北京パラリンピック開幕！

9月6日の午後8時、北京パラリンピックの 開幕式が行われました。 つばめは絶対、「千手観音」のパフォーマンスが あると思っていたのですが、なかったですね。 やっぱり、パラリンピックでは、 今までに披露したことのある演技は 使わないという方針だったのでしょうか。 それでも、歌や踊りなどの演出を 存分に楽しむことができました。 パラリンピック開幕式の選手入場を見ながら、 ふと、大学時代に半年ぐらい週に1回、 脳性まひのご夫婦の介護ボランティアに 通っていたときのことを思い出しました。 ご夫婦ともに脳性まひで車椅子の生活にもかかわらず、 家族に負担をかけることなく、 学生ボランティアなどを利用しながら、 自立した生活を送っていらっしゃいました。 毎晩の食事のメニューも自分で決めて買い物をし、 どのように調理するかも細かい指示がありましたし、 体は不自由でも、生活上のひとつひとつのことを 人任せではなく自分たちで決定し、 とり仕切っているというところに「精神の自立」を感じ、 いろいろと勉強させてもらいました。 今はどうしていらっしゃるのかな。 五体満足がいいに越したことはないけど、 人間の本質的な価値は、その肉体にやどる「精神性」に かかっていると思う。 肉体的に障害があっても、 その肉体にすばらしい精神を宿している人もいるし、 その逆の人もいる。 体が不自由でも、その制限の中で、 精一杯の生を生きている人は、やっぱり輝いている。 人間だれしも、与えられた制限の中で 生きていくしかないのだから、 それなら与えられたものに感謝して、 前向きに生きていきたいものだ。 ･･･などと思いつつ、ソファーに寝そべって ゴロゴロとテレビを見るつばめなのでした（笑）。 ↓300人の聴覚障害者によるパフォーマンス 　音楽が聞こえない中、大人数の演技を 　一糸も乱れず揃えるのは、相当の練習が 　必要だったでしょうね。