2007/10/01(月)21:18
カート
? ? 「カート」って ? ?イエメンを語るうえで欠かせない「カート」とはアカネ科の植物で、この葉を噛むと陶酔状態に陥る。13世紀頃にアフリカから薬として持ち込まれました。現在では嗜好品として人気があります。カートの習慣は、エチオピア・ケニアにもあります。隣の国、サウジアラビアでは違法となっています。(麻薬の一種なので)午前中、早朝に摘まれたカートを買って、午後に楽しみます。カートは保存できないので、その日のうちに消費しないといけません。カートの値段は産地や品質によりピンキリです。カートを噛んでいると頭がさえるそうで私の車の運転手さんも噛みながら運転していました。味わい方は、一度に数十枚から数百枚の葉を頬に溜めて噛んででてきたエキスを飲む。葉をエキスが出なくなるまで頬を張り続ける顔は、「こぶ取り爺さん」のよう。イエメンの男性は、毎昼食後に友人や親戚の家に集まりカート・パーティーで数時間を過ごす。仕事場で、カートを噛んでいる人もいます。女性は家でこっそり、カート・パーティーをするそうです。収入のほとんどをカート代に費やす人もいるとか。いました いました カートの集団私も仲間に入れてもらい、カートを噛んでみました。ん~苦い!!まずいです なんで、こんなに苦いものを・・・「もっと噛め、もっと噛め」と、たくさん葉をくれるのですが、噛めません。イエメン人は狭いところが好きなのか、車のトランクの中・ダンボールの中、一輪車の中にいるのをよく見かけました。