2010/12/29(水)02:31
チビ、満2歳2ヶ月
チビ、今日で満2歳2ヶ月になりました。
あいかわらずトランプ遊びがお気に入りのチビちゃん、
1~13、そしてジョーカーと4つのマークを
間違いなく言えるようになりました。
Jが11、Qが12、Kが13であることもちゃーんと
分かっているようで、順番どおりに並べます。
数で並べたり、マークで並べたり、
赤と黒の色で分けたり、簡単な神経衰弱をしたり。
色んな遊び方ができるようになりました。
トランプと並んでお気に入りのごっこ遊びで
一番好きなのは料理を作ること。
石ころにどんぐりや豆、クリップ、トランプなどを
混ぜるのが最近のチビちゃんのブームで、
鍋にスコップで色んなものを入れて混ぜ繰り返しては、
「いちごしいたけができた」
「ぶどう玉子焼き!」
「ブルーベリークリップケーキ作った」
「ピーマンどんぐりのプリン、リスさんと食べる!」
と母のところに来ては、色んなぬいぐるみや
動物の模型と一緒に食べようと誘いに来ます。
布団を指差し、「お花畑!」と言ったり、
「ここに草いっぱいある」「どんぐりいっぱい落ちてる」
「ここは海!砂浜!」と想像力もますます広がりを見せ、
母のつばめもついていくのが大変です。
最近、我慢ができるようになってきたようで、
苦い薬を飲んだ後においしいものをあげると言えば、
がまんして薬を飲んだりできるように。
着替えや歯磨きなども、この「ごほうびのために我慢ができる」
というのを生かして、着替えたらこの本を読んであげる
という風にすると、スムーズにできるようになりました。
歯磨きもここ数日、泣かずにできるようになり、
母の言うとおりにごろんして口を開けて、磨かせてくれます。
我慢のほかに比較もできるようになり、
「薬を飲まなかったら、病院で注射しないといけないよ」
などと言うと、薬と注射を比べたら、薬のほうがまし
という判断が働いて、薬を飲んだりするように。
夜寝る前、薬を飲む(苦い薬→甘い薬)→
トイレに行っておしっこ→お着替え→
ADカルシウムドロップ(チビ大好き)を食べる→
ぬいぐるみのチワワと一緒に歯磨き→布団に入って本を読む
という風に、ごほうびを取りまぜて毎日同じ順序で進めると、
結構スムーズに寝る準備ができます。
さて、おしゃべりのほうもますます活発になってきたチビちゃん。
「○○(つばめの中国語名)はかあちゃんのこと。」
「これ(おもちゃ)は食べ物やない。遊ぶもの。食べられへん」
「本は読むもの、みかんは食べもの」
「『森』っていう名前の本」
のように、物事を定義づけたり、
「(お粥を指差し)湯気出てるから、かあちゃんが食べるもの」
「これは熱いから、かあちゃんが触るもの」
「(クレヨンを持ち)黄色やからバナナ書く。熱帯魚書く。」
「(クレヨンの箱の空きを指して)何がなくなったのかな、
紫のクレヨンなくなってた」
と結構論理の通った発話も増えてきました。
最近知恵もついてきて、
「あーっ、誰がシーツに落書きしたの?」
と聞くと、
「ホワンホワン(犬の名前)」
と犬に責任転嫁したりするように。
シーツにペンで書いたらダメということは分かっていて、
子供なりに怒られまいと色々考えるようです。
最近、自分は子供だという自覚がはっきりしてきたチビちゃん、
「うーちゃん(自分の名前)がする!」
「うーちゃんは大きくなったから、大きい椅子に座る
(大きいスプーンで食べる)」
「うーちゃんは大きくなったから、この重い物持てる」
と自己主張をするように。自分がしたいのに親が
先にすると、怒って金切り声を上げながら
地面に寝そべって足をばたつかせたりします。
機嫌がいいときは、
「かあちゃん♪」と甘え声で母を呼び、
「かあちゃんってゆうたら、『はーい』ってゆうてくれた」
とうれしそうに言ったりするのがおもしろいです。
「(さつまいもを)パカッと割った」
「(カニの足を)パキッて折って・・・」
「(牛の角が)ポキッって折れた」
と擬音語もかなり正確に使い分けるほか、
「こんなん書いた」
「開けたらこんなんやった」
「きつねのしっぽつけてあげる」
「(今、チーズを)ちぎって食べてる」
「これ、延べ棒。生地を伸ばしてる」
「音楽かけて走ってる」
「(風呂場に)泡がいっぱいになってきた」
「お目目に石鹸が入った」
「(はちみつレモン水)ちょっと酸っぱいけどおいしい」
と、自分のしていることやしたこと、目の前の状況などを
言葉で表現したり、好き嫌いなど自分の感情を
リアルに表現できるようになってきたチビちゃん、
ある日の夕食時、突然、ナスの皿を指差し、
「ボク、ナスが食べたいなぁ」
と言ったのにはびっくりするやら、おもしろいやら。
本で覚えて、自分のことをボクと言ってみたようです。
ボクの使い方は正しいのですが、
中国語の「ni(あなた)」と「wo(わたし)」は、
「パパがあなたのために修理して!」
(意味は「パパ、(ボクのために)修理して!」)
「おばあちゃんがあなたにこれをやって!」
(意味は「おばあちゃん、(ボクのために)これやって!」)
と使い方が逆になっています。
大人の言うとおりに真似しているのですが、
発話する人によって、あなたとわたしの指すものが
反対になることはまだ理解していない模様。
他にも、
「成功のプリン作る(成功したプリン?)」
「何書くかな(書こうかな)」
「どっか行ったなぁ、どこ行ったなぁ(行ったかなぁ)」
「トーマスくんにこの電池入れて(入れたら)、動くかな」
と日本語を勉強する外国人とそっくりな間違いも多数。
でも間違った発話の後に、母親が正しいのを言い直すと、
すぐにそれを真似します。修正が早いですね。
大人の外国人だと、なぜそれが間違いなのか、と
理屈を考えるのかもしれませんが、
子供は言われたとおりに真似するだけなので、
覚えが早いです。
2歳2ヶ月にして、身長82cm、体重10kg前後と
小柄なチビちゃんですが、話す内容や運動能力は
やっぱりそれなりに発達してきています。
おむつは夜だけになり、起きている時と
昼寝時はしていません。
起きているときは「うんち」「おしっこ」と
言えるのですが、うんちの時は必ず母を探すのがやっかいです。
おばあちゃんやお父さんではダメなのです。
ふたり目ちゃんが生まれる前には
自立したお兄ちゃんになってくれるよう、
プライドをくすぐりながらどんどんほめて、
ネンネや食事、トイレなど、
自分でできることを増やしていってほしいと
思っています(今はまだまだだけど・・・)。
↓おふざけ顔