣きじゃくるかな？と思ったが、Ａ子ちゃんはわりと平静で、しかもその後の会話から登別・帰るのキーワードが減ったように感じた。逆療法もたまには良いのかもしてない？(苦笑）そしてこの後みんなでお出掛けし、『Ａ子ちゃん疲れさせ作戦』が功を奏して、無事義弟夫婦は明るいうちに帰ることが出来た。もちろんＡ子ちゃんは１日経った今もって、義弟夫婦が来ていた事を口にしない。デイのない今日も出掛けた為、来てたとか来てないとか考える余裕もないのだろう。さあ、明日からデイサービスだ。正月三が日を待たずに、我が家の年末年始は早々と終わった。そしてまた怒涛の１年が始まるのだ。まぁ蔵のお部屋

  2006年01月02日

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  年越し集まりまで後２日

  ますますおかしくなっていくＡ子ちゃん。日記もどんどん暗くなりそうなので、ちょっぴりリニューアル♪少しでも明るく愚痴って笑い飛ばさなくちゃ、年は越せないよね！いよいよ今年最後のメイイベント、年取りの集まりが明後日に控えてる。メンバーは、主人の弟夫婦二組とその息子二人の総勢９名だ。（去年も同じメンバー(^^;）去年同様、『登別に帰るモード』に突入するだろう。いや、最近の傾向をみると、自分も義弟と一緒にこのために登別から出て来たと妄想するだろう。いや、いや、もっとひどいかもしれない？すでにタンスからクローゼットの中を毎日毎日メチャメチャに。が、万歩計の数字を２月に書いてた(?_?; 予想が立たないほど最近のＡ子ちゃんはおかしくなってる。やる事為すことが少しづつ崩れ始めてる。２日前、いきなり私達の寝室に入って来た。パソコンをいじってた私を見てびっくりし、「あら、〇〇さんがいると思わなかったから・・・」え!?いない時に入ってたの？(◎-◎;) 唯一してもらってる（偽善的に）食器洗いも、今までは黙ってたら洗剤も付けずに洗うので、Ａ子ちゃんが手をつける前にそっとスポンジや洗い桶の中に含ませて置いた。更に下洗いもして・・・なのに今週くらいから、いきなりゆすぎに入るかのごとく水で流すだけ・・・(-。-;) で、今度はスポンジを食器の上や桶の中に目立つように置くようにした。まずまず成功～Y(^^)! まあ、この作戦も時間の問題だ。それよりいつまでさせた方が良いのか？Ａ子ちゃんを影から見てると面倒くさそうにも見える。でも、何かさせてないと落ち着かないし、私達もその隙にやる事がいっぱいあるし・・・難しいところです。(--;) そうそう、この前に受診で主治医に言われた。主人が先生に、失禁の件・体臭・口臭などいろいろ相談したところ、『体臭・口臭などは自分で清潔を保てなくなっているので仕方がないでしょうね～。口臭は近くの歯科医で見てくると言うのならそれが良いですね。それより今のところまだ多少の自覚があるようなので良いですが、これが洋服の上にパジャマを着たりするようになってきたら、もっともっと酷くなり、在宅介護は本当に難しくなって来ます。その時は早めに施設に入れた方が良いですよ。どこか頼んでますか？』と・・・。あぁ～もうそういう時期が近いということ？で、膳は急げ！ケアマネにもう何箇所か終身介護施設を捜してもらうようお願いした。すると、今デイに行ってるＮ施設（月～金）でグループホームを上の階でやってるとの事。ラッキ～♪と思ったら、定員１８名。現在空きなし！まあ、手続きだけでもしておくか！まぁ蔵のお部屋

  2005年12月28日

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• 今年最後の受診

  今日は今年最後の受診日だった。（神経精神科）いつものようにＡ子ちゃんには何も言わず、「出掛けるぞ～！」の主人の一言で車に乗り込む。おっ！今日はＡ子ちゃん、何処へ行くのか聞かないな？今回は「病院の日だなんて聞いてなかった！」とか「今日で何回目？なんて先生だった？」だとかグチグチ言われる事も聞かれる事もなく病院に着いた。ホッ！(^.^) それどころか、病院の駐車場に入るために順番待ちをしてるのに、「あら、大きい建物だな～と思ったら、それ病院なんだね。」とニコニコ。えっ！？他人事？「みんな病院に入るために待ってる車なんだね。」またまた他人事！？同じ列にならんでるのに～～(~Q~;) 前回の受診から２ヶ月。そうかぁ～２ヶ月でこんなにも進んでしまったのか～と思いつつ、今日の調子が悪かったのかも？と思いたい私。(;^_^A でもそのおかげで、思ったよりＡ子ちゃん、おかしくならずに済んだ。待ち時間も短かったので、更に楽勝～♪と思いきや、今日は何やら『調査研究のためのアンケート』という事で、患者と介護者つまりＡ子ちゃんと私がアンケート協力をする事になった。（何だか良くわからないうちに同意してた。苦笑）最終的にはＡ子ちゃんの物忘れのひどさで救われたが、最初の説明では体が硬直するほど緊張が走った。そのアンケートの説明するおばさん（医師？助手？）が、Ａ子ちゃんと私を並んで座らせてこう切り出した。「日頃お母様が認知という事で介護され、その介護によってのストレスとか困った事とかおありと思います。お母様も病気への不安、介護を受ける方としてのストレスがおありでしょう。」　なっ何を～～！(－◇ー;)!!　思わずそのおばさんを睨んでしまった。(^レ^;) すると気づいたのか、「こちらのご家庭はそんなことはないでしょうが・・・」あっても本人目の前にして言えるどころかうなづくことだって出来ないよ～！「ではお嫁さんは待合室の方でこのアンケートを。お義母様はこちらで。」ハラハラしたのはここまでで、後はＡ子ちゃんの方が終わる前に私のアンケートを片付けてそっと渡してしまえばいいと、物凄い勢いで終わらせた。(爆）Ａ子ちゃんの方は計算などのテスト的なものもあったらしく、予想以上に時間がかかった。しかも一緒に聞いていた説明も（思考力の低下がはなはだしい為）理解出来なかったようだ。憶えてないし・・・ホッ！(^.^ ;で、認知テストで多少おだてられたのか？終わった後のＡ子ちゃん、顔が上気してました～(^^;そしてこの後はお決まりの記憶消しの（病院へ行った事を苦にするので）ドライブコース♪今日のお出掛けは、先月開店したイトーヨーカドーアリオへ。（下見済み♪）が、やっぱりベンベンベン失禁～～涙。。。次回の受診日は３月１日。いったいその時のＡ子ちゃんはどうなってるんだぁ～(?_?)

  2005年12月14日

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• 読めない行動

  やっぱり紛失した１万５千円は出てこなかった。ショート施設にも聞いてみたが、見当たらないと言う。次回からお財布の中身の確認を徹底すると。（１,２回目は確認していたが、３，４回目はしてなかった）そして間違って？持って来てしまった化粧水と雑誌は、後日取りに来てくれるそうだ。まあ、無くなってしまったものは仕方がない。実際Ａ子ちゃんは時々物取られ妄想の一端なのか？財布をハンカチなんかでガチガチに包んでいたり、お札だけティッシュに包んで別に仕舞いこんでいたりと、不思議な事をやってるので思い当たるふしもある。幸い今回は、Ａ子ちゃんは無くなった事に気づいてない。もしこれに気づいていたら、また『登別の帰る』とか、無くなったと騒ぎ、何日も悩ませれる事になっていただろう。もしかしたら最終的に私が犯人にもなりかねない。それだけは今後の家庭平和のためにも避けなくてはならない。（苦笑）もっともそんな心配は無用なのかもしれない。あのケチなＡ子ちゃんが、１万５千円も無くなって気づかないのだから、それほど症状が進んでいるということ。もう何度無くなっても気づかないのかもしれない。失禁もますますひどくなってきた。日々トイレ掃除と洗濯に追われてる。特に便失禁。昨日もＡ子ちゃんがお風呂に入ってる隙に主人がお部屋チェックをした際、びっくりするくらい汚れたパンツが出てきた。「ぎゃあ～こりゃ、あちこち付いた手で触ったわ～！」しかも穿き替えもせず、１日中穿いてた。(~Q~;) 思わず２千円もする失禁パンツを「捨てよう」と言ってしまったくらい・・・(滝汗）そのパンツ、いつもならタンスなどに隠してしまうのだが、今回はハンカチに包んで化粧品が並んでる机の上に？何故そんなところに？どうするつもりだったのだろう?(?_?)? 近頃、パンツを何枚も重ねて穿いていたり、デイにも持って行ったリしてるよう・・・？実は１枚紛失してる。デイサービス先で汚して捨てて、ノーパンで帰って来たとか？（Ａ子ちゃんの性格上、捨てるなんて考えにくいことだが・・・）(;^_^A いつもＡ子ちゃんにバレないように隠れて片付け洗濯掃除し、何事もなかったようしておく。だが・・・こう頻繁だとそれも近々限界になりそうだ。あぁ～Ａ子ちゃんの行動がますます読めなくなってきた～～（＞△＜）!!

  2005年12月12日

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• ショートから帰宅したが・・・

  ２泊３日のショートステイを終えて、Ａ子ちゃんが帰宅した。今回はニコっていうくらいの、いつもデイから帰宅した時の自然な感じだった。ほっ！(⌒‐⌒) ただ、何かにつけて言うＡ子ちゃんの『ありがとう』の言葉が気になった。ちょっとわざとらしい言い方？今回のお土産は、施設のパンフや会報（同じ物が何枚も・・・汗。）　　　　　　　　誰かの化粧水（人のものを・・・滝汗。）　　　　　　　　施設のか？誰かの生活雑誌（６月号だし、まっいいか！苦笑）と、毎回持って来てる介護用ゴム手袋・汚物入れのビニール袋を数十枚。よっぽど気に入ってるのかな？(爆）そしてＡ子ちゃんのバッグの中からは、またメモ・・・そのメモ紙は、何故か家計簿の端？ショートには家計簿を持っていってないのだから、行く前に端を破ってバッグに入れたのか？何故？？？『10時20分 病室着 322号室　この前も来た病棟だ。（病室も同じ？）322号室　今回も322号（３階の端）〇〇（主人の名）はどうして私に本当の事を云ってくれないのだろうか。それを云えない程　私は呆けて手もつけられないほどになっているのだろうかそう思うより仕様がないのだろうか今度帰宅したら札幌へは来ないこと』←札幌＝我が家のこと(--;) うわぁ～暗くなるなぁ～見なかったことにしよう・・・(+_+) そして今回。持って行ったお金が紛失してた。(￣□￣;)!! 明日施設の問い合わせてみよう・・・

  2005年12月07日

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  もう１２月

  早いものでもう１２月。介護を始めてから月日が経つのが怖いくらい早い。Ａ子ちゃんと居る時間はすご～～～く長いのに・・・？(;^_^A Ａ子ちゃんはますますボーとしてることが多くなった。失禁の方もトイレ汚しも日常茶飯事になった。デイでは変わりないと言うのだから、家に帰ると何もかも緩んでしまうのだろう。それにしてもすごい差だ。部屋にこもっても何も書き記してないし、何をしてるのかわからない。何度かドアの隙間から覗いたら、ベッドの腰を下ろしてボーとうな垂れていた。そんな姿を見ると、どんなに頑張って介護しても進んでしまうこの病気。この１年８ヶ月が無意味に思えてしまう。平和なことは平和だが、これでいいのかな～？って不安になる。昨日の外出先でのこと。昼食をとったお店からスプーンを盗んで持って来ていた。ガビ～～ン！(－◇ー;)!!とうとうここまで来たのかっ！とショック！この日も便失禁。何か物を盗む事と繋がりがあるのか？「もう絶対目を離すことは出来ないね！」と主人と誓った。実は、Ａ子ちゃんの妹の夫も認知症だ。パーキンソンを患って、認知症の症状が出ているらしい。今回義姉が来た時に聞いたのだが、叔父は薬によって呆け症状が強く出ているらしく、叔母の顔を見ても誰かわからないくらいに悪化しているらしい。そんなこともあり、姉であるＡ子ちゃんにその愚痴・悩みを聞いて欲しいと思っていることから、なかなか話ができないことに不満を募らせているとのこと。そう、その不満の矛先が、我が家だ。何度か電話が来る度、Ａ子ちゃんがおかしくなるから電話は遠慮して欲しいと言ってるから。何とまあ～(-。-;)同じ認知症の介護してる人に足を引っ張られそうになるとは・・・汗。 叔母自体も介護でいっぱいいっぱいなのはわかるが・・・そんな時だからこそ冷静さに欠けて、Ａ子ちゃんの声を聞いたら自分勝手にボロボロ愚痴・悩みを話しそう・・・そんなことになったら、大変～～！考えただけでもぞっとする。叔母には申し訳ないけど、引き続き距離をおかせてもらおうと・・・他にも今もって何度となく義弟夫婦や義姉が説明してもわかってもらえず、私たちへの不満を募らせてるようだ。本当に鬼となって、無視していかなければならないのだと痛感した。そして今日、Ａ子ちゃんは２泊３日のショートステイに旅立った。またまた見慣れないショート施設の人を見るなり、不安で顔を引きつらせていたＡ子ちゃん。どうか無事で・・・(^^;

  2005年12月05日

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• 怒涛の１週間

  怒涛の１週間が終った。先週初めのショートステイに続いて、Ａ子ちゃんの親戚が先週末に来て、昨日帰って行った。親戚と云っても、Ａ子ちゃんの娘（主人の姉）と孫（姪）そしてひ孫（私達からは何と呼ぶのか？）がはるばる宮城から来た。来る前からどうなることかと心配したが、子供が好きなＡ子ちゃん。赤ちゃんパワーで終始ニコニコ顔だった。時々、ひ孫をあやしながら「ほらお父さんに抱っこしてもらいなさい」と主人に対して言ってみたり、義姉が抱いていると「お母さんに抱っこいいね～」と言ってみたり・・・そして誰かが来ると自分も一緒に来たような妄想に陥り、『Ｍ（娘）が来た。Ｎ(孫）も一緒に来て〇〇（主人の名）のところに泊めてもらう。私も一緒に泊めてもらう。』と日記に・・・更に朝になると帰ってしまうのではと思い、なにげに「帰るのは飛行機？」「千歳から？」「何時ごろ出るの？」など娘の聞かず、孫に誘導尋問。(爆）しまいに、「私もＭが帰るときに一緒に登別に帰ろうと思うんだけど、登別の鍵、〇〇(主人）に預けてるだろうか？」と。どこまでも根強い帰宅願望～(;-_-;) で、皆で作戦会議の結果、もう１日泊まることにしてデイサービスに送り出す。そしてその間に登別に向う。そう、実は義姉一行は最終日に、登別の親戚に、挨拶に回る予定も組んでいたのだ。だから尚更帰ることはもとより、登別に寄ってから帰るなど、重要機密事項なのだ。何とか作戦は成功し、Ａ子ちゃんもニコニコ顔でデイサービスへと・・・帰宅後もすっかり忘れているものの、ひ孫を１日中あやしていたモードがそのまま抜けないらしく、極悪日（デイが例のＷさんと一緒の日）にも関わらずニコニコ顔だった。実は、しかもこの４日間で３連続便失禁。なのに、ダメージ少なく、ひ孫パワーで乗り切ることが出来た。義姉一行が帰る前日、義姉に「あんた達が大変だと思ったら、いつでも施設のお願いしてもいいからね。」と言ってもらい、私たちも重い荷物を少し降ろす事が出来た。だからか、今日は思ったより疲労が少ない。最近閉鎖的になっていた私の気持ちも少し軽くなり、心がひとまわり大きくなったように思う。（まあ、今だけかもしれないが・・・σ(^◇^;) あ！そうそう、Ａ子ちゃん、あやしモードがまだ抜けないらしく、朝も我が家のワン２匹に向って口を鳴らしていた。「あ～あ、そんなことして思い出すんじゃないだろうか？」と主人の予想的中！「△△(私）さん、昨日Ｎ(孫）が来てたんじゃないかと思うんだけど、どうもはっきり思い出せないんだよね～」「どうやって来たのかも、どうやって帰ったかもわからない。」「こりゃ～△△さんに聞くしかないかなぁ～と思って・・・」「お義母さんがデイサービスに行ってすぐ帰ったし、その時もちゃんとお別れの挨拶もしてたよ。」と教えると穏やかに「そお？私ちゃんと挨拶してた？もうそんな事もわからなくなって・・・病院に入った方がいいかな～と・・・」最後の会話は聞こえない振りをし、事なきを得、デイサービスの迎えが来て一件落着？(^^;ひ孫パワーなのか？いつもなら『登別に帰る』との逃げ口上が、『病院へ』と変化。お義母さんのことだから本気ではなく、なにげに入りたくない意思を伝えたのか？「お義母さん～病院なんて～ずっとここに居てください」との私の優しい言葉を期待したのか？どちらにしても、Ａ子ちゃんにとって、幸せな４日間だったことは間違いないのだ。

  2005年11月22日

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• 3回目のショートステイ

  Ａ子ちゃんがショートステイから帰って来た。今月は14日から16日で、今日帰宅した。また前回同様、迎えの人を見たとたん「あ！Ｎじゃない！？　（平日行ってるデイサービス施設）」と、嫌悪感を見せたが、施設の人の上手な誘導でスムーズに入所。そして、二泊三日。無事、呼び出しもなく終えた。これもまた前回同様、トイレにある茶色の手を拭く紙・汚物を入れるビニール袋・介護用のゴム手袋のお土産付きで・・・(苦笑)と、ただニコニコして帰宅した姿を見ただけなら大成功だと思うだろう。しかし、荷物の中からたくさんのメモが出てきた。例の茶色の紙やティッシュペーパーに、『〇〇（主人）の電話番号を聞くこと』と書かれたメモと、財布の中身（残高）が書かれたものが何枚も出てきた。何とか主人に迎えに来てもらおうと考えたのだろう。３回目とあって、字がきちんとしていて、何らかの余裕を感じた。（書いてる内容はあれだけど・・・慣れたのかな？(^^？ ）その中の1枚『10時231号室到着（息子は何も云ってくれなかった）一泊とは云ったけれど、どうなるのやら。息子のところに戻ったらすぐ登別へ帰る事にするつもり。私はこの病院へ連れてこられるより家へ帰った方がずっと嬉しいのだから。午後1時頃男性のヘルパーさん(?）来て写真を写して戻って行った。その後（2時から）ひとりぼっち。息子が入院させるのも判る気がするけど家に帰りたい。午後2時残金1万1・千円４・500 １・・・』Ａ子ちゃんは、ひとりになる度に、財布の中身を数え、そんな事を悶々と考えていたのだろう。連絡帳には、『入所日には息子にここに来た事を知ってるのかなど、不安な様子がみられましたが、すぐに落ち着きを取り戻されていました。特に混乱される事もなく、ご本人のペースで過ごされていました。他の利用者とも仲良く会話を楽しまれる姿も見られました。』確かにメモはＡ子ちゃんの心の叫びなのかもしれない。Ａ子ちゃんにとって、私達と一緒に暮らすのもショートステイに行ったりするのも本意じゃないのだろう。でも私達もいろいろなものを犠牲にして、朝から晩までＡ子ちゃんの顔色を見、張り詰めた毎日を送ってる。正直、先の事は考えないようにしてるくらい辛く不安なことばかり・・・介護する方もされる方も、お互い辛い事が多いけれど、それでも続けていかなくてはならない。先は長い・・・メモは読まなかったことにしよう。(=_=;) で、私の方は、寝た寝た寝た寝たよ～く寝た！何だか良くわからないが、とにかく眠たかった。(~O~)ふぁ・・ 今回はＡ子ちゃんの生霊？、いや！夢でうなされた以外は、あまり「今頃どうしてるかな～？」と頭に浮かばなかった。なんと３回目で！順応の早いこと・・・（鬼嫁の素質十分あり！爆）ただ今回はＡ子ちゃんがショートに旅立つ前日、持病の偏頭痛の発作が出て、体の調子が良くなかったのだ。そんなこともあり、体が休みたいと欲していたのだろう。限界だったのかもしれない。いや、限界前にショートステイに行ってくれて、救いだったのかもしれない。そういうわけで、神経の細い？私だったが、やっぱり自分自身も大切。来月もショートステイへお願いしま～す(^^;

  2005年11月16日

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• 帰宅願望

  昨日は義弟夫婦が来た。月に一度、Ａ子ちゃんのお相手をしてくれる事になった登別の義弟夫婦だ。今回は日帰り。朝８時半に到着し、すぐさまＡ子ちゃんを連れてお出掛け。Ａ子ちゃん、デイサービス行くつもりだったので用意万端♪（日曜はお休み）銭函・小樽と７時間のドライブ。帰宅したＡ子ちゃんは、かなりお疲れの様子。登別に連れて帰ってくれるのか、否かで悶々としてたのだろう。その証拠に、帰りがけ札幌の家に向ってる事を察したＡ子ちゃん、「〇〇（主人の名前）のところに私を戻すのかい？」と・・・(+_+) 今回は幸いに失禁の方は軽い尿漏れ程度。義理の妹もホッとしていた。さすがに最近のＡ子ちゃんのおかしな言動には、気づいたようだ。(苦笑）で、夕食前に昼寝をしてくれたら、「連れて帰ってくれ」とせがまれる前にその隙に帰ってしまおうと、義弟夫婦は目論んでいた。しかしそうは上手く行くはずがない。あわゆくば、泣いてすがってでも連れて帰ってもらおうと目論んでるのはＡ子ちゃんの方。疲れて血走った目を凝らして、みんなの居る居間に居座り続けていたのだ。いつもなら自分の部屋にさっさとこもるのに・・・(=_=;)夕食を済ませても部屋に行ったかと思ったらすぐ出てくる。お風呂に入ってすぐ寝るかと思ったら、珍しく見たくもないテレビ観賞。ヒョエ～心ここにあらず、チャンスを狙ってる目だ。(~Q~;) だがＡ子ちゃん、さすがに耐え切れずに８時前には寝ると部屋に戻った。ホッ！結局義弟夫婦は、Ａ子ちゃんが寝た９時近くに気づかれないようソゥ～と帰っていった。お疲れ様～また来月宜しく～(^o^)／ そしてまた来月、再来月と、この帰宅願望（妄想）への対応策に追われるのだ。本当にＡ子ちゃんの帰宅願望は執念深いなぁ～(;^_^A

  2005年11月07日

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• 薬の効果

  今週に入って寝不足が続いてる。毎晩・毎朝（早朝）Ａ子ちゃんは、トイレに何度となく起き、その度にガタガタガタガタ何かしてる。タンスの引き出しを開ける音、クローゼットを開く音、財布の中身を数えてる音・・・時にはトイレかと思いきや、水を流す音がしないので居間で何かしてたのだろう。これが俗に言う、夜間せん妄なのだろうか？前も良くこういう事があったが、だんだんエスカレートしているように思う。そんな音と気配を感じながら寝ていると、私自身、寝てるのか起きてるのかわからなくなる。朝起きて鏡を見ると顔がむくんでる。心もストレスでむくんでる～(;-_-;) 最近のＡ子ちゃんの言動・行動から、とうとう薬（アリセプト）が効かなくなってきたように感じる。一緒に暮らすようになった頃のＡ子ちゃんに戻りつつある。ただひとつ違うのは、部屋のこもる時間が多くなった。 （その分むやみに外に出たがったり、したくもないのに体裁で「何かさせて！」と言わないので楽だが・・・） なのに何故か？私と主人以外の人にはボロを出さずいる。一応シャッキ！としているようだ。どうしてそんな使い分けが出来るのだろう？（意識なしにしてるのだろうが・・・）薬を服用してから、もうすぐ１年半になる。そろそろ効かなくなる頃なのだろうか？

  2005年11月04日

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• 帰宅願望の理由

  久しぶりに日記を書いていたと思ったら、「子供達に気を使って、具合悪くなりそうだ。登別に帰る事にしよう。」「〇〇さんが、私のせいで具合悪くて寝てる。」「今日は1日何処へも出掛けないで家に居た。」ハァ～また始まった～(-。-;) Ａ子ちゃんが気を使ってないとは言わないが、この1年と7ヶ月、私達は何度となく具合悪くなったが、Ａ子ちゃんは１度も寝込むことなく元気だった。自分が登別に帰りたいもんだから、その口実を私に転換する。それに私、具合悪くなってないし、寝てないし・・・？毎日デイサービスにだって出掛けてるでしょ～！自分勝手な妄想にはついていけませ～ん！！そう、多分これには他に理由があるはず！最近考えられるのは、失禁をした時と「私に出させて～！」と言っておきながら、外食ほかお金を使った時。（どうやら、ここに居たら財産を盗られるとでも思ってるんでしょう？苦笑） 後者はどうにか、お勘定を先に払っておくなり対策があるが、前者の失禁は現在八方ふさがり。もう知らない振り、見なかった振り、臭わない振りをするのも限界だ。トイレの手を洗う洗面台が、うん〇だらけになっていたり・・・昨日も今日もパンツを何枚洗っただろう？その汚れたパンツを捜すもの大変だし（Ａ子ちゃんがあちことに隠しちゃうので）、洗うのも大変。家の中は芳香剤（脱臭剤）でいっぱいだ。お香も焚いてる。(笑）紙オムツにしてくれれば、どんなに助かるだろう。この病気のネックは、Ａ子ちゃんの性格上も相まって、本当に何もかもわからなくなるまで、紙オムツをしてもらうように告知するのは難しい。でもいつか、修羅場になってもそうせざるえなくなるだろう。

  2005年10月31日

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• ショートから帰宅しました

  Ａ子ちゃんが帰宅した。前回同様ニコニコ顔で・・・やっぱり男性に送られる方が良いかな？(^^;迎えに来た時は「知らない人！」と嫌悪感を示していたが、前回気に入ってただけあって、すぐに打ち解けてくれたようだ。今回は、帰宅しても施設での事はもちろん、どこかに泊まってきた事すら話をしなかったＡ子ちゃん。疲れているのだろう。手で隠せないほどのあくびをしてた。連絡帳には、『前回と同様に、入所日は特に「ここに来る事を聞かされてない」と繰り返し訴え、涙ぐむ場面もありましたが、他の利用者の方やスタッフとのコミニュケーションの中で、少しづつ落ち着かれた様子でした。集団体操にも参加され、意欲的に取り組まれていた。』と書かれていた。何とか上手くやってくれたようだ。(^^)V ところがこの連絡帳は、Ａ子ちゃんがじかに持っていた手提げ袋に入っていた。う～あれほど言ったのに～～（＞ｏ＜；） 何とかごまかして取り上げたが、どうやら読んだらしい。連絡帳に書いてある主人や私の携帯番号などのメモが出てきた。しかもそのメモ、良く公衆トイレなどにある手を拭く茶色い紙！メモに使ったもの以外にも何枚も出て来た。あ～始まった～貰える物は何でも貰っちゃおう～だ。(--;) それ以外にも、何か汚物でも入れるようなビニール袋数枚に、介護用のゴム手袋なんて何十枚も出て来た。そうそう、そのビニール袋の山は、前回ブラジャーを隠して？あった入れ歯コップの中から・・・( ゜ｏ゜）Ａ子ちゃんはよっぽど入れ歯コップに隠すのが好きなのだろう？(爆)後はパンツから何から着替えは一切してなかった。でも、機嫌もまあまあだったし、元気で帰って来てくれて本当に良かった。またこれで来月に心置きなく繋ぐことが出来る。さあ、また明日から頑張ろう！ちなみに・・・早速おトイレ、汚してくれました～(~Q~;)

  2005年10月26日

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  今日からショートに行きました

  「今日もあの運動場みたいなところなの？」本当にしつこいです！それが病気とわかっていても、Ａ子ちゃんの場合はただ聞いて来るのではないので嫌になる。昨日は先週とは違ったところに紅葉見物に連れて行きました。その朝もデイサービスだと思って早々仕度をしてソワソワソワソワ・・・前だったら、「今日は何曜日？」「最近物忘れが多くて・・・行く日だろうか？」と何度も聞いて来た。でも今は聞くことさえも頭に浮かばず、勝手に用意してソワソワしてる。そして今日。今日から２泊３日のショートステイだ。朝１番、ショート施設『Ｋ』から少し遅れるとの電話が来た。もちろんＡ子ちゃんには内緒にしてるが、例の土曜だけ行く『Ａ』からの電話と勘違いしたのか？変なスイッチが入った。居間に居た主人に、「今日はあそこなのかい？」「お母さんの為にいろいろな所に行くように手配してくれてるみたいだけどいいから・・・」「あそこ（Ａのこと）はいつも違う人ばかりで話す人もいないし・・・」なにげに行きたくない事を主張。(^_^;でもＡ子ちゃん、『Ｎ』に通い出した頃は「あそこは何もしないで話ばかりして時間を稼いでるみたいだ。」と言ってたではないか？単なる慣れないための我儘なら様子を見る必要があるが、Ａ子ちゃんにとってマイナスなら考えなくてはならない。とにかく『Ａ』施設に問い合わせてみよう。そしてまもなく、ショート施設『Ｋ』の人が迎えに来た。Ａ子ちゃんは「知らない人だ」（前回と同じ人）と躊躇して立ち止まったが、先に主人が不安感が強い事を忠告してくれてたので、施設の人の上手な誘導でスムーズに行ってくれた。今回はどうなるだろう？前回とはまた違った不安でいっぱいだが、とにかく２晩、何もかも忘れるようにしてリフレッシュしよう。

  2005年10月24日

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• もうすぐショートステイ

  10月も半ばを過ぎ、いよいよ来週月曜からショートステイの２回目だ。２泊３日で前回と同じ。１回目は思ったよりスムーズにいったが、２回目を目前にして、また送り出すまでの大変さを思うと憂鬱だ。その精神的な負担を思うと、一週間くらいでも行って欲しいくらいだ。鬼嫁～～σ(^◇^;) 最近、毎週土曜だけ行ってるデイサービス施設『Ａ』について良く話すようになった。もちろんＡ子ちゃんはそこで何をやってきているか憶えてない。いつ行くのかも何度教えても憶えられない。ただ、「今日はあの大きい運動場みたいなところへ行くのだろうか？」と聞いてくる。「あそこは土曜だけだけど・・・」と答えると、「そう、土曜はあそこに行かなくちゃならないのね！」と強い口調で返ってくる。得意の意地悪～～な言い方・・・(--;) そしてこれは平日に行ってるデイサービス施設『Ｎ』でも話題にしてると言う。『Ｎ』のヘルパーさんが気にして電話をくれたのだ。「最近『Ａ』で何かあったんでしょうか？」「９月初めから行ってるのに、今になって『Ａ』の事をうちで話しをするようになったんですよね～」と・・・。多分、私に聞いてくる聞き方、返答の仕方から文句めいた言い方をしてるのだろう。一週間に一度だから憶えてないと甘く見ていた。ショートの『Ｋ』施設についても文句を言うようになったらどうしよう～汗。。。まあこれは、当初『Ｎ』に通い出した頃も似たような感じだったので、心配ないはず・・・うん！そう思おう！(^=^; 最近のＡ子ちゃんは家では体裁を繕うことなく、感情も顔に出やすくなって、部屋にこもる時間も多くなった。それと共に、今まで出来てた事も少しづつ出来なくなっている。部屋にこもっていても日記もつけてない。何をしているのだか？だから前のように、機嫌が悪い時、何が不満なのかなど、分かりづらくなった。なんだか私の頭の中で、１年半前の１番大変だった頃のＡ子ちゃんが蘇る。ゾォ～～～～～！(゜O゜; とにかくショートステイの期間中は、目一杯楽しまなくちゃ、身も心も持たない。

  2005年10月21日

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• バースデー

  すっかり日記の更新をご無沙汰していたら、秋も深まり暖房なしではいられない寒い日々。あわててトップの写真を入れ替えた。(;^_^A あれからもＡ子ちゃんに振り回される日々。親戚にも振り回される日々。トイレは掃除しても掃除しても、とうとうおしっ〇のニオイが滲み付いてしまった。パンツだけは入浴時に洗っていたＡ子ちゃんだったが、それもしなくなった。代わって私がせっせとパンツ洗い。(~_~;)次から次への親戚行事に落ち着かないし、心も体も弱ってる。な～んだかイライラする毎日。心の中のため息でいっぱいになりそう・・・(×_×;） そして今日はＡ子ちゃんの７６歳の誕生日。自分では奥ゆかしく気づかない振りをしているが、日記代わりの家計簿の摘要欄には『Ａ子バースデー』の文字が狭いところに３つも・・・壁に貼ってあるカレンダーにも『Ａ子バースデー』の文字が躍ってる。（そうそう、この家計簿、お財布の中身を毎日付けていたのだが、とうとう計算も出来なくなってた。）で、朝はデイサービスに行く前にケーキを食べてもらった。朝からあまり機嫌が良くなかったＡ子ちゃん。大袈裟に感動する振りもせず（いつもなら涙ぐんだりしてするが・・・）、かといって、甘い物が大好きなＡ子ちゃんが食べないわけがない。「それじゃ、いただきます。」と無表情で言い、ペロリと食べた。かわいくな～い！（｀ε´）多分これも忘れてしまい、デイから帰宅して何もなかったら、「誕生日に何もしてくれない」と嘆きの日記をつけるだろう。そしてまた「登別に帰りたい・・・」と・・・お決まりのコース・・・(;-_-;) 何でここまで機嫌をとらなくちゃならないのか、自分でも嫌になるが、またケーキを用意した。スカーフとハンカチのプレゼント付きで。今度は７６の数字のロウソク付きだ。結局私は、Ａ子ちゃんの喜ぶ顔を見たいのかな？(苦笑）今夜の夕食は生ちらし寿司とイチゴケーキ。「私、ちらしはいらないからケーキだけでいい。」と言われそうだが、いや、Ａ子ちゃんのことだから無言で残すかな？いずれにしても、今日はＡ子ちゃんの誕生日。深いため息と心に溜まったよどんだ気持ちを押し殺して、やさしい言葉をかけてあげなくちゃねぇ～！(^^;

  2005年10月17日

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• 胸がいっぱい

  今日はＡ子ちゃんの神経精神科の受診日。相変わらず「今日で２回目？」とか「最近物忘れがすごくてすっかり忘れてた～」（最近じゃないだろ～(〇o〇;) とか、私が気づかないと思って平気でお気楽な事を言ってた。そして、病院に着くと落ち着きなくなり、トイレに貧乏ゆすりにため息の嵐。主治医に呼ばれて診察室に入ると、症状は進んだとはいえ、まだまだ自分はおかしくないと芝居する。ただひたすら主人と私は便失禁をしやしないか気になる。（本当に恐怖症だぁ～！爆）今までの経験上、長く歩かせたり、極度に緊張させるとダメなようだ。それに今日は、終身介護施設への申し込み書類を書いてもらうために、血液検査とレントゲンもある。何とかすべて終わるまで無事で～～「あ～頼む～！先生変な質問しないでよ～」が、最後に看護士さん・・・「この書類は急ぎますか？今日は出来ないですよ。」と申し込み書類を見せながら断りに来た。ここは精神神経科、認知症の患者さんを扱ってる科。配慮がなさ過ぎでしょう～！（｀ε´）一瞬「え！？何？」って顔をしたＡ子ちゃんだったが、幸いにも主人と私のごまかしに乗ってくれた。ホォ～～疲れた～～(~_~;)次回は12月の14日。どうなることやら～どうなることやらは、まだその前に目白押しにある。今月の9、10日と義弟夫婦が泊まりに来る。24～26日にショートステイ。来月にはひ孫を見せに姪が宮城から来る。多分その間にも、この前断ったもう一人の義弟や、義理の叔父が何度か来るだろう。もう年末の向けて、親戚三昧で胸がいっぱいだ。具合悪くなっても寝込めないというのに・・・（＞＿＜。。。

  2005年10月05日

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• 愚痴らずにいられません～

  昨日、Ｎ●Ｋで認知症の特集を放送してた。その前から週一回放送してたものを見ていた。再現ドラマや体験談などには「そう、そうなんだよね～」とうなずくだけでも癒された。で、昨日も楽しみにして見ていた。しかし番組半ば過ぎに親戚から電話が入った。なんというタイミング！？Ａ子ちゃんの兄弟、１番下の弟だ。内容は「明日か明後日、Ａ子ちゃんに会いに行きたいが都合はどうか」という事。先々週のショートステイ・先週末の義弟の訪問から、まだ少しＡ子ちゃんはおかしい。やはり微かだと思うが、症状が１歩進んだように思う。本当は明日は、義弟から預かるとの申し出があったが「もう少し落ち着かせたい」と事前に断っていた。それでＡ子ちゃんの弟、義理の叔父にも断ろうと事情を話したが、なんだか腑に落ちない声のトーン。久しぶりに電話が来て、ねぎらいの言葉さえない。最後はこっちの都合に合わせると言いながら、「明日の午前中は用事があるし、夕方になると困るんだろう？」ときつい口調。（夕方は特にＡ子ちゃんがおかしくなるからと私が言ったので。）「じゃあまた考えます。明日明後日は行きません。」ハァ～～勝手に行く行く言ったのはそっちだろう！忍耐強いさすがの私も、きれそうになった。Ａ子ちゃんの兄弟の中では、１番わかってくれそうだと思っていたのになぁ～結局わからない人には、自分が会うくらい大した事ない、本人は嬉しいと喜んでくれるのにと聞く耳を持たない。自分が行くと喜んでくれるので、良い事だと勘違いしたまま。本当に心配なら、Ａ子ちゃんのいない時にでも来て、私達に現状を聞くだろうに・・・介護者の言葉、気持ちをわかろうとする姿勢が感じられない。これが現実で、仕方がないことだと自分に言い聞かせても、昨夜は悔しくて眠れなかった。あ～あ、昨日はせっかくテレビを見て、「頑張ろう～！皆も頑張ってるんだ！」って元気が出たのに、台無しだ～！

  2005年09月25日

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• あ～忙しや敬老の日

  久しぶり！Ａ子ちゃんが登別に帰ると言って荷作りをした。タンスの中身を総ざらい、やってくれました～(~Q~;)敬老の日の連休を使って、登別に住む義弟夫婦が来たからだ。（ショートステイの後の混乱を心配してと、１ヶ月前の旅行で私達の大変さを肌で感じ、月一で１～２日日曜お出掛けを代わってくれる為）義弟の顔を見るなり、心ここにあらずのＡ子ちゃん。(;-_-;) 迎えに来てくれた→登別に帰る→荷作り　　スイッチが入っちゃうのだ。Ａ子ちゃんは、来た早々いつ登別に戻るのかをチクチクと義弟に探る。Ａ子ちゃんを傷つけまいと言葉を考える義弟は答えにシドロモドロ。（嘘も方便が出来ない(^^;）その点はＡ子ちゃんは１枚も２枚も上手。何度も「買い物に出て来ただけ。すぐは帰らない。この後予定がある。」など答えてもＡ子ちゃんの耳には入らない。Ａ子ちゃんの中では「迎えに来てくれた。これで登別で暮らせる。」と願望が現実（妄想）になってる。で、朝早くからガッタガタと荷作りを始めたのだ。フゥ～～(-。-;) ２日目は義弟夫婦が「私達を休ませてあげたい」とＡ子ちゃんを半日連れまわした。が、道路標識を見ると「こっちからも登別に行けるのかい？」と・・・(=_=;) そして今日。一緒に登別に帰ると駄々とこねられてはと、嘘も方便が苦手な義弟（爆)とシュミレーションした。デイサービスが迎えに来る数分前に義弟だけ姿を消し、義妹は帰る素振りを一切見せずくつろいでる振り。そして、いざＡ子ちゃんに聞かれたら「今日も泊まっていく」と言う。結果～！見事成功し、Ａ子ちゃんは義妹に聞く事もなく、すんなりデイサービスへ。今日は敬老の日。デイではゲームなどいつもより盛り沢山な内容だったらしく、Ａ子ちゃんは紅白饅頭を手にニコニコして帰って来た。義弟夫婦が来てたことなどすべて忘れて・・・(^^)しかも今日は月曜、極悪コンビの日だったのに、嫌～な雰囲気にもならず、Ａ子ちゃんがゲームで貰った景品を魚に主人と三人で笑いあった。やれやれ(^_^;おまけこの後もう一人の義弟一家が訪れ、いいだけかき回してくれました～ハァ～(◎-◎;)

  2005年09月19日

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• ショートステイ３

  ↑「３」は、ないものだと思っていたら続きがあった。やれやれと思って、昨日の日記を書き終えて耳を澄ますと、なにやら居間の方から主人の声。ちょっと声が荒げぎみ？(--;) Ａ子ちゃんが寝た後に主人に真相を聞いてみると、昨日日記（家計簿）に書いてあった「大きいホテルに泊まった」とかの文字を消さなかったのが失敗だったよう。（ショートステイの印象が悪くなかったし、まあこのくらいなら大丈夫かと消さずにそのままにした。）消していれば、ホテル（施設）に泊まった事など忘れてしまったのだが、Ａ子ちゃんはそれを読み返して妄想し、居ても経ってもいられなくなり、主人に聞いてきたらしい。「私・・・ホテル代払ってこなかった」から「財布を忘れた」⇒「保険証も忘れた」⇒「あんたにいつから預かってもらってるの」⇒「自分がおかしい」⇒「登別に帰ったら皆に迷惑かけずに暮らせる」とどんどん深みにはまり、最後には「わぁぁぁ～」と泣いたとか・・・ 朝、日記を見たら「私が原因じゃないかもしれないけど、〇〇が私に対してツンツンしてる」とか・・・(〇o〇;) どんな会話をしたかは憶えてないけど、嫌な気持ちだけ残り、最後はしっかり自己防衛。私と喧嘩でもして、八つ当たりされたよう？？？（爆）ほんのちょっとしたことでこうなってしまうＡ子ちゃん。主人も久しぶりに疲れてしまったと感想。(;^_^A そしてまた今日も「私の保険証預かってるかい？」と、物凄い形相（捜しまくった後なので）で聞いてきた。久しぶりに何かのスイッチが入ってしまったようだ。介護者は、忍耐の一言だ！（爆）そしてもうひとつ。施設の人から主人が言われてた。「しばらくは２泊３日が限度でしょうね」と・・・ガクガク～～(;-_-;) 施設の人もたった２泊３日でわかったのだろう。Ａ子ちゃんは見た目は大した事なさそうだけど、実際は本当に気を使って、びっちりついていないとダメな人だという事が。ある意味、身体介護より大変だ。考えてみれば、着替えもほとんどさせられなかったようで、持たせた衣類のほとんどが手付かずだった。入れ歯の洗浄も出来ず、パジャマやつけてた下着は汚れたまま。あんなに前もって打ち合わせしたのに～～(~Q~;) 施設の人からあまり細かい事は聞いてないが、Ａ子ちゃんのことだからやらせなかったんだろう。介護のプロも舌を巻くＡ子ちゃん。（爆） でも諦めない！家庭の平和のために来月もショートステイに行って貰いま～す♪３泊４日は無理だけど・・・・（爆）

  2005年09月16日

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• 初ショートステイ２

  昨日で終わった２泊３日の初ショートステイ。Ｋの対応が良かったようで、送迎の車から降りたＡ子ちゃんは満面の笑みで「ただいま～」。（ホッ！(^。^)）マンションのエントランスまで手を引いてくれた男性職員（相談員）が気に入ったのか、車に乗り込むまで手を振っていた。帰宅してすぐのＡ子ちゃんの発言から「大きな体育館のようなところ」とか、土曜に行く豪華施設Ａと混同しているようだったが、明らかに泊まって来たことは憶えてるようだった。帰宅した主人にも「あんたが頼んでくれたのかい？」「あんた達が泊まりにいくならいいけど、私だけ泊まりに行かせてもらってすまないね～」と・・・主人「いつもＮを利用してる本人だけのサービスだ。」と嘘も方便。（苦笑）そしてＡ子ちゃんはいつものようにおやつを食べ、いつものように夕食をとり、茶碗洗いをし、お風呂に入り、足腰のマッサージ器をかけて７時に自分の部屋に入った。さすがに疲れたようで明かりが消えるのが早かった。そして私はＫ施設の人からこっそり預かったＡ子ちゃんの荷物の片付け。便失禁はなかったようだが、パジャマや下着に黄色いシミが・・・(-o-;) そうそう、Ａ子ちゃんが帰宅前に施設の人からブラジャーが２枚ないと連絡があった。退所準備の際、ヘルパーさんが持って来たものをチェックして荷物をまとめてくれるのだが、何処をどう捜してもないと謝りの電話が入ったのだ。隠しの名人Ａ子ちゃん。しっかり荷物の中に・・・(;^_^A 何故？どうして？　入れ歯を入れるカップの中に押し込めてあった。いや～良く入れました。２枚も・・・（爆）今朝は何事もなかったようにいつものデイサービスＮへ行ったＡ子ちゃん。どこまで記憶があるのだろう？＜Ａ子ちゃんのメモ＞１２日「〇〇に連れられて病院。私が（ボケテルのを心配して）」Ｋ施設で書いたのだろう。入所時「息子から何も聞いてない」と拒否的な言動が見られたと聞いてる。１４日「〇〇のおかげで大きいホテルに泊まってきた」「〇〇に連れられてあちこちみて歩いた」帰宅した夜にでも書いたようだ。そう言えば、日付は間違えてるが、土曜のＡ施設の事も書いていた。１０日（９日）「Ｎから迎えにこられて、Ｎを通りこして、前にも一度連れてゆかれた気がする。建物（大きな体育館）へ連れてゆかれた。〇〇たちの配りょだと思う。」「夕方帰宅した。ヘルパーさんと一緒に公園？へ行ってくる。送り迎えして貰い、昼食も皆と一緒に大きい建物の中ですませた。」帰宅時はあまり憶えてないようだったが、時間がそんなに経過してなければ、いまだにまだらボケは存在するらしい。妄想もかなり入ってるが・・・(^レ^;) とにかく今月からの新しく導入したＡ施設・ショートのＫ施設、悪い印象もまったく残らず、受け入れてくれそうだ。来月のショートステイまで、また頑張ろう！ありがとうＡ子ちゃん。（３泊４日でもいけるかな～？爆）

  2005年09月15日

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• 初ショートステイ１

  Ａ子ちゃんの初めての２泊３日のショートステイが終った。正確には今日の１６時まで。Ａ子ちゃんがショートステイから帰って来る時間だ。２泊３日といっても、送り出しと出迎えでゆっくり出来たのは中日の一日だけ。たった二晩だけだが、次の日の事を考えなくても良いのがすごく嬉しかった。多少、朝寝坊も出来たし・・・（＾ｖ＾）いつもはＡ子ちゃんが寝静まってから、後片付けや次の日の朝食の下準備。更に夜のうちに洗濯をして、乾燥をかける。そして朝は朝でＡ子ちゃんに気づかれないように、足音・声を潜めて朝の仕度。もちろん夜半もＡ子ちゃんの部屋からとトイレに起きる物音で気が休まることはない。だから、中日２日目は丸一日解放されるとあって、気が抜けてしまった。とにかく体がだるく眠たかった。あ～もったいないと思いながらも、今までの疲れがどっと出てしまいゴ～ロゴロ。いろいろあれもしようこれもしようと夢を見てたのになぁ～(笑)それでも初日の夜だけは、外食し、自分の食べたいものを思いっきり食べた。（と言っても、４０代半ば。思ったより食べる事も飲むことも出来ず、夜には胸焼け頭痛・・・涙。。。）『自分の食べたい物』これが当たり前のようで、当たり前に出来ないのが常。Ａ子ちゃんと一緒だと、Ａ子ちゃんの好みのメニューを選んであげ、自分も同じものを頼まなくてはならない。下手に私と違うのを頼ませたり、好みに合わないものだったりすると、「そんなの頼んでない！」「〇〇さんと一緒のものを頼んだのに・・・」とふてくされる。そして例の、肘をついてボロボロこぼす不機嫌な食べ方をしてくれる。だからいつも天丼やくどめの物ばかり・・・汗。。。こんなことまでも気を使わなくちゃならないなんて、１年半前は思ってもみなかったなぁ～(~_~;)送り出すまでは多少の罪悪感を感じていたが、こうして介護から解放され、自分達がいかにギリギリだったか思い知らされた。主人を寝顔を見たら、死んだようだった。(爆）Ａ子ちゃんには申し訳ないが、これはやっぱり月一でお願いしたい。だがそれもこれも、ショートステイでの結果しだいだ。Ａ子ちゃんは、どんな顔して帰ってくるのかなぁ～？

  2005年09月14日

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• 考え過ぎ？

  ９月に入り、まず新しいデイサービス施設をクリアした。今までの月～金のデイサービス施設で土曜は休みなので、別の施設にお願いした。例の宮殿風？の大きな介護施設だ。送迎車の都合で〇〇病院（系列）と名前が入ったのが迎えに来た時はドッキリしたが、体裁重視のＡ子ちゃんは車の中の他の利用者さんに目が行き、気づかず無事乗って行った。「あら？今まで見たことない人？」なんて言いながら・・・（ちょっと罪悪感？(^レ^;) ）初めてという事もあって、デイ担当者から帰宅前に電話で様子を知らせてくれるなど、きめ細かい対応に安堵。が、最後に送迎の若い職員から契約書控えなるものを渡され、Ａ子ちゃんに追及されはしないかとドギマギ。あれほど、Ａ子ちゃんの前でやりとりはダメだと言ったのに～！やっぱり大きな施設は、職員一人一人への徹底が甘くなるのか？何とかその場はおしゃべり作戦で切り抜けたが、再度あったら注意しよう。しかしあんなに環境の違う施設に行っても、Ａ子ちゃんはまったく憶えてない様子。介護施設内でも、「知ってる人がいないから帰ろうかと思った～」とヘルパーさんの漏らしたくらいで落ち着いていたそうだ。だからか、何も印象に残らなかったのだろう。凄過ぎ～(~_~;)相変わらず、家では便失禁に悩まされてる。トイレの便座を濡らすのも日常茶飯事。もちろん湯船も要注意だ。もう当たり前のことになってしまった。そこでひとつ法則がわかった。◎Ａ子ちゃんは便失禁をした後は、何故か？饒舌になる。今日もやけに明るく必要以上に話し続けるなぁ～と思っていたら、あの失禁パンツでも汚れがなかなか落とせないほどやられてた。(;^_^A （失禁パンツは普通の下着より汚れが付きづらくなってる。）そして失禁の後は必ず「登別に帰る・帰りたい」などと日記に書いてる。今日はもう帰ることを想定しての書き込み。「９月１日記す（間違ってる～苦笑）〇〇（山の土地）の水道を止める事　住宅（登別）も元線をとめること　新聞もとめる　帰宅した時は夕刊をとめる」　　◎トイレの便座濡らしは、入浴前後が激しい。多分一日の終わりに近いので、気が緩み、自分で確認することも拭く事も出来ないのだろう。と、わかっても対策にも何か役立つことでもない。あ～あ～(^◇^;笑)それともうひとつ。（法則ではないが・・・）良くデイサービスの施設から飴やお菓子（エンピツなども）を持って来ては鞄やタンスに隠してる。最近それに、外食先が加わった。前から箸袋やナプキン（大きいのも）など意味なく隠し持って来てはいたが、今度は砂糖だ。（爪楊枝などもしばしば。）今日行ったケーキ屋さんのカフェでステック状のお砂糖を２本、私と主人の目を盗んで鞄に入れたのだ。まだ、タダの物？サービスの物？ということはわかるらしいが、そのこっそり人の目を盗んでの行動にゾッとした。次回は公衆トイレでトイレットペーパー？考え過ぎだよね～(爆)

  2005年09月04日

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• 期待と不安

  ８月も今日で終わり。すっかり朝晩涼しくなり、秋を感じる今日この頃。いよいよ９月は、毎週土曜に新しい施設のデイサービスが始まる。中旬にも、これまた別の施設で初めてのショートステイ。今までの平日のデイ施設とで、３ヶ所利用することになる。Ａ子ちゃんが混乱なく馴染んでくれるか不安もあるが、とにかくスタートだ。で、介護保険の月単位が６７１単位オーバーした。（予定票によると）自己負担額が増えるが、今の精神的な圧迫を考えるとそうも言ってられない。もっとも入浴サービスを半数以上断るだろうから、大した額にはならないだろう。そう、デイで入浴(洗髪)してきた１～２日は、家でも洗髪していた不思議な行動はすっかりなくなった。それどころかいろいろな機能（記憶力・見当識他）が低下してモノグサ度がアップした。日記もほとんど書けてないし、部屋にこもると寝てばかり。少しづつ体力の低下と共に、デイで体裁を繕うのでいっぱいいっぱいなんだろう。昨日なんて食卓テーブルに何か並べてると思ったら、垢！(－◇ー;)!!首筋から指でしごいて並べてる～～！( ゜ｏ゜）見てないと思っていつまでもやってる。さすがの私も我慢できず、わざと目線を送ると、Ａ子ちゃんは知らない振りをして手のひらでその垢を床に落とした。(=_=;) 力加減がわからなかったのか、食卓テーブルを叩きつけるようにこすり落とした。その後気取った顔のまま、落ちた垢を足でなすった。それでもごまかしたつもり・・・！？σ(^◇^;) 最近この手のことは良くやる。耳垢とか爪垢とか・・・汗。。。上品ぶって気取り屋のＡ子ちゃんからは想像も出来ないだろう。まして人（特に同年代）の事を良く批判してるし・・・今に私が見ていても平気？なんて・・・ゾォ～～！（＞△＜∥） このままエスカレートしないで欲しい。あ～これからは下ネタ（う〇ち・お〇っこ話）しかなくなって来そうだ。

  2005年08月31日

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• 鬼嫁の目にも涙？

  いや～昨夜は参りました～(×_×;） お風呂に入ろうと思ったら、湯船に茶色の浮遊物が・・・(-。-;) 「ゲッ！これはもしかしたら・・・」Ａ子ちゃんは体をきちんと洗わずにいきなり湯船に入る習慣らしい。認知症になってからそれに拍車がかかったのだろう。排水口のゴミ受けネットを見るとそこにも、茶色の・・・(゜O゜; 便失禁のパンツをお風呂で洗った残骸でしょうか・・・？「あ～あ、今日は排水口の掃除もしなくちゃならないし、湯船にも入れない。シャワーだけか・・・涙。」まあ、自分で洗ってくれただけラッキーだと思おう。σ(^◇^;) 最近こんな事が多くなりました。失禁問題が浮上するのつれ・・・入浴順を今更変えるのもなんだしなぁ～かと言って、毎日お湯を入れなおすのも経済的・時間的にも大変なことだし・・・まさか「お尻をちゃんと洗ってから入ってください。」なんて言えないし・・・いずれにしても耐えていくしかないのだろう。先週の旅行後からどうもＡ子ちゃんの様子がおかしい。行く前から少しおかしくなってはいたけど・・・何をするのでもコソコソコソコソだ。朝の不機嫌さも相変わらずだ。気に入らない事があったら、すぐ感情に出す。セレニカを１．２５ｇから１．７５ｇに増やしてもらったのだが効果がない。確かに増やした分だけ眠気が起きるようで、デイサービスから帰宅して夕食だと呼ぶまでの１時間あまり寝ている事が多くなった。それはそれで、夕食の仕度がスムーズに出来るからありがたいが・・・日記もほとんど書けてない。居間に居る時も変にニタニタしてたかと思うと、何にでもケチをつけて鼻をならすふてぶてしい態度だったりと思うがまま、何も考えてないような変なＡ子ちゃん。アルツハイマーってどのくらいの早さで進むのだろう？ふと、ショートステイの施設見学に行った時に見た、重度の認知症の人の姿が目に映った。Ａ子ちゃんと「あの花がきれいだね。」「これかわいいね。」と会話出来るのはいつまでなんだろう。（今でもかなり単純な会話しか通じないけど・・・）そう、思うと寂しさがこみ上げてきた。（鬼嫁の目にも涙？(;^_^A ）

  2005年08月25日

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• 失禁恐怖症

  みごとに旅行の事を忘れたＡ子ちゃん。今回撮った写真はしばらく見せない方が良いと思った。多分忘れた事を嘆くより、一緒に写ってる義弟夫婦を見て「登別に帰りたいスイッチ」が入るだろう。旅行の疲れも癒えぬまま、今日はいつものようにお出掛けした。また最悪な事に雨降りだったので、ジャ〇コに行った。旅行で少しリフレッシュ？出来た主人と私だったが、Ａ子ちゃんの言動・行動で気持ちが萎える。レストランでの食事。ハンバーグの焦げ目を見て、「こんなに焦げて・・・苦そう」と文句を言い出した。注意：この焦げ目はただの焼いた跡で苦い物ではない。むしろ美味しい焦げ目。そしてそのすぐ後、「〇〇さん、半分食べるの手伝って～」と言って来た。自分が嫌だと思ったものを・・・イジワル～！そして私が断ると、例のふてくされ態度で食べ始めた。失禁に過敏になってしまった私。Ａ子ちゃんがトイレに入った後、トイレの前に水溜りが！その水溜り、Ａ子ちゃんの入ったトイレに続いていた。「ヒョエ～まさか失禁！？(~Q~;) 」「あ～この量ならすぐさま家に帰らなくちゃ！」ドキドキしながら待ち構えていたら、ベチャベチャに濡れたＡ子ちゃんが出てきた。「うわ～！(－◇ー;)!!」と思った瞬間、「あれ？あれ？(?_?)?」ズボンが濡れてないのに背中がベッショリ☆「いや～流すところがわからなくて、ここを押したら水がかかっちゃって～」そう！Ａ子ちゃんが間違えてお尻洗いのボタンを押したのだ。一瞬心臓が破裂しそうになった自分と、ずぶ濡れになったＡ子ちゃんを見て、呆れて笑いしか出なかった。(;-_-;) 「あ～それ良く間違える人いるんだって～」との声掛けに、「そうなの～♪」と機嫌を直すＡ子ちゃん。「さあ、本当に失禁する前に帰ろう」と主人とあうんの呼吸で早々帰宅した。明日も雨。何処へ行こう・・・？失禁を気にせず外出する方法、誰かご存知ありませんか～(^_^;

  2005年08月20日

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• 妄想旅行

  二泊三日の旅行から昨日帰宅。何事もなく無事で・・・と言いたいところが、ないわけがない！(^◇^;旅行前日。義弟夫婦にＡ子ちゃんがデイでいない間に来て貰い綿密な打ち合わせ。それが功を奏して、義弟が一番恐れていた「登別に連れて帰って欲しい」との涙の懇願なく終えられた。まあ、もっとも「迎えに来てくれた」との勝手な妄想に安心していたのだろうけど・・・。(;^_^A 当日旅行出発前の一仕事。神経精神科の受診は主人と義弟とで付き添った。やっぱり義弟と一緒にいるだけで、自分が登別に現在も居る、帰れるとの妄想がはいる。受診を終え、Ａ子ちゃんは義弟夫婦の車に載せてもらい出発～☆今回の旅行では、出来るだけＡ子ちゃんと（私達が）離れられるようと、義弟夫婦が計らってくれたのだ。多少の妄想には目を瞑って・・・だが、思った以上にＡ子ちゃんの勝手な妄想は凄かった。失禁の心配があったので何度か宿泊先に着くまでにトイレ休憩などで車を止めた。すると私達が車から降りるなり、「いや～似てる人がいると思ったら、あんた達だった～。偶然会ったの？」ありえない～！(爆）「わざわざ来てくれたの？ありがとうね～」と、さもさも私達が札幌から駆けつけたかの言動。ガクガク～(゜O゜; １年５ヶ月の暮らしが消えた。Ａ子ちゃんは義弟夫婦と登別から来たと妄想して、車を止めるたび私達がいることに驚いてた。あまりの記憶障害のひどさに私達もびっくり！最初はそんな調子ばかりだったが、Ａ子ちゃんは次第に自分の妄想に気づき始めたようで、次第に暗くなっていったよう・・・？そんな２日目。とうとう恐れていた便失禁が・・・多少周りの宿泊客に気づかれはしたが、何とか本人に告知することなく、知らない振りを通す事が出来た。四人の連係プレーでＡ子ちゃんにも気づかれないまま下着を交換。お風呂にも無事に入れることが出来た。が、ホッとしたのもつかの間。ちょっと目を離した隙に、他人の脱衣カゴから衣服を取り出し、わざわざ自分の着ていたものを脱いで着替えていた。義妹と二人で「これはＡ子ちゃんのじゃない」と説明・説得したがなかなか譲らず四苦八苦。半分ふてくされてしまったＡ子ちゃんだが、部屋に戻る途中には忘れていた。パニックの時の記憶障害は本当に凄まじい。３日目。昨日。Ａ子ちゃんの様子を見る限り、義弟夫婦と普通に別れることは出来ないと判断。私・Ａ子ちゃん・義妹と三人で家族風呂へ。大浴場は昨日の事があったので、別料金を払い家族風呂にしたのだ。時間差で義妹がお風呂から出るのを遅らせ、先に行ってると言いつつそのまま私達の部屋へ誘導。その間に義弟がＡ子ちゃんの荷物を私達の部屋に運んで置いた。思ったとおりＡ子ちゃんは、義弟夫婦と一緒にいた事を忘れ、私達とずっと一緒だったと思い込んだ。私の演技もがうまくなったのか？Ａ子ちゃんの病気がひどくなったのか？いずれにしても悲しいくらい思い通りに事が運び、いつもの外出のつもりで帰宅した。帰宅してまた、出掛けたことすら忘れた。そして今日からまた日常に戻った。今回は結局、便失禁事件がありどっと疲れてしまったが、義弟夫婦に今の大変さをわかってもらえた事。義妹に洗いざらい気持ちを話せた事など、Ａ子ちゃんと離れる以上に有意義だった。来月から土曜に別の施設だがデイは１日加わり、１２～１４日には二泊三日のショートステイが決まってる。更に将来の保険のつもりで、今から終身介護の申し込み手続きをケアマネに進めてもらうことにした。先の見えないドンネルに、ほんの少し光りの入る窓が出来たような気分。先はまだまだ見えないけど、頑張ろう！と少しだが元気と優しい気持ちが蘇ったような気がした。

  2005年08月20日

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• 反抗

  いよいよ明後日に迫った二泊旅行。前日（明日）に義弟夫婦（登別の）が来て、当日（明後日）は宿泊先に向う前にＡ子ちゃんの神経精神科の受診と過密スケジュールだ。また「連れて帰ってくれ～！」と泣き喚き、せっかくのＡ子ちゃんの為の旅行が台無しになるか？あっさりと何もかも忘れて日常に戻れるか？は、誰もわからない。どうなることやら・・・(^^;今日、ケアマネージャーにショートステイのお願いをした。来月から二泊三日で組み入れて欲しいと。私自身、Ａ子ちゃんに対して平静を保つのがやっとだからだ。自律神経がおかしいのか？どこという事なく体の調子が悪い。と言うのも、ここ最近Ａ子ちゃんが、ひどく私に反感的で、すぐキレル。今までのように、言葉を選んでやわらかく話しても通じない。気に入らないと一言二言嫌味を言い、ふてくされ、部屋のドアをわざとバン！と音をさせて鍵をかけて閉じこもる。（忘れて出てくるので長続きはしないが・・・(^.^ ;）日記に書いてる口調も、自分勝手な理由で私への不満を書いてる。（主人がすぐ消してくれるので、消した後のＡ子ちゃんはケロッとしてる。）本当にこうなっては、何もＡ子ちゃんには言えなくなる。合わせられる事は出来るだけ合わせているが、出来ない事もある。その出来ない事だって、気に障らないようにと目一杯やさしく言ってるつもりなのに・・・その都度こういう態度にでられると、忍耐強い私でも我慢の限界を感じてしまう。心と体がバラバラになりそうだ。さっき、Ａ子ちゃんがお風呂に入ってる間のいつもの点検で薬が出てきた。（主人が変な物を持って来たり隠したりしてないか、日に何度か点検してくれる。）アリセプトとセレニカ、毎朝飲ませてるアルツハイマーの薬だ。（厳密には脳を刺激する薬と、その副作用・興奮を抑える薬）いつかはわからないが、主人の目を盗んで飲まずに隠し持っていたのだ。いよいよ私達への本格的な抵抗が始まったのかとゾッとした。こんなに早く来るとは思ってもみなかった。(;-_-;)

  2005年08月15日

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• ショートステイ施設の見学

  昨日・今日とショートステイ施設の見学に行った。三つの施設を見て回ったが、三者三様で一言で言えば松竹梅。係りの人やヘルパーさんなど、人の雰囲気はみんな好印象。だからこそ、施設・設備の良さ悪さ、見た目が際立った。昨日行ったＡという施設は、外からは豪華マンション。中はシャンデリア・豪華なソファに調度品、絨毯じきのらせん階段。え？これが老人施設？フランス・イタリアのホテルのロビーのよう・・・（行ったことがないが・・・(^.^ ;）ちょっと異質な感も受けるくらいだったが、意外と働いてる皆さんの感じが良く、きどったところもない。たくさんの趣味に応じてのそれぞれの教室。喫茶コーナーに防音設備のカラオケルームにシアタールーム。毎日の催しものなども充実していて、慰問などに関取など有名人も来るという。部屋も個室で、閉じこもりのないように職員の人が常にリビングに。一番心配だった認知症の対応も心得てると言われ、ますます安心。とにかく内容を聞けば聞くほど至れり尽くせり、私が入りたいくらいだ。だからといって、利用金額・ゆくゆくの終身介護の際の入居費用がバカ高いわけではない。少し無理すれば大丈夫そう・・・？だがここは、部屋が空いている時にショートを入れるので、こちらからの希望というより、空いた時に連絡を貰って利用するシステムになる。定期的にとか、急にというわけにいかない。終身介護・入居希望者も２００人待ちだ。どちらにしても、まずは週一でもデイサービスで利用して空きを待つことにした。そして今日の１軒目Ｓは、それとはひどく対照的だった。昔からある老人介護施設という感じで、認知症のかなり進んだ人がいる階などはまるで精神病院だ。（とＡ子ちゃんは思うだろう。）職員の対応は、とても良く、良い意味で慣れている感じで安心感はあるのだが、今のＡ子ちゃんには見た目でこの施設は無理だろう。私の感想もこれじゃあ可哀相。間違いなく「息子夫婦にキ〇ガイ病院に入れられた～！」と病状が悪化するだろう。すぐに利用可能と言ってくれたが、即お断わりさせてもらった。（すみません。）２軒目のＫはそれの中間的な感じ。可もなく不可もなくってところ。少し殺風景な感じもしたが、空調も良く効いていて老人臭などもなく清潔感がある。小規模生活単位型とうたってるだけあって、こじんまりとした良さを感じた。そういう面でも今行ってるデイサービスの施設に感じが似てる。（前のところを見た後だったので、多少良く感じたのかも？）現在部屋も空いてるので、週末の混む時期ではなかったら、今すぐにでも可能だという。ただ、今日の１軒目Ｓと同じ系列なので、終身介護となればＳだと言われた。あくまでもショートステイ（デイサービス）施設なのだ。理想はデイ→ショート→そして在宅介護が出来なくなった場合として終身介護を同じ施設・環境の変わらないところ。贅沢な考えなのだろうか？でも、これからデイサービスの施設を捜す人は、そこまで考えて捜した方が、後々本人も家族も苦労がないと思った。（最初はショートなんて考えてもみなかったもんね～(;^_^A ）どちらにしてもＡの週一のデイサービス、ＫのショートシテイをＡ子ちゃんに試してもらわなくちゃ話にならない。本人の拒否感がひどいようなら、また別の施設捜しになるしね。月曜日はケアマネとその話を詰める事になってる。あ～～来週は認知症の検診、Ａ子ちゃんを連れての旅行もあるし、またまた大忙しだ！(:゜д゜：）

  2005年08月11日

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  来週は大忙し

  今週は北竜町というひまわりで有名な地にドライブに行った。３０度越す暑い日だった。暑いとＡ子ちゃんは、尚一層おかしくなる。寒さより暑さに弱いようだ。帰路の車の中で、「あれ、あそこの山にお日様が沈んでいったね。」午後２時。お察しのようにビカビカのお天気。さすがの私も絶句。(~_~;)来週は大忙しだ。月曜は、７月の半ばまで通っていたピラティス（エクササイズ）第２期の初日。たった１時間位の時間だが、私にとっては貴重な時間。やめようかと悩んだが、忙しくなっても気分転換を選んだ。火曜は、歯医者さん。２月下旬から通いだし、半年になろうとしている。そうすぐ終わると思ってたら化膿してしまいやり直し。疲れが溜まっているのかな～真面目に週２回通っているのに、何度も痛くなった。水曜・木曜は、紹介されたショートステイの施設を見学に行く。金曜は久々美容室。行くのも面倒だから伸ばそうと思ったが、こう暑くちゃ限界だ！そして土日はＡ子ちゃんとのお出掛け日。もう～来週は何処へ行こう・・・(?_?)実は再来週、１７～１８日とＡ子ちゃんを２泊３日の旅行に連れて行く事に。本人、私達を含めて、そういう気持ちに余裕があるのも今のうちかもしれないと考えたからだ。嬉しい事に義弟夫婦が同伴してくれると言う。甘えついでにお泊りの部屋もＡ子ちゃんと一緒にとお願いした。こころよくＯＫ。出来れば移動中の車も・・・なんてそこまでずうずうしく言えなかった。でも前に比べると甘えるようになったなぁ～私も主人も今はいっぱいいっぱいだからなぁ～今回同伴してくれる一番下の弟（弟は二人いる。）は、登別にいる。だから協力はしてくれるが、下手にお願いすると、Ａ子ちゃんが迎えにきてくれたと勘違いする。いつも別れ際が悲惨な状態になるので、なかなか頼めない。先日義弟二人から、叔父（Ａ子ちゃんの弟）に「〇〇（主人）達がおおげさに言ってるんじゃないか？無理に連れて行かなくても大丈夫じゃだったんじゃないのか？」と言っていたとか・・・何度直接説明しても、結局信じてもらえない。「そんなもんだ。気にしない。一緒に暮らさないとわからないんだ。仕方ない。」と自分に言い聞かせても、やっぱりショックだ。何が悲しくて、こんな大変な思いをしてまで、無理やりＡ子ちゃんを登別から連れてくるだろうか？冗談じゃない！あのままほおって置いたらＡ子ちゃんは、間違いなく進行が激しく、病院か施設に入ってる。今だって、ここまで気を使わないで言いたいように言ってたら、みんなの名前すら言えないくらいおかしくなってると思う。あ～ダメだ！ダメだ！そんな外野に振り回されていては、日々の介護に影響が出る。とにかく今月中にショートステイにめどをつけなくちゃ！(^^;

  2005年08月06日

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• パンツ探しとショートステイ起動

  昨日やっと介護保険証が登別市から届いた。Ａ子ちゃんの住民票はそのままなので、介護保険の管轄も登別のまま。いろいろ面倒な事があって移せないのだ。と言うより、移さなくても不便がないのでこのままにしようと、夫の兄弟間で話し合った事だから・・・介護認定は現状の要介護２。下がる可能性もあるとのケアマネから聞いてたので、内心ホッとした。これでショートステイの夢も広がった。今日は朝からああ忙し。Ａ子ちゃんをデイサービスに送り出し、主人と一緒に「失禁パンツ」探し。どれもこれもやっぱり股の部分のゴワゴワは否めない。しかも安売りなんか何処にもない。結局、前回買った2,079円のを２枚購入。後は、ネットで少しでも安いのを捜そう。帰宅し、今度はケアマネから紹介されたショートステイの施設に見学希望の電話をした。１軒は来週水曜に主人と二人だけで見に行く事にした。ケアマネから貰ったパンフレットを見たら、超豪華仕様。宮殿のような造り。これならホテル気分で行ってくれるかな？と思ったら、空きがないと言う。入居型の施設で、お部屋が空いてる期間だけショートを入れるそうだ。だからこちらから都合を言うのではなく、空いた時に連絡をもらって、双方の日程が合えば、利用出来るというシステムになる。なんとも頼りない話しだが、まずは見に行ってお願いするだけして置こうと思う。もう１軒は、担当者が不在で、明日かけなおすことに。ここはケアマネの所属系列の施設。施設は古くて１軒目の所とは大違いだが、内情も良くわかっているので信頼出来ると言われた。ただ病院と棟続きにあり、認知症が結構進んだ人が多いと・・・Ａ子ちゃんのことだから、病院を見ただけで、「あ～とうとう息子夫婦に精神病院に入れられた～！」とショックを受けそうだ。でも、施設の見た目も大事だが、ヘルパーさんや介護してくれる人でも大きく違う。とにかく先入観を取り払って、まずは見学だ！

  2005年08月04日

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  成功？いや失敗？

  先週買った2枚の失禁パンツ。週末のお出掛け前に、出された通りに穿くかどうか試してみた。結果、なんとか履き替えることをせずに1日穿き、いつものようにお風呂で洗ってた。（洗ったときに気づかなかったか？疑問だが、2回成功した。・・・）よし！アドバイスをいただいたように、すべてのパンツを失禁パンツの買い換えちゃおう～（＾ｖ＾）ところが今回買ったパンツは、近くのドラックストアーで買った物で、1枚なんと2079円！今、Ａ子ちゃんの引き出しのパンツは20枚以上ある。それを総取り換えすると、4万円以上になる。ヒェ～～！（＞Ｏ＜）前にも言ったが、パンツには執着するＡ子ちゃん。どうしてもグ〇ゼの白パンツに似た物じゃなくちゃダメだ。意外とオシャレ風なものは安いのがあるが、Ａ子ちゃん仕様のものはないのだ。そんなことで用意する暇なく今日になり、主人がタンスの整理（毎日Ａ子ちゃんがグチャグチャにするので）をしてると、穿かせたはずの失禁パンツが出てきた。アチャ～！一度穿いたのに戻してる～～（Ａ子ちゃんは、色がつかないと汚いと認めない。）昨夜お風呂上りに穿いたのだから、今朝のデイに出掛けるまでの間に穿き替えたのだろう。やられた～！(￣□￣;)!! 失禁パンツに敏感になる前に、緊急に総入れ替えをしなくちゃ！* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *話は前に戻るが、先週末のお出掛けは、何とかお天気がもってくれたので土曜にニセコ、日曜に千歳に行った。失禁パンツも穿いてるし、安心～～♪ニセコはひまわり畑を見せに行ったついでに、来月泊りがけで連れて来ようと思ってるのでその下見。Ａ子ちゃんの精神状態を考えると、お泊りもこれが最後かもしれない。ある程度のシュミレーションをして置かなければ、せっかくの旅行が台無しになるからだ。日曜の千歳は、登別方面であぶないと思いつつ、前から行って見たかったアウトレットモールへ。用心に用心を重ね、行きも帰りもいつも登別へ行く時の道を通らずに行ったのだが、案の定スイッチが入ってしまった。行き道はそれほどおかしくならなかったが、帰り道、このまま登別に帰れると勝手に勘違いし、Ａ子ちゃんはものすごく動揺していた。道路標識で登別近辺の町の名前を見るなり、顔を真っ赤にし、そわそわ右へ左へと車中から外の景色を眺め出した。べったりと窓ガラスに張り付くように・・・怖っ！(;O;) 興奮して失禁、いや脱糞しなけりゃ良いが・・・汗。。。前で犬を連れて歩いてるのが主人です。この微妙な？距離。(ー。ー)これが例の、Ａ子ちゃんがふてくされたように歩く時の距離なんです。（2月6日の日記参照）ほどなくＡ子ちゃんは、札幌へ向ってることを悟り、やや普通に戻った。期待しただけにがっかりしたようだ。少し可哀相な気がしたが、実際登別に連れて行き、何度も苦虫を噛まされてるので、その気持ちはすぐに失せた。（鬼嫁～(^◇^;）私達と住むようになった頃は、「行きたくなったらいつでも連れて行ってあげる」なんて軽く言ってた。連れて行く事がＡ子ちゃんのためになると思ってた。が、その考えがすぐに変わった。まさか、それが症状を進め、悪影響を及ぼすとは・・・（滝汗。。。）そして今回、Ａ子ちゃんのスイッチの入る縄張りが、更に広がったように思えた。

  2005年08月02日

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• ダメージ

  昨日の悲劇？から一夜明けた。昨夜は主人がお風呂に入ってる間に、汚れたものから綺麗なものへと取り換えて置いた。いつもようにＡ子ちゃんはパンツだけ持ってお風呂に入り、パンツだけ洗う。（最近それも綺麗に洗えてない。）汚れたズボンを洗うつもりはないようだ。こうやってすべて用意してあげても、自分で用意したと思ってる。凄過ぎる！アルツハイマーって・・・(--;) 今朝はＡ子ちゃんがデイの行った後に、フトンカバーからシーツからすべて洗った。窓を開けて空気を入れ換え、香を焚いた。今はまだこの程度で済む。何とかこれ以上進まないで欲しいと願う。でも昨日のダメージで朝から気の抜けたような顔のＡ子ちゃん。私の「今日も暑くなるんだって。しばらく雨が降ってないね～。」の話しかけに、「私がここに来てから一度も雨が降ってないんじゃない？」と・・・つい、「いつからのこと？」と・・・（鬼嫁？）「いつからって、私がここにお世話になってからでしょ！」（鬼姑？爆）デイから帰宅してからも、会話がまったくかみ合わない。テレビの情報も、Ａ子ちゃんには真っ直ぐ伝わってない。事の詳細は忘れてしまっても、やっぱり昨日のダメージは大きかったようだ。とにかく未然にふせぐ事は出来なくても、人前で恥を欠かせないようにしなくては！と失禁パンツを買って来た。Ａ子ちゃんが今はいてるグ〇ゼの白パンツに似たもの。失禁より脱糞が先だとは予想外だったが、多少これで普通のパンツを穿いてるより良いだろう。冬でも下は、パンツ１枚にズボンだけだからなぁ～本当はパットが良いと思ったが、今のＡ子ちゃんは、それを捨てる始末が出来ないだろう。日記のようにあちこちに隠されたりトイレに流されたら、たまったもんじゃない。いろいろ考えてるとＡ子ちゃんが可哀相で哀れで仕方がなくなる。でもそれ以上に、今回の脱糞事件は私にもダメージが強かった。先週の受診でも先生の言葉を思い出した。「これからは失禁などで大変になってきます。」本当にその通りになって来た・・・(×_×;）

  2005年07月25日

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  お出掛けの悲劇

  今週のお出掛け（時間つぶしとも言う。爆）は、富良野・美瑛。ラベンダーが盛りだというので、ちょっと遠出だったが行ってみた。　　中富良野の富田ファームにて　　広大な土地にラベンダーを中心に季節の花々が美しい♪朝８時半に家を出て、５時近くの帰宅。いつもより長時間の外出だったので、Ａ子ちゃんはもちろん、主人も私もいっぱいいっぱいだった。いつもならお昼過ぎから会話が出来なくなり、おかしくなるのだが、昨日は現地に着いてまもなくだった。いや、出発してまもなくかもしれない。「ずいぶんあちこち見せてもらいました。」まだどこにも行ってないだろ～！(~_~;)美瑛での昼食でも、珍しく自分から「私はホワイトシチューランチがいい！」と言ったのに、いざテーブルに運ばれると、「え～！本当に私が頼んだの！？」と機嫌が悪くなった。肩肘をついてふてくされて食べる。行儀が悪いからボロボロこぼす。見苦しい～～(-o-;) おまけに「私、岩見沢の駅に来たの初めてかもしれない。」「いや、ここは美瑛だよ。」「あら～美瑛なの？岩見沢かと思ってた～。岩見沢の近くでしょ？」何言ってるの～～？（◎＿◎；） 主人と私で違う事を説明してまもなく、またこの会話が始まった。まったく頭に入ってない！ひどい進みようだ。人前ではニコニコしてるのだが・・・(^レ^;) 昨日の車の中のキーワードはずいぶん。ずいぶん大きな道路だね。ずいぶん長いトンネルだね。すいぶん長い木だね。ずいぶん大きなフキだね。ずいぶん、ずいぶん、ずいぶん・・・ずいぶんの後は適当に言ってるようで、とにかくずいぶんが言いたいのだろう。きたない橋を見て、　「ずいぶんきれいな橋だね。」と・・・(;^_^A そして最後の〆は「ずいぶんきれいなところを見せてもらいました。」出たぁ～口癖～(~Q~;) 実際、介護していて忘れることは仕方ない。何度聞かれることも苦にならない。これぐらいなら何とか我慢出来る。ただ、それによって意地を張ったり、機嫌が悪くなり、ふてくされるのがどうにもこうにも大変だ。ものすごいストレスとエネルギーが吸い取られる。が、もうひとつの問題が浮上した。昨日は遠出だったので、今日は街の中を散策。大通公園のバラ園を見て、ビアガーデンで昼食を取った。トイレも何度も行った。だが、甘かった。Ａ子ちゃんは脱糞してたのだ。時々臭ってくる悪臭も、簡易トイレや公園のトイレが臭っていたと思い込んでた。野外にいるとニオイが流され、気づくのが遅くなってしまった。Ａ子ちゃんは、平静を装ってる。このまま気が付かないふりをして、帰ろうと急いでタクシーに乗り込んだ。幸いズボンのしみる程度で、タクシーのシートは汚れなかった。ホッ！ところが帰宅してからのＡ子ちゃんは、トイレにも行かず、自分の部屋にもこもらず、悠々と台所に行ってお水を飲んだりしていた。何がどうなったのかわからなかったが、我が家の愛犬はすぐに異変に気づいて、Ａ子ちゃんのお尻に突進していった。なぜすぐに取り替えようとしないの？臭いに耐え切れず、主人がＡ子ちゃんを部屋に誘導しようと「さあ、昼寝しよう」と・・・でも無駄だった。そのままの格好で布団に入って寝てた。その後の夕食は、何を食べたかわからないほど辛かった。なぜ？そのままなの？なぜ？これからこんな事が続いたらどうしよう。いつまでも気づかない振りも出来ないだろう。今日の入浴は、バスタブに入るのを遠慮しておこう。この時すでに、悲劇は起きてたのだ！(－◇ー;)!!

  2005年07月24日

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