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テーマ:お買い物日記(45305)
カテゴリ:思うこと
私は戦争を知りません。
でも私の父は戦地に行きました。 母は田舎で疎開はしなかったものの、戦争の時は10代で様々な経験をしたそうです。 父と母から戦争の話を少しは聞いていました。 戦争映画もよく父と一緒に観ました。 でもそれは断片的な記憶の一部で私には正直理解できたとは言えないものでした。 一昨日、私の友人のお父さんで、イラストレーターの成瀬國晴さんの画集が届きました。 成瀬国晴さんは戦争中、学童集団疎開を経験されたそうです。 この画集は2014年、学童疎開から70年経って発行されたものです。 私たちの子供の頃とは全く違う世界。 戦争という中で私たち親世代が子供だった頃、大きな不安の中、恐怖の中、子供なりに精一杯、一生懸命生きていたんだなと思います。 親元を離れて、疎開先での生活はどんなものだったんでしょうか。。 親が恋しくて脱走する子、しもやけになる子やしらみにかまれる子、集団生活の中ではいじめもあったとか。 それでも、この画集の中には子供たちの笑顔があり、楽しい時間があり、都会ではできない経験をし、日々の生活は大人の方々に守られていたんだなあと知ることができます。 くすっと笑える場面もあり、ほっこりさせられる出来事もあります。 それでも決して、未来の子供たちにはこのような経験はしてほしくない経験だと思いました。 田舎の原風景も美しい水彩画で描かれています。 それは戦争を知らない私たちが知らなかった世界。 それをこの画集を通して知ることができたことはとても良かったと思います。 この画集を多くの人が手にし、読んで欲しいと願います。 今年、「時空の旅ーそして戦後」も出版されたそうです。 またその画集も買おうと思っています。 ご本人のサインとメッセージを添えていただきました。 こうして私たちに形としてご自身の経験を残してくださったことにただただ感謝です。 後世に残したい本として大切にしたいと思います。 時空の旅 学童集団疎開70年 [ 成瀬国晴 ] 画集 時空の旅 -そして戦後 [ 成瀬國晴 ] こちらはまだ未見です。 また直筆サイン入りの画集はこちらで販売されています→☆ よかったらのぞいて見てください。 最後まで読んでいただきありがとうございましたm(__)m こちらもよろしくお願いします↓↓↓ インスタグラムはこちらのバナーより。お気軽に遊びに来てくださいね♪ 私の気になるもの、購入品を集めた「夢香里のROOM」です。
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成瀬国晴さんは戦争中、学童集団疎開を経験されたそうです。
どちらに疎開されたのでしょう。 期間は? 当市の郊外、菅谷不動尊の境内に学童疎開の碑が建っています。 東京から新潟のこんな辺鄙なところに疎開したのですね。 食べることに困らなかったでしょうが、雪で寒かったことでしょう。 市内に陸軍歩兵16連隊の駐屯地がありましたが、母の話では空襲もなく、食べ物にも困らない生活だったそうです。 (Sep 8, 2020 07:55:03 AM)
ハピハピハートさんへ、
戦争を知らない私たちで、親世代が経験した経験を伝えていくことを途絶えさせてはいけないと思っています。 本当に祖先が残してくさったことは、未来の子供たちの役に立ってほしいです。 (Sep 8, 2020 08:42:27 PM) |